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Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ クリストフ シュヴォー ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Christophe Chevaux タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノノワール 商品説明 元DRCの頑固職人の父から受け継いだ技 すべてフラジェ・エシェゾー村でLes Rouchamps等3つの区画で合計0.51haを所有します。樹齢は40〜50年のヴィエーニュ・ヴィーニュ。3〜4回使用樽で15〜16ヶ月間の熟成を経て瓶詰めされます。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 クリストフ・シュヴォー Christophe Chevaux DRCと深く関わる一家が生み出す優しくしなやかなワイン 30年間DRCで働いてきた職人のドメーヌ 正直言うと毎回会うのが怖い、超ド級の頑固職人ベルナール・シュヴォーは、1962年から1992年までの30年間、DRC社の正社員として栽培・醸造の両面で同社の礎を築いてきました。 定年後も1998年まで契約社員として引き続き勤務し、その期間中に彼から学んだアンリ・オーディフレッド(1993年入社)曰く、「仕事は盗んで覚えろ、というような根っからのアルティザンで、ほとんど何も教えてくれませんでした。 ですので、実際にあの親父さんから盗んで覚えました(笑)。特に畑仕事に関しては神様のような人でした」。 ベルナール・シュヴォーはDRC社勤務の傍ら、1966年にヴォーヌ・ロマネ村に小さなドメーヌを拓き、休日や夜間に細々とワイン造りを続けてきました。 ちなみに彼の奥さんも元DRC社員で、職場結婚でした。また、夫妻には4人の息子と2人の娘がいますが、長男、次男、三男は、現役のDRC社員です(!)。 1992年、24歳になった四男のクリストフを、設立3年目を迎えていた「プリューレ・ロック」のアンリ・フレデリック・ロックの元へ修行に出し、10年後の2001年に、このクリストフが実家のドメーヌを継承することになりました。 「10年間、正社員としてプリューレ・ロックに勤務しました。父から教わったDRCにおける栽培と醸造、そして、実際に僕がロックで携わってきた栽培と醸造は、多くの点で実によく似ています。そのほぼすべてを、僕のドメーヌでも採用しています。というかそのやり方しか知らないので・・・。ただ、家族で細々とやっているドメーヌで栽培担当者を何人も雇うことはできないので、完全なビオロジーは難しく、身の丈に合ったリュット・レゾネに取り組んでいます。あと、SO2をまったく入れないのは醸造中に酸化するリスクが極めて大きいので、僕は必要最小限、使うようにしています」(クリストフ・シュヴォー)。 オーディフレッドの畑もそうですが、プルミエ・クリュもグラン・クリュも持っていないシュヴォーの村名畑が、DRCの畑ばりに深々と、ごっそりと耕されているのを見ると、本当に呆気にとられます。 「とにかく畑を耕して耕して、土に空気を取り込むことです。それが基本中の基本で、かつ、最も大事なことです。除草剤も殺虫剤も必要ありません」 どんな味わいのワインを造りたいのですか?との質問には、「doux et souple」(優しくしなやかなワイン)との即答。 試飲すると、口当たりは確かにdoux et soupleですが、旨味が後から後から途切れることなく湧き上がってきます。 ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュという、コート・ド・ニュイ主要村の村名フルラインナップもご一興です。 (インポーター資料より)
Information 品名 ヴォーヌ ロマネ ヴィエーユヴィーニュ ロベール シリュグ ワイン名(原語) Vosne Romanee V.V Robert Sirugue タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 樹齢60年以上の古木だけを選別して造られる、村名ヴォーヌ・ロマネの上級アイテムがこちらです。 ヴィンテージの個性や仕上がりを総合的に判断してリリースされない年もあり、その際は通常の村名ヴォーヌ・ロマネへブレンドされます。 通常のものよりも、ひと回りスケール感、複雑味の面で上回ります。上品でしっとりと落ち着いたエレガントで豊かさのあるワインです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ロベール・シリュグ Robert SIRUGUE 女性醸造家の作り出す丁寧な造りのヴォーヌ・ロマネ近年国内でも愛好家を中心に人気沸騰中 女性らしさの表現された繊細な造り マリー・フランス氏と弟のジャン・ルイ・シリュグ氏が切り盛りするドメーヌは1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。 40人もの人員を動員し、手作業で収穫作業を行っています。(100%除梗) リュットリゾネといわれる化学薬品を使用しない害虫対策など、高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年〜40年) 働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。 ここ数年で飛躍的に品質を向上させ変貌を遂げたドメーヌ また2年ほど前にD.R.C(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社)が現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより品質が飛躍的に向上しました。 具体的にはヴィンテージの出来不出来にあまり左右されず、雑味や青味のない甘く熟した果実のみを選別できるようになり、安定感が増したのです。 その味わいは特に近年、ワイン専門誌などで高い評価を受けるようになり、今後、目の離せない造り手のひとつです。 漫画「神の雫」で12使徒に選ばれたブルゴーニュを代表する秀逸なワイン 漫画「神の雫」では他の超著名生産者のワインに並び、ストーリーの重要なキーになるワイン「12使徒」としてこのシリュグのワインが掲載されました。 それを機に一気に知名度があがり、トップキュヴェの「グラン・エシェゾー」は今では非常に入手困難になっています。 それ以外のワインにもシリュグの繊細でエレガンス感あふれるスタイルは十分に表現されており、人気を博しています。
Information 品名 クロ ヴージョ グランクリュ ティボー リジェ ベレール ワイン名(原語) Clos Vougeot Grand Cru Thibault Liger-Belair タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 クロ・ヴージョAOCの南側、エシェゾーとクロ・ヴージョの境となる石垣沿いに位置する区画から。粘土質石灰岩を含む砂利、粘土を多く含む細かい砂利、泥と粘土の軽い土壌という3つの異なる土壌にブドウが植わっている為、それらの個性が合わさり、リッチで凝縮したワインが生まれます。北側のクロ・ヴージョの力強いスタイルとは異なる、円みとフィネスをたたえたエレガントなスタイル。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ティボー・リジェ・ベレール Thibault LIGEER-BELAIR ブルゴーニュの超名門から生まれた新星滑らかで果実に溢れたワイン ニュイ・サン・ジョルジュに突如として現れた新星 ティボー・リジェ・ベレールはニュイ・サン・ジョルジュに突如として現れた新星のドメーヌです。 ドメーヌはニュイ・サン・ジョルジュ村の入口の国道沿いに堂々と佇んでいます。 大学で醸造学を学んだ後、インターネットでのワイン販売会社でディレクターとして働き、2002年からはこの地の宝石とも言える、素晴らしい畑を両親から財産として相続すると同時に、ドメーヌを立ち上げました。 珠玉の畑を再興させた若き情熱 リジェ・ベレール家はナポレオンに仕えた名門貴族。 18世紀からラ・ロマネや、リシュブール、クロ・ド・ヴージョなど誰もが羨むような畑をを数多く所有してきました。 しかし1982年に醸造を担ってきたグザヴィエ・リジェ・ベレールが亡くなってからはワイン造りの後継者が出なかったため、一族はパリで暮らしながら畑を他の生産者に貸し出し、造られたワインに「リジェ・ベレール」のエチケットを貼り販売していました。 そんな状況を嘆き、自らの手でワインを造りだしたいとボーヌの醸造学校の門を叩いたのがティボー・リジェ・ベレール氏でした。 ロマネコンティに並ぶ評価を受け、一気にスターダムへ ドメーヌの初リリースは2002年。 そして、その僅か3年後の2005年ヴィンテージ、ティボー・リジェ・ベレールのリシュブールに、マスター・オブ・ワインのワイン評論家ジャンシス・ロビンソン氏が、ロマネ・コンティと全く同じ評価をつけたことで一気にトップ・ドメーヌの仲間入りを果たしました。 眠っていた貴重なテロワールを一族のもとに鮮やかに蘇らせ、現在も世界中から高い評価を得ています。 出色はニュイのトップ・プルミエ「レ・サン・ジョルジュ」 相続の際、ティボーの従兄弟がロマネ・コンティの上部、“ラ・ロマネ”を受け継ぎ、 彼はニュイ・サン・ジョルジュの一級畑“レ・サン・ジョルジュ”に広大な畑を所有することになりました。 その畑はニュイ・サン・ジョルジュの中でも著名であり、ティボーは2haを所有、なんと樹齢は60年を越えています。 「仮にニュイ・サン・ジョルジュにグラン・クリュができるとしたら“レ・サンジョルジュ”だよ!」とティボー氏は胸を張ります。 栽培は当初からビオロジックを実践し、近年ではビオディナミを取り入れ始めました。 天文学による醸造のタイミング、馬での耕作、低収量、限られたSO2の使用など徹底しています。 「僕のワイン造りは、余分な手を加えることなく、良質な果実を育て、葡萄が優れたワインになる手助けをしているだけだ。」と語ります。 果実味を生かすためにも、新樽率を控えめ。 長期熟成にも耐えるまさにグランクリュ品質のワインが生まれます。
Information 品名 ボンヌ・マール グランクリュ コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ワイン名(原語) Bonne Mares Grand cru COMTE GEORGES DE VOGUE タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 醸造責任者フランソワ・ミエ氏によると、ミュジニーが父、レ・ザムルーズが母、その他の1級は子供、ボンヌ・マールは伯父。ブラックベリーなど黒い果実の香りが強く、豊かで肉付きのよいワイン。ヴォギュエのボンヌ・マールは大部分がテール・ルージュ(赤土)の土壌。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ Comte Georges de VOGUE ミュジニーの7割を所有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主 シャンボール・ミュジニーにおける最も偉大なるドメーヌのひとつ ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーを最大所有し、幻の「ミュジニー・ブラン」も ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニー、その長い忍耐の末に訪れる至福とは ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
Information 品名 コルトン グランクリュ ペリエール メオ カミュゼ ワイン名(原語) Corton Les Perrieres Grand Cru MEO-CAMUZET タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ペリエールはコルトンの丘の南東向きの傾斜の畑で豊富な日照量を得られるグランクリュ。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 メオ・カミュゼ MEO-CAMUZET アンリ・ジャイエの薫陶を今に受け継ぐヴォーヌ・ロマネの名門 アンリ・ジャイエが小作人としてワインを手掛けたドメーヌ メオ・カミュゼの歴史は、栽培農家であると同時に、コート・ドール県選出の代議士であったエティエンヌ・カミュゼに始まる。 因みにクロ・ド・ヴージョ城はコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タスヴァンに譲られるまで、カミュゼ家の所有であった。 メオ・カミュゼのクロ・ド・ヴージョの畑が、城の周囲と真下という、もっとも素晴らしい位置を占めているのはそうした理由からだ。 エティエンヌ・カミュゼの娘、マリア・ノワロには跡継ぎがなく、1959年、近親のジャン・メオにドメーヌを託して亡くなった。 ジャン・メオは当時、ド・ゴール政権の閣僚という要職にあり、直接、ドメーヌの管理をするわけにはいかない。 畑は折半耕作の形で小作人に任せ、出来上がったワインは樽のままネゴシアンに売られていた。 この時の小作人でドメーヌのワインを手がけていたのが、2006年に没したブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエだ。 アンリ・ジャイエから指導を受けたジャン・ニコラ・メオ 1980年代半ば、折半耕作の契約が切れると同時に、小作人たちも引退の時を迎えてメオ家の元にブドウ畑を返還。 1985年から本格的にドメーヌ元詰めが始まった。 やがてパリにいたままでのドメーヌ経営が難しくなり、ブルゴーニュに赴くことになったのがジャンの息子、ジャン・ニコラ・メオである。 1964年生まれ。商業学校でマーケティングを学び、銀行で研修を受けた、生粋のパリジャン。 1989年、24歳にしてドメーヌを託された。表向き引退を宣言したアンリ・ジャイエも、ドメーヌのコンサルタントとして若きジャン・ニコラの指導にあたったという。 リシュブール、クロ・ド・ヴージョ、エシェゾー、3つのコルトン(従来からあるクロ・ロニェに、2010年ヴィンテージからペリエールとヴィーニュ・オー・サンが加わった)といった特級畑。 戦争直後にアンリ・ジャイエが開墾したヴォーヌ・ロマネ1級クロ・パラントゥー。 宝石のようなクリマの数々を、このドメーヌは有している。ブドウ畑は大部分がビオロジック農法により栽培。 醸造法はジャイエ譲りで、完全除梗のうえ15度の低温マセレーション。 樽熟成における新樽率は、村名で50%、1級畑が60〜65%、特級が100%である。 メオ・カミュゼのワインをより幅広く提供できるようしたネゴス部門 またジャン・ニコラは「メオ・カミュゼ・フレール・エ・スール」の名前でネゴシアンビジネスも行っている。 マルサネ、フィサン、ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ニュイ・サン・ジョルジュなど、ドメーヌもののヴォーヌ・ロマネを補う形でコート・ド・ニュイのアペラシオンを余すことなく網羅。 これらの中には短期賃貸契約によりメオ・カミュゼのスタッフが畑の管理から収穫まで、ドメーヌの畑と同様に仕事をしているクリマも少なくない。 また、ブドウやマストを買い付ける場合でも、夏季剪定や収穫時の選果を行い、品質の安定を図っている。 ドメーヌもののワインがその希少価値から入手困難であり、価格の壁も高いことから、比較的手頃な値段でメオ・カミュゼの哲学が楽しめるネゴスものの存在は、愛好家はもちろん、レストランにとってもありがたい存在といえるだろう。
Information 品名 ジュヴレ シャンベルタン アレックス ガンバル ワイン名(原語) Gevrey Chambertin Alex GAMBAL タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アレックス・ガンバルはボーヌの醸造学校で学んだ後、1997年に自身のメゾンを設立。高い評価を得ていましたが、2019年9月にボワセ家にドメーヌを売却。この時点でアレックス・ガンバルは62歳。当面はコンサルタントとしてドメーヌにとどまる予定で、醸造は女性醸造家ロール・ギオトーが担当しています。それ以前のワインストックは新生アレックス・ガンバルが承継しています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。アレックス・ガンバル Alex GAMBAL アレックス・ガンバルはボーヌの醸造学校で学んだ後、1997年に自身のメゾンを設立しました。元々はボストン出身で不動産業を営んでいました。 1993年にブルゴーニュに来て以来、サン・トーバンやサヴィニ・レ・ボーヌの畑を入手して、ドメーヌを開始。バタール・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ・ラ・マルトロワ、ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエクリュのクロ・デ・ザルジリエールなどを手がけていました。畑の3分の2は有機栽培の認証を受けており、ビオロジック、ビオディナミでの栽培を推進。 アレックス・ガンバルはボーヌの醸造学校で学んだ後、1997年に自身のメゾンを設立。高い評価を得ていましたが、2019年9月にボワセ家にドメーヌを売却。この時点でアレックス・ガンバルは62歳。当面はコンサルタントとしてドメーヌにとどまる予定で、醸造は女性醸造家ロール・ギオトーが担当しています。それ以前のワインストックは新生アレックス・ガンバルが承継しています。
Information 品名 ニュイ・サン・ジョルジュ オーディフレッド ワイン名(原語) Nuits Saint Georges Audiffred タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 僅かしか生産されない限定アイテム 「オー・テュイヨー」(0.06ha)と「オー・ザロ」(0.05ha)より。平均樹齢約50年のVV。約16ヶ月間の樽熟成。わずかに2樽、およそ600本しか生産されない希少アイテムです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 オーディフレッド AUDIFFRED 元DRCの栽培担当者が「ピノ・ノワールの美」を追求した作品 かつてロマネ・コンティの栽培を担当した男の造る赤 アンリ・オーディフレッドは、もともとDRC社の12人の正社員のひとりで、ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当しながら(別の人がリシュブールとロマネ・サンヴィヴァンを、さらに別の人がグラン・エシェゾーなどそれ以外を担当。これが正しい情報です)、時折醸造にも携わっていたエースでした。 2003年、ヴォーヌ・ロマネ村の入口付近にある実家のドメーヌを継承し、以降数年間、2足の草鞋で休日も休まず働いていました。 DRCのノウハウを活かし、完璧な手入がされた畑 そして2007年2月、14年間勤めたDRC社を退社し、いよいよ自身のワイン造りに没頭することになりました。 特に栽培においては、DRCの栽培ノウハウを存分に活用しており(なにしろ本人ですので)、ロマネ・コンティばりの凄まじい手入れがなされた彼の畑を見ると、思わず笑ってしまうほどです。 「畑仕事では、どんな小さな点でも妥協しません。それが、それぞれのテロワールの特性をくっきりとワインに表すことにつながると信じています」。 醸造は「できるだけ手をかけずナチュラルに」。 オーディフレッドのワインは総じて淡い色合いで、ピュアで繊細な果実味が口の中に優しく広がります。 それでいて、大地の滋養を感じるたっぷりとしたエキスのうまみは圧巻です。
Information 品名 ジュヴレ シャンベルタン レ スーヴレ オリヴィエ ジュアン ワイン名(原語) Gevrey-Chambertin Les Seuvres Olivier Jouan タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 マゾワイエール・シャンベルタンに隣接する村名畑 「レ・スヴレ」は国道を挟んで「マゾワイエール・シャンベルタン」の反対側にある区画です。0.20ha。樹齢60年以上のVV。新樽比率30%で18ヶ月間樽熟成。 -リアルワインガイド 92+/93+点 (今/ポテンシャル) 「いやー、19年に続き大作といえる村名ワイン群だ。オリヴィエ・ジュアンがとうとうここまでの域に来た。バランスが見事にとれているので濃厚さや大きさを感じない。ともかく濃いめで強めだけどエレガントで、えきたいは 充実しまくって滑らか。」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ワイン(750ml)なら12本まで同梱可能です。 ビール(350ml前後)は48本まで同梱可能です。 ワインの品質保持の為、気温の高い時期はクール便(別途300円)をおすすめします。 送料無料商品の場合も、クール便は別途300円の手数料を加算させて頂きます。 Olivier JOUAN オリヴィエ・ジュアン ビオロジー栽培によるピノ・ファン種主体の集中力のあるブルゴーニュ モレに長く続く家系、ビオロジックに真摯に取り組む熱心な作り手 ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。 清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。 ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。「趣味は仕事です」真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。 マサル・セレクションで守られる貴重なピノ・ファン 一族4代に渡り実践しているマサル・セレクションにより見いだされたピノ・ファン主体からエネルギー感溢れるワインを産みだすオリヴィエ・ジュアン。この天然のクローンはブルゴーニュ全体で約15%の樹しか存在しなという非常に貴重なもの。 ブルゴーニュの伝説であるアンリ・ジャイエ、そのジャイエに師事し今日のブルゴーニュの最高評価を受けるフーリエもマサル・セレクションを実践しています。そしてかつDRCのオーナー「ヴィレーヌ氏」も、『私の使命はピノ・ファンを守ること』とし、あのロマネ・コンティもピノ・ファンから生まれているのです。 ピノ・ファンは優れた果実を生み出すと同時に収穫量が少ないブドウです。そのため、1本の樹に6〜8房しかつくことはありません。そのため、ヘクタールあたりの収量はACブルゴーニュ&ヴィラージュクラスでも25hl〜35hl。プルミエ・クリュとグラン・クリュにもなると20hl〜25hlという低さ。経済性は決して良いとは言えませんが、品質にこだわり、家族の大切な財産ともいえるマサル・セレクションを守る造り手の誇りと矜持をここに感じることが出来ます。
Information 品名 メルキュレ フランボワジエール フェヴレ ワイン名(原語) Mercurey La Framboisiere (Monopole) FAIVELEY タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx6 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ワンランク上のデイリーワインとして最上の選択 フェヴレが所有する11.11haのモノポールで、最も古い樹は49年に植えたもの。鮮やかなルビー色。畑名そのままにフランボワーズ=ラズベリーの瑞々しいアロマが特徴的です。ほかにも赤スグリやチェリー、カシスやミュールなどさまざまな果実香が広がります。通常のメルキュレに比較して、ストラクチャーはしっかりとし、十分な飲み応えも備えています。デイリーワインの選択肢として最上の1本です。 備考 ・気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ・在庫状況によりヴィンテージが最新のものに切り替わる場合はございます。予めご了承頂けますようお願い申し上げます。 フェヴレ FAIVELEY 若き当主を迎え、さらなる進化の道を歩むブルゴーニュのドメーヌ的グランメゾン 7代に渡って続く名門中の名門 ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレ社は、1825年の創立から7代にわたって続くグラン・メゾンである。 4代目のジョルジュ・フェヴレは、かの有名なコンフレリー・デ・シュヴァリエ・デュ・タストヴァン(利き酒騎士団)の創設者のひとりとして知られ、オスピス・ド・ニュイ・サン・ジョルジュのキュヴェにも、レ・サン・ジョルジュ・キュヴェ・ジョルジュ・フェヴレとしてその名を残す。 他と一線を画する「ドメーヌ」ワイン重視の姿勢 フェヴレが数ある他のネゴシアンと一線を画するのは、その広大な自社畑から造られるドメーヌもののワインが、全生産量の8割を占めるという事実だろう。 コート・ド・ニュイ、コート・ド・ボーヌ、そしてコート・シャロネーズまで、合わせて120haもの自社畑を所有し、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズやエシェゾーなどグラン・クリュに10ha、ニュイ・サン・ジョルジュのレ・サン・ジョルジュやジュヴレ・シャンベルタンのクロ・デ・ジサールなどプルミエ・クリュに25haの畑をもつ。 ひとつのクリマの面積は平均して1haと決して大きくはないが、それだからこそクリマごとに手の込んだシュール・ムジュール、すなわちオーダーメイドのワイン造りを行うことができるのである。 若き当主エルワンによって劇的に進化したスタイル 今日、メゾンを率いるのは、2005年に25歳の若さで事業を引き継いだエルワン・フェヴレ。 奇しくも彼の父、フランソワ・フェヴレがメゾンを継承したのも25歳の時であったという。 エルワンは当主の座に就くや否や、改革を断行し、若いうちはなかなか飲みづらく、長年寝かせて初めて花開く典型的な長期熟成型のワインを、比較的早いうちに飲み頃を迎え、かつ長期の熟成もでき得るワインへとスタイルを変えた。
Information 品名 ボジョレ ヴィラージュ ルージュ ワイルド ソウル ジュリアン スニエ ワイン名(原語) Beaujolais-Villages Wild Soul Julien Sunier タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ガメイ 商品説明 キュヴェ"Wild Soul"は素晴らしいフレッシュさと、花崗岩土壌に植えられたアロマティックなガメイ種由来のピュアさを備えた、あらゆるシーンで楽しめるライトな赤ワイン。 果実のピュアさを追求し、抽出をし過ぎないようにしながら低温のマセラシオン・カルボニック、土着酵母でアルコール発酵。醸造、熟成中のSO2添加は行わない。発酵後、機械を用いず液抜きをし、搾りかすを取り出す。縦型プレス機で昔ながらの圧搾を行う。シュール・リーで熟成を促し、果実味を最大限に引き出すため3000Lの卵型のタンクと水平タンクに入れる。これにより早過ぎる酸化も防ぐ。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ジュリアン スニエ Julien SUNIER キャリアのスタートはあのジョルジュ・ルーミエすでに海外メディアがスタートから高評価を与えている新星 原点となったクリストフ・ルーミエとの出会い 創設者で当主のジュリアン・スニエはディジョンの出身。 ワインとは無縁の家庭に育ったにもかかわらず、ワインの造り手となった。 そのきっかけは、母親が営む床屋の25年来の常連客だったシャンボール・ミュジニーの大スター、クリストフ・ルーミエだった。 高校を卒業したジュリアンが進路に迷っていることを知ったクリストフは、自らのドメーヌで働くことを勧め、仕事は主に畑仕事であったが、クリストフは来客があるとジュリアンを呼び、いつも同席させて試飲をした。 こうしているうちにドメーヌに試飲に来ていたジャスパー・モリスを紹介され、彼のもとで働く事になる。 しかしルーミエのもとでワイン造りの虜になっていた彼は、その後、ニュージーランド、ポルトガル、カリフォルニアで醸造の仕事をしながら世界を回った。 ブルゴーニュではその他、シュヴロ、ジャン・ジャック・コンフュロン、ジャン・クロード・ラトー、ニコラ・ポテル(ここでは3年)働き、ネゴシアンのボワッソングループで3年間仕事をした後にドメーヌを立ち上げた。 設立当初からビオロジックを実践、ピュアでナチュラルなスタイル ある生産者の手伝いで滞在したボージョレで、そのテロワールの素晴らしさに魅了され、元々は酪農農家であった標高750メートルの地所を2005年に購入。 キャンピングカーで乗り付けて生活をしながらワインの生産を始め、2008年に念願のドメーヌをスタート。 現在のポートフォリオは、モルゴン、フルーリー、レニエ、ボージョレ・ヴィラージュ。 9haの自社畑を所有し、全てビオロジック農法で栽培している。 ドメーヌ設立当時からビオ農法を実践しており、「Alpes controles」の認証を取得。 収穫は手摘みでおこなわれ、畑で選別。 ブドウは全房のままセメントタンクに入れられ、重力によってブドウが押しつぶされタンク内に炭酸ガスを充満させることで、嫌気性アルコール発酵を開始させる。 その後、低温で1〜3週間浸漬させた後、ポンプを使わずに果汁は垂直圧搾機で24時間かけてゆっくりと圧搾。 オーク小樽、木製大樽、セメントタンク、卵型タンクにて、澱と共に8〜11カ月間熟成させ、瓶詰めは春の終わりにドメーヌで行う。 ジュリアンは、真摯なブドウ栽培によりその土地の個性を尊重し、花崗岩土壌に植えられたこの素晴らしいガメイ品種のエレガントでピュアな果実味をしっかりと表現している。 Wine AdovocateやVINOUSはスタートから高評価 海外メディアはすでにこのドメーヌに注目し、スタートから高い評価を与えている。 "he has rapidly emerged as one of the region's rising stars. " -Wine Adovocate "Julien Sunier seems to have more energy than the rest of the region’s winemakers combined, as well as a mischievous sense of humor. " -VINOUS
Information 品名 シャンベルタン グランクリュ オリヴィエ バーンスタイン ワイン名(原語) Chambertin Grand Cru Olivier Bernstein タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 樹齢60年。2012年から新しく加わったアペラシオン。バーンスタインにおいては、最後に加わった(2020年時点)畑であり、同時に全ての頂点に立つワインでもあります。バーンスタインの特徴でもあるリッチさがよく表れたワイン。華やかで口の中を包み込むようなテクスチャー。逞しい力強さと構成力、迫力には無限の魅力があるかのよう。クロ・ド・ベーズよりもスケールが大きく、この果実味が今後どのように熟成していくのか非常に楽しみなワインです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 オリヴィエ・バーンスタイン Olivier BERNSTEIN ジャンシス・ロビンソンを始めとする海外ジャーナリストの注目を集める新世代ミクロネゴス プルミエクリュ、グランクリュ、最高峰の畑にフォーカスした最高級ワイン オリヴィエ・バーンスタインは、ブルゴーニュの新星ネゴシアンとして、近年、ジャンシス・ロビンソンやアレン・メドウズなど数多くのジャーナリストから高く評価されています。 ブルゴーニュの最高の区画と樹齢の高いブドウの樹、特にプルミエ・クリュ(一級畑)とグラン・クリュ(特級畑)だけにフォーカスし、ファースト・ヴィンテージとなった2007年、10種類=800ケースのワインを造りました。 高樹齢の樹から採れるブドウは収穫量が限られているため、生産量はごく僅かです。 元々、バーンスタインは音楽系出版社の家系に生まれましたが、頻繁にワイン生産地を訪れ、畑や収穫などに触れるうちに、その魅力に取りつかれ、有望なビジネスキャリアを捨て、ボーヌで醸造の勉強を始めました。 2002年に短期間 アンリ・ジャイエと一緒に仕事をした後、ルーション地方で、自分のドメーヌであるマ・ドゥ・ラ・ドゥヴェーズを興しました。 ここで造られたワインは、パリの有名レストランなどで評判となり、その成功を基に、2007年、ネゴシアン・ビジネスを開始するため、ブルゴーニュに帰還しました。 ブドウという果実そのものを厳選し、その生育状況には細心の注意を払い、醸造はジュヴレ・シャンベルタンにある自身のワイナリーで行います。 すべて特注のオークの新樽で熟成することにこだわり、濾過や清澄をせず、ワインは一本一本、丁寧に手で瓶に詰められています。
Information 品名 シャンボール ミュジニー レ ビュシェール オリヴィエ ジュアン ワイン名(原語) Chambolle Musigny les Bussieres Olivier Jouan タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ジョルジュ・ルーミエの「クロ・ド・ラ・ビュシェール」に隣接する畑 この畑はモレ・サン・ドニ村の同名プルミエクリュから連なるシャンボール・ミュジニー村名クラスの畑です。しかも、あの超有名生産者「ジョルジュ・ルーミエ」のクロ・ド・ラ・ビュシェールに隣接する区画です。 シャンボールにはあるものの、モレ側の個性が出ており、たっぷりとした果実味と力強いコクを持ったワインが生まれます。 -リアルワインガイド 92+/93+点(今/ポテンシャル) 「黒果実と大地の風味が口中に柔らかく拡がる。ぶっちゃけたまらん美味しさです。これも素晴らしい村名ワイン。」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Olivier JOUAN オリヴィエ・ジュアン ビオロジー栽培によるピノ・ファン種主体の集中力のあるブルゴーニュ モレに長く続く家系、ビオロジックに真摯に取り組む熱心な作り手 ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。 清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。 ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。「趣味は仕事です」真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。 マサル・セレクションで守られる貴重なピノ・ファン 一族4代に渡り実践しているマサル・セレクションにより見いだされたピノ・ファン主体からエネルギー感溢れるワインを産みだすオリヴィエ・ジュアン。この天然のクローンはブルゴーニュ全体で約15%の樹しか存在しなという非常に貴重なもの。 ブルゴーニュの伝説であるアンリ・ジャイエ、そのジャイエに師事し今日のブルゴーニュの最高評価を受けるフーリエもマサル・セレクションを実践しています。そしてかつDRCのオーナー「ヴィレーヌ氏」も、『私の使命はピノ・ファンを守ること』とし、あのロマネ・コンティもピノ・ファンから生まれているのです。 ピノ・ファンは優れた果実を生み出すと同時に収穫量が少ないブドウです。そのため、1本の樹に6〜8房しかつくことはありません。そのため、ヘクタールあたりの収量はACブルゴーニュ&ヴィラージュクラスでも25hl〜35hl。プルミエ・クリュとグラン・クリュにもなると20hl〜25hlという低さ。経済性は決して良いとは言えませんが、品質にこだわり、家族の大切な財産ともいえるマサル・セレクションを守る造り手の誇りと矜持をここに感じることが出来ます。
Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ ブド フレデリック コサール ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Bedeau Frederic Cossard タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 フレデリック・コサールはシャソルネイの当主が自身の名前を冠してリリースする買ブドウによるワインです。 ピュリニー・モンラッシェとシャサーニュ・モンラッシェの間にある教会近くの畑とニュイ・サン・ジョルジュ村のブドウを使用。「ブド」はこのピュリニーとシャサーニュの間の教会に因んでつけられた名前で「司祭の案内人」という意味だそうです。樽は使用せず、卵型のセメントタンクで熟成。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 シャソルネイ Chassorney ブルゴーニュ自然派の牽引役が生み出す生命力に溢れたワイン ドメーヌ・シャソルネイはボーヌ市から西、ポマール、オークセイ・デュレスのさらに奥、サン・ロマンの村にあります。 ドメーヌは村の中心部からさらに2kmほど離れたところにあり、携帯電話も繋がらないような場所。(わざわざそのような場所を選んだそうです。) 畑は本拠地のサンロマンの他、オークセイ・デュレス、ポマール、ヴォルネイなどに所有。 さらにムルソー、ヴォーヌ・ロマネ、ピュリニー等ブルゴーニュの厳選された畑から優良なブドウを買い、ネゴシアン「フレデリック・コサール」としてワインを醸造しています。 オーナーであるフレデリック・コサールが自らドメーヌ・ド・シャソルネイを立ち上げたのは1996年。 もともとはワインと無縁の家系で育ったフレデリックでしたが、23歳から醸造学校で学び、その後クルティエ(仲買人)の仕事を経験したのちに自らのドメーヌを興します。 ブドウのエネルギーを最大限に引き出すため、人為的な介入を極力排したナチュラルなアプローチで生み出されるワインは生き生きとした生命力に溢れたもの。 現在、クヴェヴリ(アンフォラ、素焼きの壺)や卵型タンクでの醸造などの先端的な取り組みにも挑戦し、更なる進化を遂げています。
Information 品名 シャンボール ミュジニー レ モンビエ ロベール シリュグ ワイン名(原語) Chambolle Musigny Les Monbies Robert Sirugue タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 シリュグらしいピュアなエキス分の旨みを心ゆくまで味わえるワイン。エレガントで香水のように洗練されたアロマを持ち、熟した赤い果実に土やオークのニュアンスが上手に溶け込んでいます。シリュグの作品の中でもエレガントさが際立っています。 年産はわずかに1,700本前後しか造られないレア・アイテムです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ロベール・シリュグ Robert SIRUGUE 女性醸造家の作り出す丁寧な造りのヴォーヌ・ロマネ近年国内でも愛好家を中心に人気沸騰中 女性らしさの表現された繊細な造り マリー・フランス氏と弟のジャン・ルイ・シリュグ氏が切り盛りするドメーヌは1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。 40人もの人員を動員し、手作業で収穫作業を行っています。(100%除梗) リュットリゾネといわれる化学薬品を使用しない害虫対策など、高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年〜40年) 働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。 ここ数年で飛躍的に品質を向上させ変貌を遂げたドメーヌ また2年ほど前にD.R.C(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社)が現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより品質が飛躍的に向上しました。 具体的にはヴィンテージの出来不出来にあまり左右されず、雑味や青味のない甘く熟した果実のみを選別できるようになり、安定感が増したのです。 その味わいは特に近年、ワイン専門誌などで高い評価を受けるようになり、今後、目の離せない造り手のひとつです。 漫画「神の雫」で12使徒に選ばれたブルゴーニュを代表する秀逸なワイン 漫画「神の雫」では他の超著名生産者のワインに並び、ストーリーの重要なキーになるワイン「12使徒」としてこのシリュグのワインが掲載されました。 それを機に一気に知名度があがり、トップキュヴェの「グラン・エシェゾー」は今では非常に入手困難になっています。 それ以外のワインにもシリュグの繊細でエレガンス感あふれるスタイルは十分に表現されており、人気を博しています。
Information 品名 モレ サン ドニ クロ ソロン オリヴィエ ジュアン ワイン名(原語) Morey St Denis Clos Solon Olivier Jouan タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 「クロ・ソロン」は国道沿いのモレ・サン・ドニ村中央部の優良区画です。0.25ha。平均樹齢25年。新樽比率30%で18ヶ月間樽熟成。オリヴィエ・ジュアンはジュヴレやシャンボールも産していますが、その拠点はモレ・サン・ドニ村にあるので、まずはぜひ最初に味わって頂きたい村名ワインです。 -リアルワインガイド 92/93+点 (今/ポテンシャル) 「口に含むとやはり村名クラスとなると単に濃いめではなく、凝縮している上での各要素の高い次元での調和感で液体に締まりがあり、濃厚さを感じさせない。そして滑らかで柔らかい。素晴らしい村名ワイン。」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ワイン(750ml)なら12本まで同梱可能です。 ビール(350ml前後)は48本まで同梱可能です。 ワインの品質保持の為、気温の高い時期はクール便(別途300円)をおすすめします。 送料無料商品の場合も、クール便は別途300円の手数料を加算させて頂きます。 Olivier JOUAN オリヴィエ・ジュアン ビオロジー栽培によるピノ・ファン種主体の集中力のあるブルゴーニュ モレに長く続く家系、ビオロジックに真摯に取り組む熱心な作り手 ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。 清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。 ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。「趣味は仕事です」真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。 マサル・セレクションで守られる貴重なピノ・ファン 一族4代に渡り実践しているマサル・セレクションにより見いだされたピノ・ファン主体からエネルギー感溢れるワインを産みだすオリヴィエ・ジュアン。この天然のクローンはブルゴーニュ全体で約15%の樹しか存在しなという非常に貴重なもの。 ブルゴーニュの伝説であるアンリ・ジャイエ、そのジャイエに師事し今日のブルゴーニュの最高評価を受けるフーリエもマサル・セレクションを実践しています。そしてかつDRCのオーナー「ヴィレーヌ氏」も、『私の使命はピノ・ファンを守ること』とし、あのロマネ・コンティもピノ・ファンから生まれているのです。 ピノ・ファンは優れた果実を生み出すと同時に収穫量が少ないブドウです。そのため、1本の樹に6〜8房しかつくことはありません。そのため、ヘクタールあたりの収量はACブルゴーニュ&ヴィラージュクラスでも25hl〜35hl。プルミエ・クリュとグラン・クリュにもなると20hl〜25hlという低さ。経済性は決して良いとは言えませんが、品質にこだわり、家族の大切な財産ともいえるマサル・セレクションを守る造り手の誇りと矜持をここに感じることが出来ます。
Information 品名 サン・ロマン・ルージュ アレックス ガンバル ワイン名(原語) Sainat-Romain Rouge Alex GAMBAL タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アレックス・ガンバルはボーヌの醸造学校で学んだ後、1997年に自身のメゾンを設立。高い評価を得ていましたが、2019年9月にボワセ家にドメーヌを売却。この時点でアレックス・ガンバルは62歳。当面はコンサルタントとしてドメーヌにとどまる予定で、醸造は女性醸造家ロール・ギオトーが担当しています。それ以前のワインストックは新生アレックス・ガンバルが承継しています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。アレックス・ガンバル Alex GAMBAL アレックス・ガンバルはボーヌの醸造学校で学んだ後、1997年に自身のメゾンを設立しました。元々はボストン出身で不動産業を営んでいました。 1993年にブルゴーニュに来て以来、サン・トーバンやサヴィニ・レ・ボーヌの畑を入手して、ドメーヌを開始。バタール・モンラッシェ、シャサーニュ・モンラッシェ・ラ・マルトロワ、ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエクリュのクロ・デ・ザルジリエールなどを手がけていました。畑の3分の2は有機栽培の認証を受けており、ビオロジック、ビオディナミでの栽培を推進。 アレックス・ガンバルはボーヌの醸造学校で学んだ後、1997年に自身のメゾンを設立。高い評価を得ていましたが、2019年9月にボワセ家にドメーヌを売却。この時点でアレックス・ガンバルは62歳。当面はコンサルタントとしてドメーヌにとどまる予定で、醸造は女性醸造家ロール・ギオトーが担当しています。それ以前のワインストックは新生アレックス・ガンバルが承継しています。
Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ オリヴィエ ジュアン ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Olivier Jouan タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750mlx6 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アルスナン村のオート・コート・ド・ニュイ区画とモレ・サン・ドニ村の区画を合わせて生まれるワインです。いずれも樹齢は50年以上を数える立派なヴィエーユ・ヴィーニュ。もちろん、オリヴィエ・ジュアン自慢のピノ・ファンも含まれています。このドメーヌらしい、力強く凝縮した果実感があり、それでいてフルーティーで軽やか。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Olivier JOUAN オリヴィエ・ジュアン ビオロジー栽培によるピノ・ファン種主体の集中力のあるブルゴーニュ モレに長く続く家系、ビオロジックに真摯に取り組む熱心な作り手 ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。 醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。 清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。 また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。 ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。 その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。 「趣味は仕事です」真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。 マサル・セレクションで守られる貴重なピノ・ファン 一族4代に渡り実践しているマサル・セレクションにより見いだされたピノ・ファン主体からエネルギー感溢れるワインを産みだすオリヴィエ・ジュアン。 この天然のクローンはブルゴーニュ全体で約15%の樹しか存在しなという非常に貴重なもの。 ブルゴーニュの伝説であるアンリ・ジャイエ、そのジャイエに師事し今日のブルゴーニュの最高評価を受けるフーリエもマサル・セレクションを実践しています。 そしてかつDRCのオーナー「ヴィレーヌ氏」も、『私の使命はピノ・ファンを守ること』とし、あのロマネ・コンティもピノ・ファンから生まれているのです。 ピノ・ファンは優れた果実を生み出すと同時に収穫量が少ないブドウです。そのため、1本の樹に6〜8房しかつくことはありません。 そのため、ヘクタールあたりの収量はACブルゴーニュ&ヴィラージュクラスでも25hl〜35hl。 プルミエ・クリュとグラン・クリュにもなると20hl〜25hlという低さ。 経済性は決して良いとは言えませんが、品質にこだわり、家族の大切な財産ともいえるマサル・セレクションを守る造り手の誇りと矜持をここに感じることが出来ます。
Information 品名 ミュジニー グランクリュ マグナム コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ワイン名(原語) Musigny Grand cru Magnum COMTE GEORGES DE VOGUE タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 1500ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 稀少なマグナムボトル(1500ml) ミュジニーに7.20haもの面積を所有するヴォギュエですが、そのうちミュジニーの名を冠して瓶詰めされるのは樹齢25年以上のブドウのみ。石灰岩の石ころが転がり、表土も薄いミュジニー独特のテロワールから、濃厚さや力強さとはベクトルを異にする、エレガンスを極めた赤ワインが生まれます。このワインに熟成のピークで出会うことがあれば、その類い稀なる麗しさにしばし打ちのめされることになります。しかし、そのためには長い間の忍耐(熟成)を必要とすると言われ、簡単にはその真価を表してくれないワインでもあります。 ※古酒のため、ラベル、瓶に汚れ・傷がございます。また液面低下、コルクの劣化などがある場合もございます。予めご了承の上、お買い求めください。 ※2023年10月にフランスより定温コンテナにて入荷した商品となります。 ※商品についての詳細はお気軽にお問い合わせください。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ Comte Georges de VOGUE ミュジニーの7割を所有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主 シャンボール・ミュジニーにおける最も偉大なるドメーヌのひとつ ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーを最大所有し、幻の「ミュジニー・ブラン」も ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニー、その長い忍耐の末に訪れる至福とは ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
Information 品名 ヴォーヌ ロマネ ロベール シリュグ ワイン名(原語) Vosne Romanee Robert Sirugue タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 艶やかで熟度の高い果実味、適度な酸の度合い、清らかで純粋なミネラル感と凝縮感あふれる豊かな果実と土の風味が絶妙に合わさっています。上質なタンニンもしっかりと感じられ、熟成のポテンシャルも感じられます。 エレガントさ、優しさ、そして力強さも兼ね備えた立派なヴォーヌ・ロマネ。 オー・レア、オー・コミューン、レ・バロー、レ・シャランダンの4区画のブドウを使用しています。平均樹齢は45年程度です。新樽比率は3割ほど。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ロベール・シリュグ Robert SIRUGUE 女性醸造家の作り出す丁寧な造りのヴォーヌ・ロマネ近年国内でも愛好家を中心に人気沸騰中 女性らしさの表現された繊細な造り マリー・フランス氏と弟のジャン・ルイ・シリュグ氏が切り盛りするドメーヌは1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。 40人もの人員を動員し、手作業で収穫作業を行っています。(100%除梗) リュットリゾネといわれる化学薬品を使用しない害虫対策など、高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年〜40年) 働くスタッフにも女性が多く、ワインにも女性らしい繊細さが表れています。 ここ数年で飛躍的に品質を向上させ変貌を遂げたドメーヌ また2年ほど前にD.R.C(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ社)が現在使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより品質が飛躍的に向上しました。 具体的にはヴィンテージの出来不出来にあまり左右されず、雑味や青味のない甘く熟した果実のみを選別できるようになり、安定感が増したのです。 その味わいは特に近年、ワイン専門誌などで高い評価を受けるようになり、今後、目の離せない造り手のひとつです。 漫画「神の雫」で12使徒に選ばれたブルゴーニュを代表する秀逸なワイン 漫画「神の雫」では他の超著名生産者のワインに並び、ストーリーの重要なキーになるワイン「12使徒」としてこのシリュグのワインが掲載されました。 それを機に一気に知名度があがり、トップキュヴェの「グラン・エシェゾー」は今では非常に入手困難になっています。 それ以外のワインにもシリュグの繊細でエレガンス感あふれるスタイルは十分に表現されており、人気を博しています。
Information 品名 シャンボール・ミュジニークリストフ シュヴォー ワイン名(原語) Chambolle Musigny Christophe Chevaux タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノノワール 商品説明 元DRCの頑固職人の父から受け継いだ技 レ・シャルダンヌ等6つの区画で合計0.4haから生まれるワインです。 樹齢は40年から高いものでは70年に達するヴィエーユ・ヴィーニュ。新樽は15%ほど、1〜3回使用樽85%で15〜16ヶ月間の熟成しています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 クリストフ・シュヴォー Christophe Chevaux DRCと深く関わる一家が生み出す優しくしなやかなワイン 30年間DRCで働いてきた職人のドメーヌ 正直言うと毎回会うのが怖い、超ド級の頑固職人ベルナール・シュヴォーは、1962年から1992年までの30年間、DRC社の正社員として栽培・醸造の両面で同社の礎を築いてきました。 定年後も1998年まで契約社員として引き続き勤務し、その期間中に彼から学んだアンリ・オーディフレッド(1993年入社)曰く、「仕事は盗んで覚えろ、というような根っからのアルティザンで、ほとんど何も教えてくれませんでした。 ですので、実際にあの親父さんから盗んで覚えました(笑)。特に畑仕事に関しては神様のような人でした」。 ベルナール・シュヴォーはDRC社勤務の傍ら、1966年にヴォーヌ・ロマネ村に小さなドメーヌを拓き、休日や夜間に細々とワイン造りを続けてきました。 ちなみに彼の奥さんも元DRC社員で、職場結婚でした。また、夫妻には4人の息子と2人の娘がいますが、長男、次男、三男は、現役のDRC社員です(!)。 1992年、24歳になった四男のクリストフを、設立3年目を迎えていた「プリューレ・ロック」のアンリ・フレデリック・ロックの元へ修行に出し、10年後の2001年に、このクリストフが実家のドメーヌを継承することになりました。 「10年間、正社員としてプリューレ・ロックに勤務しました。父から教わったDRCにおける栽培と醸造、そして、実際に僕がロックで携わってきた栽培と醸造は、多くの点で実によく似ています。そのほぼすべてを、僕のドメーヌでも採用しています。というかそのやり方しか知らないので・・・。ただ、家族で細々とやっているドメーヌで栽培担当者を何人も雇うことはできないので、完全なビオロジーは難しく、身の丈に合ったリュット・レゾネに取り組んでいます。あと、SO2をまったく入れないのは醸造中に酸化するリスクが極めて大きいので、僕は必要最小限、使うようにしています」(クリストフ・シュヴォー)。 オーディフレッドの畑もそうですが、プルミエ・クリュもグラン・クリュも持っていないシュヴォーの村名畑が、DRCの畑ばりに深々と、ごっそりと耕されているのを見ると、本当に呆気にとられます。 「とにかく畑を耕して耕して、土に空気を取り込むことです。それが基本中の基本で、かつ、最も大事なことです。除草剤も殺虫剤も必要ありません」 どんな味わいのワインを造りたいのですか?との質問には、「doux et souple」(優しくしなやかなワイン)との即答。 試飲すると、口当たりは確かにdoux et soupleですが、旨味が後から後から途切れることなく湧き上がってきます。 ジュヴレ・シャンベルタン、モレ・サン・ドニ、シャンボール・ミュジニー、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュという、コート・ド・ニュイ主要村の村名フルラインナップもご一興です。 (インポーター資料より)
Information 品名 ニュイ・サン・ジョルジュ オーディフレッド ワイン名(原語) Nuits Saint Georges Audiffred タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 僅かしか生産されない限定アイテム 「オー・テュイヨー」(0.06ha)と「オー・ザロ」(0.05ha)より。平均樹齢約50年のVV。約16ヶ月間の樽熟成。わずかに2樽、およそ600本しか生産されない希少アイテムです。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。AUDIFFRED オーディフレッド 元DRCの栽培担当者が「ピノ・ノワールの美」を追求した作品 かつてロマネ・コンティの栽培を担当した男の造る赤 アンリ・オーディフレッドは、もともとDRC社の12人の正社員のひとりで、ロマネ・コンティとラ・ターシュの栽培を担当しながら(別の人がリシュブールとロマネ・サンヴィヴァンを、さらに別の人がグラン・エシェゾーなどそれ以外を担当。これが正しい情報です)、時折醸造にも携わっていたエースでした。 2003年、ヴォーヌ・ロマネ村の入口付近にある実家のドメーヌを継承し、以降数年間、2足の草鞋で休日も休まず働いていました。 DRCのノウハウを活かし、完璧な手入がされた畑 そして2007年2月、14年間勤めたDRC社を退社し、いよいよ自身のワイン造りに没頭することになりました。特に栽培においては、DRCの栽培ノウハウを存分に活用しており(なにしろ本人ですので)、ロマネ・コンティばりの凄まじい手入れがなされた彼の畑を見ると、思わず笑ってしまうほどです。「畑仕事では、どんな小さな点でも妥協しません。それが、それぞれのテロワールの特性をくっきりとワインに表すことにつながると信じています」。醸造は「できるだけ手をかけずナチュラルに」。 オーディフレッドのワインは総じて淡い色合いで、ピュアで繊細な果実味が口の中に優しく広がります。それでいて、大地の滋養を感じるたっぷりとしたエキスのうまみは圧巻です。
Information 品名 シャンボール ミュジニー レ ビュシェール オリヴィエ ジュアン ワイン名(原語) Chambolle Musigny les Bussieres Olivier Jouan タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 ジョルジュ・ルーミエの「クロ・ド・ラ・ビュシェール」に隣接する畑 この畑はモレ・サン・ドニ村の同名プルミエクリュから連なるシャンボール・ミュジニー村名クラスの畑です。しかも、あの超有名生産者「ジョルジュ・ルーミエ」のクロ・ド・ラ・ビュシェールに隣接する区画です。 シャンボールにはあるものの、モレ側の個性が出ており、たっぷりとした果実味と力強いコクを持ったワインが生まれます。 2020VT-リアルワインガイド 92+/93+点(今/ポテンシャル) 「黒果実と大地の風味が口中に柔らかく拡がる。ぶっちゃけたまらん美味しさです。これも素晴らしい村名ワイン。」 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Olivier JOUAN オリヴィエ・ジュアン ビオロジー栽培によるピノ・ファン種主体の集中力のあるブルゴーニュ モレに長く続く家系、ビオロジックに真摯に取り組む熱心な作り手 ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。 醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。 清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。 また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。 ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。 その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。 「趣味は仕事です」真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。 マサル・セレクションで守られる貴重なピノ・ファン 一族4代に渡り実践しているマサル・セレクションにより見いだされたピノ・ファン主体からエネルギー感溢れるワインを産みだすオリヴィエ・ジュアン。 この天然のクローンはブルゴーニュ全体で約15%の樹しか存在しなという非常に貴重なもの。 ブルゴーニュの伝説であるアンリ・ジャイエ、そのジャイエに師事し今日のブルゴーニュの最高評価を受けるフーリエもマサル・セレクションを実践しています。 そしてかつDRCのオーナー「ヴィレーヌ氏」も、『私の使命はピノ・ファンを守ること』とし、あのロマネ・コンティもピノ・ファンから生まれているのです。 ピノ・ファンは優れた果実を生み出すと同時に収穫量が少ないブドウです。そのため、1本の樹に6〜8房しかつくことはありません。 そのため、ヘクタールあたりの収量はACブルゴーニュ&ヴィラージュクラスでも25hl〜35hl。 プルミエ・クリュとグラン・クリュにもなると20hl〜25hlという低さ。 経済性は決して良いとは言えませんが、品質にこだわり、家族の大切な財産ともいえるマサル・セレクションを守る造り手の誇りと矜持をここに感じることが出来ます。
Information 品名 クロ・ド・ヴージョ グランクリュ ポンソ ワイン名(原語) Clos de Vougeot Grand Cru Cuvee Vieilles Vignes Domaine Ponsot タイプ 赤ワイン・フルボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 非常に濃い色調。バラやラズベリー、ミントや甘草のアロマ。口に含むとたっぷりのミネラル、エレガントなフィネスがあり、余韻も長い。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。PONSOT ポンソ 事実上の酸化防止剤無添加を実践するモレを代表する伝統的大ドメーヌ 100年以上続くモレの大御所ドメーヌ モレ・サン・ドニにおける新興の大ドメーヌがデュジャックなら、伝統的大ドメーヌはポンソであろう。その歴史はデュジャックより100年も遡る。 現当主はグランゼコールのHEC(高等商科大学校)を卒業したローラン・ポンソ。 モレ・サン・ドニ村長も務めたジャン・マリー・ポンソの息子である。 「自然派」という言葉の流行以前より取り組まれてきた自然なワイン造り ポンソではブドウ栽培もワイン醸造も人の介入を可能な限り排除。ビオロジックともビオディナミとも異なるアプローチの自然栽培をとる。 剪定をコルドン・ロワイヤにすることで樹勢を抑え、低収量を実現。腐敗果が収穫箱の中に混ざるだけで健全果に影響を与えるとして、選果は必ずブドウ畑で行う。 手摘みは当然だが、摘んだ房はまず昔ながらの篭に入れ、それを最大17キロ入りの箱に移した後に醸造所へと運ぶ。 醸造所は4層構造のグラヴィティ・フローでポンプは一切使わない。 醸造に関しては「決まりのないことが決まり」とローラン。ブドウの状態はヴィンテージによって異なるため、その年々に応じた対応をとる。 梗を残すか残さないか、ピジャージュの頻度はどうするか、そうしたことに一切決まりはない。 一方、発酵容器に使い古した木桶を使用し、熟成用の小樽も古樽(5〜20年もの)、酸化防止剤である亜硫酸の使用は極力抑えるという原則は毎年一貫している。 亜硫酸はまだ発酵の始まらない破砕前に小量加えるものの、その後は窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでワインを保護する。 瓶詰め時にさえ亜硫酸の添加はない。 熟成を静かに待つべき、豪華絢爛なグラン・クリュのラインナップ クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニ、モレ・サン・ドニ1級クロ・デ・モン・リュイザン・ブラン。これらモレの珠玉のクリマがポンソを代表するワインだが、 ここ10年の間にラインナップが大幅に増えた。シャルム・シャンベルタン, クロ・ド・ヴージョ、コルトン・シャルルマーニュ、コルトン・ブレッサンド、 シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ、モンラッシェ……。じつに豪華絢爛である。 ポンソのワインは非常に個性的で、若いうちはとくに理解しずらい印象を受ける。 しかしながら、理想の状態で熟成させたワインは、驚くべき色香を放ち、その状態は20年も30年も保たれる。まさに投資に値するワインといえるだろう。 店長 久保、直接ドメーヌを訪問してきました(2011年11月) ポンソを訪問させていただいたのは2011年11月のことでした。 モレの緩やかな丘陵の中腹、クロ・ド・ラ・ロッシュ、クロ・サン・ドニを眼前に臨む位置にポンソのワイナリーは位置しています。 極めて清潔で整然とした印象のある醸造所とセラーは石灰岩層をくり抜いて作られており、中から見ることのできる数メートルの石灰岩層は圧巻! この年は2010年のバレルテイスティングでしたが、初リリースとなるシャンベルタン・クロ・ド・ベーズやモンラッシェなど今までなかった数種類ものグラン・クリュが 樽の中で静かに眠っており、まさにポンソの飛ぶ鳥を落とす程の勢いが感じられました。 確かに決して安くはないポンソのワイン。お世辞にも全ての人が簡単に飲める、とはなかなか言えないものです。 ですが、特に成功したヴィンテージのポンソの出来は何にも優る程の素晴らしさがあるというのもブルゴーニュ愛好家の中では有名な話。 セラーのストックとしては外せない造り手の一人であることは間違いありません。
Information 品名 シャンボール・ミュジニー コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ ワイン名(原語) Chambolle Musigny COMTE GEORGES DE VOGUE タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 先代のヴォギュエ伯爵はドメーヌがプルミエ・クリュより下のワインを造ることを許さず、村名シャンボール・ミュジニーが加わったのは伯爵の没後でした。しかもこの村名にはおよそ10%、1級畑ボードとフュエのブドウが含まれています。赤い果実の風味に凛としたミネラルが、一直線に舌から脳へと突き抜けるかの様。グラン・クリュやレ・ザムルーズばかりでなく、この村名シャンボールもテロワールを忠実に表現しているワインです。 ※古酒のため、ラベル、瓶に汚れ・傷がございます。また液面低下、コルクの劣化などがある場合もございます。予めご了承の上、お買い求めください。 ※2023年10月にフランスより定温コンテナにて入荷した商品となります。 ※商品についての詳細はお気軽にお問い合わせください。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ Comte Georges de VOGUE ミュジニーの7割を所有するシャンボール・ミュジニーの歴史的盟主 シャンボール・ミュジニーにおける最も偉大なるドメーヌのひとつ ジュヴレ・シャンベルタンにおけるアルマン・ルソー、ヴォーヌ・ロマネにおけるドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのように、シャンボール・ミュジニーでもっとも尊敬を集めるドメーヌ、それがコント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエである。 10.85haのミュジニーのうち、その7割に相当する7.2haを所有。 ボンヌ・マールもこのクリマ最大の2.7ha、1級レ・ザムルーズには0.56haの畑をもつ。 ドメーヌの歴史は1450年まで遡るが、1766年にドメーヌを所有するカトリーヌ・ブーイエがスリス・メルシオール・ド・ヴォギュエと結婚し、ヴォギュエの名が登場。 今日のドメーヌ名であるジョルジュ・ド・ヴォギュエ伯爵がドメーヌを継承したのは1925年のことだ。 現在、ドメーヌを所有するのは伯爵の孫娘たちだが、彼女らはシャンボール・ミュジニーに住んでおらず、栽培責任者のエリック・ブルゴーニュ、醸造責任者のフランソワ・ミエ、販売担当者のジャン・リュック・ペパンという、俗にいうヴォギュエの三銃士によってドメーヌは運営されている。 ミュジニーを最大所有し、幻の「ミュジニー・ブラン」も ミュジニーは3つのリュー・ディ(区画名)で構成されているが、ドメーヌは南側のプティ・ミュジニーすべてと、北側のミュジニー6区画からなる。 ご存知のようにそのうち0.64haにはシャルドネが植えられ、本来はきわめてレアなミュジニー・ブランとなる。 しかし、1990年代に植え替えが始まったため、ミュジニー・ブランは1993年が最後となり、それ以降は「ブルゴーニュ・ブラン」としてリリースされている。 植え替えからすでに25年を経た樹もあるので、そろそろミュジニー・ブランの復活を望む声も少なくない。 ただし、ラベルこそブルゴーニュ・ブランだが、栽培も造りもミュジニー・ブランとまったく変わらないとフランソワ・ミエはいう。 また畑名のない「シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ」は、特級ミュジニーのうち樹齢が25年に満たない樹を用いたもの。 特級ミュジニーにわざわざ「ヴィエイユ・ヴィーニュ」と謳っているのは、古木からなることを強調せんがためだ。 ヴォギュエ伯爵存命中は、1級より下のワイン造るべからずという掟があり、いくら市場の要求があっても村名ワインを造ることができなかった。 当時の醸造責任者であったアラン・ルーミエ(クリストフ・ルーミエの伯父)は、そのことでたいへん苦労したとされる。 伯爵の死後になってようやく村名畑を入手。 ただし、この村名シャンボール・ミュジニーにはドメーヌが所有する規模の小さな1級畑、ボードとフュエも加わる。 その比率は面積にしておよそ10%と大きい。 ミュジニー、その長い忍耐の末に訪れる至福とは ミュジニーはシルキーでエレガントなワインというステレオタイプに倣い、若いうちからこのドメーヌのミュジニーを口にすれば、誰しも唖然とするに違いない。 10年程度では容易に開いてくれず、それもタンニンがギスギスするのではなく、硬質なミネラルの塊が堅牢なストラクチャーを形成し、少しも解けない。 レ・ザムルーズもミュジニーほどではないが同様。 それに対してボンヌ・マールは、黒い果実の印象が若いうちから広がり、ふたつのクリマとは出自の異なることをうかがわせる。 なんとも難しいドメーヌだが、互いの波長がばっちりシンクロした時には無上の喜びがもたらされる。 その好機をひたすら待つのも、ワインラヴァーの醍醐味に違いない。
Information 品名 ブルゴーニュ ルージュ オリヴィエ ジュアン ワイン名(原語) Bourgogne Rouge Olivier Jouan タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 アルスナン村のオート・コート・ド・ニュイ区画とモレ・サン・ドニ村の区画を合わせて生まれるワインです。いずれも樹齢は50年以上を数える立派なヴィエーユ・ヴィーニュ。もちろん、オリヴィエ・ジュアン自慢のピノ・ファンも含まれています。このドメーヌらしい、力強く凝縮した果実感があり、それでいてフルーティーで軽やか。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 Olivier JOUAN オリヴィエ・ジュアン ビオロジー栽培によるピノ・ファン種主体の集中力のあるブルゴーニュ モレに長く続く家系、ビオロジックに真摯に取り組む熱心な作り手 ジュアン家はモレ・サン・ドニに長く続く家系です。1999年、当時26歳だったオリヴィエ・ジュアンは、曽祖父が創業したこのドメーヌを継承して本格的に自社ビン詰めを開始しました。 醸造所は気温の低いオート・コート・ド・ニュイのアルスナン村にあります。 清潔に手入れが行き届いた彼のカーヴには醸造設備や樽が効率的に配置され、不自然な温度管理等をせず極めてナチュラルなワイン造りを実践しています。 また、ドメーヌ継承後直ちに独学でビオロジー栽培を開始し、最短の3年後に厳しいエコセール認証を勝ち取りました。 ブルゴーニュ地方は、ちょっと雨が降ると翌日の畑を見るのが怖いほどビオ栽培は難しいところですが、「できるだけ畑にいて、問題が起きそうになったら即対処します」。 その言葉通り、たとえ土日の雨の日でも、モレの畑を通りかかれば、ただひとり黙々と働く彼にしばしば会うことができます。 「趣味は仕事です」真面目一筋。近隣の村々に比べて不遇な時代が長く続いたモレにも、ついに彼のような新世代の造り手が現れる日が来ました。 マサル・セレクションで守られる貴重なピノ・ファン 一族4代に渡り実践しているマサル・セレクションにより見いだされたピノ・ファン主体からエネルギー感溢れるワインを産みだすオリヴィエ・ジュアン。 この天然のクローンはブルゴーニュ全体で約15%の樹しか存在しなという非常に貴重なもの。 ブルゴーニュの伝説であるアンリ・ジャイエ、そのジャイエに師事し今日のブルゴーニュの最高評価を受けるフーリエもマサル・セレクションを実践しています。 そしてかつDRCのオーナー「ヴィレーヌ氏」も、『私の使命はピノ・ファンを守ること』とし、あのロマネ・コンティもピノ・ファンから生まれているのです。 ピノ・ファンは優れた果実を生み出すと同時に収穫量が少ないブドウです。そのため、1本の樹に6〜8房しかつくことはありません。 そのため、ヘクタールあたりの収量はACブルゴーニュ&ヴィラージュクラスでも25hl〜35hl。 プルミエ・クリュとグラン・クリュにもなると20hl〜25hlという低さ。 経済性は決して良いとは言えませんが、品質にこだわり、家族の大切な財産ともいえるマサル・セレクションを守る造り手の誇りと矜持をここに感じることが出来ます。
Information 品名 ブルゴーニュ オート コート ド ニュイ ブラン / マキシム シュルラン ノエラ ワイン名(原語) Maxime Cheurlin-Nollat / Hauts cotes de Nuits Rouge タイプ 白ワイン・辛口 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 シャルドネ 商品説明 ドメーヌ・ジョルジュ・ノエラの現当主のマキシム・シュルラン・ノエラは、シャンパーニュ育ちで、ボーヌで醸造学を学び、従兄弟のエマニュエル・ルジェのもとでワイン造りの研鑽を積んだ若く才能ある造り手。2015年より、マキシム・シュルラン・ノエラは自身の名を冠したネゴシアンワインを手掛けています。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ジョルジュ・ノエラ(マキシム・シュルラン・ノエラ) Georges Noellat(Maxime Cheurlin-Noellat) シャルル・ノエラ同族の名門であり、ルジェの元で学んだスター・ドメーヌ ヴォーヌ・ロマネに本拠地を置くドメーヌ・ジョルジュ・ノエラは、伝統的な手法から上質でエレガントなピノ・ノワールを少量生産することで知られ、かつてはルロワやエマニュエル・ルジェにもワインを供給してきた名門です。 ジョルジュ・ノエラは、シャルル・ノエラ(ルロワの礎となったドメーヌ)の兄弟にあたり、現在は6代目当主のマキシム・シュルラン・ノエラが20代にして祖母のマリー・テレーズ(ジョルジュの娘)からドメーヌを受け継ぎ、2010年からワイン造りを取り仕切っています。 それ以前は、ルイ・ジャドやジョセフ・ドルーアンなどの大手ネゴシアンにワインの大半をバルク売りしていましたが、20年契約が終了し、ドメーヌ元詰めを開始しました。 6代目当主であるマキシム・シュルラン・ノエラが、2010年、若干18歳にして祖母のマリー・テレーズからドメーヌを引き継ぎ元詰めに切り替えると、そのファーストヴィンテージからワイン評価各誌で話題を呼び、瞬く間にスターダムにのし上がりました。 1991年生まれの若き現当主マキシム・シュルラン・ノエラは、シャンパーニュ地方出身で実家はレコルタン・マニュピラン。 彼の人生にはシャンパーニュ造りという選択肢もあったが、祖母が残した偉大なテロワールを持つ畑でワイン造りが出来る千載一遇のチャンスが廻って来た時、彼が選んだのはブルゴーニュでのワイン造りでした。 ボーヌの醸造学校では、同じく名門を受け継ぐという宿命を持ったエマニュエル・ルジェの息子であり、従兄弟にあたるギヨームと共に学び、卒業後はそのルジェやグロ・フレール・エ・スールといった素晴らしい研修先で研鑽を積みました。 自社畑の面積は、僅か5.5ヘクタールですが、立地条件は素晴らしく、ヴォーヌ・ロマネとニュイ・サン・ジョルジュの中でも最良とされる区画を所有しています。 また特級畑のエシェゾーとグラン・エシェゾーにも数区画の自社畑を有しています。 ジョルジュ・ノエラのワインの魅力は、みっちりと詰まった果実味が主体となった柔らかくしなやかな味わい。 このスタイルを生みだす理由の1つとして、各畑に植わる高樹齢のブドウがもたらすエレガンスが挙げられます。 最も古いものはエシェゾーの1915年以前に植樹された樹齢100年を超える古樹、ボーモンやグラン・エシェゾーも樹齢80〜90年を超えるもの。 また若いものでも1980年代〜1990年代前半の植樹と平均樹齢が極めて高くなっています。 栽培はリュット・レゾネ、醸造では低温浸漬を採用し、穏やかな抽出を心掛けています。 テロワールの表現を覆い隠さないよう、焼き加減を軽めに抑えたキャヴァン製の樽を使用します。 WA誌は「マキシムは2010年にドメーヌを引き継いで以来、ジョルジュ・ノエラをヴォーヌ・ロマネで最もエキサイティングなドメーヌの1つに変えた」「偉大な才能があり、スターダムを目指す運命にある」「最近のヴィンテージでのマキシムの躍進は流星のようで、誰もが話題にするドメーヌだ」「マキシムのワインをまだ味わった事がないなら、なくなってしまう前にぜひ試してほしい」と大絶賛。 ベタンヌ&ドゥソーヴ誌はロベール・グロフィエやフィリップ・シャルロパンと並ぶ4つ星評価を与え、「ルロワのドメーヌと同じ起源を持つ多くの古樹はよく手入れされており、ワインは素晴らしい品質だ。 彼は今、ブルゴーニュの偉大な生産者の世界に入った」とこれ以上ないほどの賛辞を贈っています。 マキシムは新たなテロワールの表現のためマキシム・シュルラン・ノエラ名義のネゴシアンを立ち上げましたが、こちらも生産量が少なく、依然としてワイン愛好家の高い注目を集める彼のワインを手にする幸運に辿り着ける者はほんの一握りです。 彼のワインは如何にしても味わうべき1本と言えます。
Information 品名 サヴィニ レ ボーヌ/ドゥセル エ フィス ワイン名(原語) Savigny les Beaune / Decelle et Fils タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 2021年にドメーヌ・ド・ヴォギュエに移籍し、ヴォギュエの名醸造家フランソワ・ミエの後任に就任したジャン・ルパテリが10年をかけてオリヴィエ・ドゥセルと共に作り上げてきたドメーヌ。現在は後継のトマ・エマンが指揮をとります。彼もニュイサンジョルジュ出身でJJコンフュロンやラマルシュ、さらにはニュージーランドなど豊かな経験と知識を持つ醸造家。注目度の高いドメーヌですが、市場に出回る量が非常に限られており、入手が難しくなっています。 樹齢65年の区画。モレロチェリーとブラックカラントのエレガントなブーケが特徴的。口当たりはしなやかで肉付きがよく、年月とともに下草やスパイスのニュアンスに進化していく。 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ドゥセル・エ・フィス Decelle & Fils 植物、土壌との共存が生み出した理想の畑、次世代のエヴァンジェリスト ヴォギュエのフランソワ・ミエの後任ジャン・ルパテリが育てたドメーヌ 2008 年にオリヴィエ・ドゥセルが設立したドメーヌです。 当初からドメーヌのワインメーカーはジャン・ルパテリで、彼とオリヴィエ・ドゥセルは10年という年月をかけて彼らのスタイルを築き上げました。 その間、オーガニックへの転換を推進し、植物、土壌と共存する理想的な栽培環境を構築。 その後、ジャン・ルパテリは 2021 年にドメーヌ・ド・ヴォギュエに移籍し、ヴォギュエの名醸造家フランソワ・ミエの後任に就任しました。 ルパテリのエッセンスを継承してDomaine Decelle の第二幕が始まる 現在は後継者のトマ・エマン(右写真)がチームを率いています。 トマはニュイ・サン・ジョルジュ出身ですが、ドメーヌ・ジャン・ジャック・コンフュロン、ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュといった名門に加えて、ニュージーランドでの醸造経験もあり、彼の持つ世界的な知見は Domaine Decelle に新しい進化をもたらしています。 ジャン・ルパテリと築いたエレガントなスタイルと高い品質はこれまで通り継承しながら、さらに進化していく Domaine Decelle に世界中が期待しています。 ブルゴーニュの多様なテロワールを最も正確に表現するための哲学 Domaine Decelle のワイン作りへの哲学はブルゴーニュの多様なテロワールを最も正確に表現するために、土壌と全ての植物を尊重すること。 そんな畑から生み出された葡萄の持つピュアな果実味を活かすため、できる限りワインに手を加えず、樽香が覆い隠してしまわぬように細心の注意を払っています。 ○グリーンハーベストはせず、剪定による収量の制限と樹勢の管理に収量をコントロール。 ○畝間をカバークロップで覆い、3 年ごとに種を撒き、植物の多様性を促進。 ○ピュアな果実味を保持するために低温マセラシオン。 ○培養酵母を使わずに、天然酵母による発酵。
Information 品名 マルサネ ルージュ ル シャピトル ジャン フルニエ ワイン名(原語) Marsannay Rouge Le Chapitre Jean Fournier タイプ 赤ワイン・ミディアムボディ 内容量 750ml 産地 フランス・ブルゴーニュ 品種 ピノ・ノワール 商品説明 村名クラスに格上げされた優良畑 シャピトルは以前はACブルゴーニュで、2019年から村名に昇格した畑。あのジャン・イヴ・ビゾもここに区画を所有しています。マルサネの北に隣接したシュノーヴ村にある畑ですが、1855年ジュール・ラヴァル博士によるブルゴーニュの格付けで、現在の特級畑に相当する評価を受けていました。所有する畑は1940年代に植樹された平均樹齢は65〜70年の古樹です。 -リアルワインガイド 91+/92+点(今/ポテンシャル) 備考 気温の高い時期はクール便での配送をお勧めいたします。 ジャン・フルニエ Jean FOURNIER マルサネで最も歴史あるドメーヌが新世代によって飛躍を遂げる 17世紀から続くマルサネで最も古いドメーヌ ドメーヌ・ジャン・フルニエはマルサネの中でも最も古いドメーヌの一つ。 その歴史はなんとルイ13世の時代である17世紀まで遡ることが出来ます。 今日、ジャン・フルニエとその家族はマルサネ(主に赤ワイン用で、ロゼと白ワイン用の畑も)とジュヴレ・シャンベルタンの最良のテロワールの畑を16haほど管理しています。 それぞれのワインは強烈な個性を持っており、それは一部60年もの樹齢を越える古木からとれるブドウと、時に3年以上にもなる長期間の熟成によるもの。 この手法によりフルボディで力強いワインが造られるのです。 ローラン・フルニエに世代交代、新たなステージへ 2003年、ジャン・フルニエは彼自身の息子でマルサネにおける新世代の生産者にあたるローランにドメーヌの管理を任せました。 彼は若く、情熱を持った生産者で改革を行い、その結果を検証し、オーガニック耕作や除梗をしないブドウ果実を使った醸造、手摘み収穫への回帰を試みています。 1993年からドメーヌではビオロジックへの転換を行い、現在は100%ビオロジックでの栽培。 彼の目標は自然と環境への敬意を通して健全なブドウを造ることです。 ブルゴーニュにおける伝統的な手法によりテロワールの複雑さとヴィンテージごとの個性をワインから引き出しています。 熟した果実のみを選別して収穫を行い、さらに畑と醸造所とで2回、果実を選別。 醗酵は3週間を超えて非常に長期間に渡り、幾つかの伝統的な段階を経ます。 熟成の過程は幾分独特なもので、伝統的なサイズの醗酵槽と大きめ(20〜50hl)の樽の両方を使用。 これにより力強く長熟なワインが造られると言います。 マルサネを中心とした多彩なテロワールと収穫年の特徴を忠実に表現する事を主眼としたそのワインは香味高く、しなやか。 調和の取れたエキス分が豊かでピュアな味わいを持っています。 そして構成の緻密さは特筆すべきもの。 「アシェット」「ゴー・ミヨ」「ベタンヌ・ドゥソーヴ」などのメディア掲載も多数。 若手醸造家の間でも人望が厚く今後が楽しみな新世代醸造家です。