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★SACDハイブリッド盤。鬼才イリア・グリンゴルツがロカテッリの『ヴァイオリンの技法』から3曲を録音しました。ロカテッリの代表作、独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』Op.3は12曲のヴァイオリン協奏曲と24のカプリッチョ(随意)による各3楽章構成の作品。のちのパガニーニの24の奇想曲の先駆をなし、その美しい旋律と独奏ヴァイオリンの華麗な技巧が最大の魅力です。超高音、重音、すばやい音の跳躍など超絶技巧作品ながら美しい緩徐楽章もロカテッリの作品ならでは。そして、注目はなんといってもグリンゴルツの圧倒的な技巧で聴くカプリッチョ。第11番 イ長調の第3楽章ではなんと第17ポジションまで到達する超高音部まで演奏。確固たる技術を武器にグリンゴルツは流麗に奏でます。フィンランド・バロック・オーケストラとの対話も実に見事でアンサンブルを楽しみながら優美に演奏しております。 ★マリアンネ・ロネツ著「ロカテッリ:調和の迷宮」の香住隼による翻訳・補筆・注の日本語解説書付。実に読み応えのある内容となっております。 【曲目・内容】 ロカテッリ(1695-1764):《ヴァイオリンの技法》Op.3より 1.ヴァイオリン協奏曲 ト長調 Op.3-9 2.ヴァイオリン協奏曲 イ長調 Op.3-11 3.ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.3-12「調和の迷宮〜たやすく入れるが、なかなか出られない」 【アーティスト(演奏・出演)】 イリア・グリンゴルツ(ヴァイオリン&指揮) [ヴァイオリン:フェルディナンド・ガリアーノ(1770年頃制作)、弓:ルイス・エミリオ・ロドリゲス制作)]ガット弦使用(A'=430Hz) フィンランド・バロック管弦楽団(ピリオド楽器仕様) 【レコーディング】 セッション録音:2019年1月/ヤルヴェンパー教会(ヤルヴェンパー、フィンランド)
忘れてはならぬ劇的な大名演 ラテンの血が騒ぐガリードのモンテヴェルディ 3大オペラがお買い得価格で再登場! ★K617レーベルより発売されていたガブリエル・ガリードによるモンテヴェルディ3大オペラがセットになって再発売。アルゼンチン出身の古楽奏者ガリード率いるアンサンブル・エリマは強烈な色彩感覚と迫真の演奏で知られ、メンバーも通奏低音が半数を占めるという鮮烈ぶりでモンテヴェルディ・サウンドにもってこい。歌手陣も強力で『ポッペア』にはジャルスキーも参加。忘れてはならない大名演です! 収録情報 曲目・内容 ガリードのモンテヴェルディ3大オペラ モンテヴェルディ (1567-1643) : [CD1-2] 歌劇『オルフェオ』 [CD3-5] 歌劇『ウリッセの帰還』 [CD6-8] 歌劇『ポッペアの戴冠』 アーティスト(演奏・出演) ガブリエル・ガリード (指揮) アンサンブル・エリマ アントニオ・イル・ヴェルソ合唱団 『オルフェオ』 ビクトル・トーレス (オルフェオ) アドリアーナ・フェルナンデス (エウリディーチェ) グロリア・バンディテッリ (シルヴィア&使者) マリア・クリスティーナ・キール (希望&音楽) アントニオ・アベーテ (カロンテ) フリオ・ザナージ (プルトーネ&牧人IV) ロベルタ・インヴェルニッツィ (プロセルピナ&ニンファ) マウリツィオ・ロッサーノ (アポッロ) ゲルト・テュルク (牧人I) ファビアン・ショフリン (牧人II) ジョヴァンニ・カッカーモ (牧人III&精霊I) サルヴァトーレ・スーテラ (精霊II) 『ウリッセの帰還』 フリオ・ザナシ (ウリッセ) グロリア・バンディテッリ (ペネローペ) マリア・クリスティーナ・キール (ミネルヴァ、運命) ジャン=ポール・フシェクール (テレーマコ) ファビアン・ショフリン (ピザンドロ、ウマーナ・フラジリタ) マルチェッロ・ヴァルゲット (アンティノオ、時) アドリアーナ・フェルナンデス (ジュノーネ、愛) ギレメッテ・ロランス (メラントー) ギアン・パオロ・ファゴット (イーロ) ジョヴァンニ・カッカーモ (ジョーヴェ、アンフィーノモ) マリオ・チェッケッティ (エウリーマコ) ロベルト・アッボンダンツァ (エウメーテ) アリシア・ボルヘス (エリクレーア) アントニオ・アベーテ (ネットゥーノ) 『ポッペアの戴冠』 ギルメット・ロランス (ポッペア) フラヴィオ・オリヴェール (ネローネ) グロリア・バンディテッリ (オッタヴィア) イヴァン・ガルシア (セネカ) ファビアン・ショフリン (オットーネ) エマヌエラ・ガッリ (ドルシッラ、徳) アドリアーナ・フェルナンデス (ダミジェッラ、愛の神、キューピッドたちの合唱) マルティン・オーロ (小姓、キューピッドたちの合唱) エレーナ・チェッキ・フェーディ (アルナルタ) アリシア・ボルジェス (乳母、パッラーデ) フリオ・ザナッシ (自由奴隷、第1の執政官、第2の兵士) マリオ・チェッケッティ (ルカーノ、第1の兵士、第1の護民官) フィリップ・ジャルスキー (メルクリウス、第1のセネカの友人、キューピッドたちの合唱) ベアトリス・ランツァ (富、ヴィーナス) マルチェッロ・ヴァルジェット (検察官、第2の執政官、第3のセネカの友人) ジョヴァンニ・カッカーモ (第2のセネカの友人、第2の護民官) ピッチ・フェラーリ (キューピッドたちの合唱) レコーディング 録音: (オルフェオ) 1996年7月18-23日、 (ウリッセ) 1998年7月19-28日、 (ポッペア) 2000年7月24日-8月2日/シチリア島エリーチェ、聖マルティヌス教会
★1984年イタリア生まれの鍵盤奏者フランチェスコ・コルティ。当代きっての名手が2018年よりゲスト常任指揮者をつとめるピリオド楽器オーケストラ『イル・ポモ・ドーロ』との共演によるJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲集の第2弾がリリースされます。第1集(KKC-6240 / PTC-5186837)ではフルオーケストラで演奏することでより効果の得られる4つの協奏曲(第1番 ニ短調 BWV1052、第2番 ホ長調 BWV1053、第4番 イ長調 BWV1055、第7番 ト短調 BWV1057)を録音し、レコード芸術の特選盤など高い評価を得ました。期待の第2集では室内楽編成でより効果の得られる作品として、第3番 ニ長調 BWV1054、第5番 ヘ短調 BWV1056、第6番 ヘ長調 BWV1057、そしてフルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044を収録しました。 ★コルティは2006年ライプツィヒにて第15回国際ヨハン・セバスチャン・バッハ・コンクールのチェンバロ部門で第1位を受賞。翌2007年にはマルク・ミンコフスキからのアプローチでルーヴル宮音楽隊のメンバーとなり、以後チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン奏者として活躍しております。ソリストとしては世界各国で活躍し、2017年6月に調布国際音楽祭に出演し注目を集めました。 ★当アルバムにはコルティがバッハの自筆譜を丹念に研究した結果が結実しており、「室内楽のような親密さがあり、極小編成で演奏すべき」という結論に至った作品が収録されております。それは基本的に各パート一人ずつでの編成とし、その結果、バッハのテクスチャの妙が音として明確に伝わってきます。コルティの魅力である雄弁な語り口は当録音でも冴えわたり、イル・ポモ・ドーロとともに息の合ったアンサンブルでこれらの作品の新たな魅力に出会うことができます。まさに新時代の名盤登場と申せましょう。 ★録音は2020年3月。レコーディングを終えた翌日にイタリアはロックダウンに入ったという緊迫した状態でしたが、バッハの音楽に没入しその喜びを分かち合おうとする当演奏は、人々に力を与えてくれるようなパワーを携えております。 【曲目・内容】 J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲集第2集 1.チェンバロ協奏曲第3番 ニ長調 BWV1054 2.チェンバロ協奏曲第5番 ヘ短調 BWV1056 3.チェンバロ協奏曲第6番 ヘ長調 BWV1057 4.フルート、ヴァイオリンとチェンバロのための三重協奏曲 イ短調 BWV1044 【アーティスト(演奏・出演)】 フランチェスコ・コルティ(チェンバロ/1738年製作のクリスティアン・ファーターの楽器に基づく、アンドレア・レステッリによる1998年製作の楽器) イル・ポモ・ドーロ ヴァイオリン:エフゲニ・スヴィリドフ**、アンナ・ドミトリエヴァ、ロセッラ・クローチェ ヴィオラ:ステファノ・ロッシ チェロ:ルドヴィコ・ミナージ ダブルベース:パオロ・ズッケリ バスーン:アレッサンドロ・ノゼッロ リコーダー:アンドレス・ロカテッリ、アレッサンドロ・ノゼッロ* トラヴェルソ:マルチェッロ・ガッティ** *BWV1057のソリスト **BWV1044のソリスト 【レコーディング】 セッション録音:2020年3月2-8日/ヴィッラ・サン・フェルモ、ロニゴ(イタリア)
酒井淳、マレのヴィオール曲集録音プロジェクト第1弾穏やかにして濃密な音楽 ★フランス・バロックの最も重要な人物、マラン・マレ。自身ヴィオラ・ダ・ガンバのヴィルトゥオーゾであり、作曲家、教師でもあった彼は、1686年から1723年にかけて生涯に5巻のヴィオール作品集を出版しました。宮廷の華やかさとはちがった、静かで内省的な雰囲気の作品が多く、演奏者のテクニックだけでなく、間の取り方や装飾など、あらゆるところに高度なセンスが要求されます。ヴィオール奏者として近年ますます充実を見せている酒井淳が、このマレのヴィオール曲集の録音に取り組み始めました。第1弾となる本CDでは、マレの曲集の第1巻を収録。ヴィオラ・ダ・ガンバは、弓の毛に直接触れながら弦を奏でるため、自分の体の中で感じ、表現したいことが、繊細にしてひとつのごまかしもきかない形で音となって表れてくる、と語る酒井淳。酒井の音楽への真摯な姿勢、人間性、すべてが美しい結晶となって鳴り響いています。ルセ、マリオン・マルティノーとの、穏やかにして濃密なアンサンブルも魅力です。 収録情報 曲目・内容 ・ヴィオールと通奏低音のための組曲 ニ短調・メリトン氏のトンボー ト短調・ヴィオールと通奏低音のための組曲 ト短調・2本のヴィオールと通奏低音のための組曲 ト長調・2本のヴィオールと通奏低音のための組曲 ニ短調・ヴィオールと通奏低音のための組曲 イ長調・ヴィオールと通奏低音のための組曲 ニ長調 アーティスト(演奏・出演) 酒井淳(ヴィオラ・ダ・ガンバ/2016年ユディト・クラフト製(ギョーム・バルベイ、1687年製(パリ)モデル)マリオン・マルティノー(ヴィオラ・ダ・ガンバ/2008年ユディト・クラフト製(ミシェル・コリション、1693年製(パリ)モデル)クリストフ・ルセ(チェンバロ/ニコラ・デュモン、1704年製) レコーディング 録音:2020年11月23-27日
平崎真弓とロレンツォ・ギエルミのデュオと仲間たちによる スコルダトゥーラ(変則調弦)を使用したバロック・ヴァイオリン作品集 ★現在、ヨーロッパで最高のバロックデュオとして高く評価されている、平崎真弓とロレンツォ・ギエルミのデュオと仲間たちによるスコルダトゥーラを使用したバロック・ヴァイオリン作品集です。 ★スコルダトゥーラとは変則調弦のことで、弦楽器の調弦を通常とは異なる調にし、響きや音色を変化させる技法のこと。主にバロック時代のボヘミアで流行しましたが、このアルバムには、ボヘミアのビーバーとその弟子のフィルスマイヤーの作品だけでなく、スコルダトゥーラを初めて作品に導入したというイタリアのマリーニから、ミラノ出身のロナーティ、ヘンデルの同僚でイギリスで活躍したカストルッチ、「悪魔のトリル」で知られるタルティーニまで、ボヘミア以外の作曲家のスコルダトゥーラによるヴァイオリン作品も集めた好企画盤です。平崎真弓は数種類のヴァイオリンと多様に調弦された楽器を用いて、まばゆいほどの技巧でこの一風変わった、なんとも魅力的なヴァイオリン作品の数々を奏でています。時折加えられる即興的装飾もセンス抜群です。ギエルミら精鋭揃いの通奏低音奏者たちも、雄弁な演奏で見事にヴァイオリンを支えています。驚くほど豊穣で多彩なスコルダトゥーラの技法を、圧巻の演奏で堪能できる一枚です。 ★国内仕様盤(KKC 6314)にはベルント・ハイダー著「響きのカメレオン」の香住隼による翻訳・補筆・注の日本語解説書付。実に読み応えのある内容となっております。 収録情報 曲目・内容 『スコルダトゥーラの技法』〜ビーバーからタルティーニまでのヴァイオリン作品集 1. ハインリヒ・イグナツ・フランツ・ビーバー(1644-1704): ソナタ第6番 ハ短調、C143 〜 ヴァイオリン独奏のためのソナタ集(ザルツブルク/ ニュルンベルク1681年) 2. ヨハン・ヨゼフ・フィルスマイヤー(1663-1722): ヴァイオリン・パルティータ第5番 ト短調 〜 宮廷のための技巧的調べ(ザルツブルク1715年) 3. カルロ・アンブロジオ・ロナーティ(1645-c.1715): ヴァイオリン・ソナタ第1 番(第7番)ト短調 〜 ヴァイオリンと低音のための12のソナタ(ミラノ1701年) 4. 作曲者不明: ヴァイオリン独奏のためのバレット ト短調 ? クレムジア/クロムニェジーシュに残る手稿譜 A4683(1670年以後) 5. ピエトロ・カストルッチ(1679-1752): ソナタ第12番 イ長調 〜 ヴァイオリンとヴィオローネまたはチェンバロのためのソナタ集作品1(アムステルダム1718年) 6. ジュゼッペ・タルティーニ(1692-1770): パストラーレ イ長調 〜 低音を伴うヴァイオリンのための12のソナタ作品1(ロンドン1734年) 7. ビアッジョ・マリーニ(1594-1663): ヴァイオリンのための創意の第2ソナタ〜 風変わりで当世風のソナタ、シンフォニー、カンツォン...作品8(ヴェネツィア1629年) アーティスト(演奏・出演) 平崎真弓(ヴァイオリン) 使用楽器:・クリスティアン・ザガー(チューリッヒ2003年) スコルダトゥーラ g-d’-a’-e’’(ビーバー&マリーニ) スコルダトゥーラ g-d’-a’-d’’(ビーバー、フィルスマイヤー&作曲者不明の作品) スコルダトゥーラ a-e’-a’-e’’(タルティーニ) スコルダトゥーラ g-d’-a’-c’’(マリーニ) ・ジュゼッペ・ガッフィーノ(パリ1750年頃) スコルダトゥーラ g-d’-g’-d’’(ロナーティ) ・ティエルケ周辺の製作者(ハンブルク1700年頃) スコルダトゥーラ a-e’-a’-e’’(カストルッチ) クリストフ・ウルバネツ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) ヨハネス・レッシャー(ヴィオローネ) ミヒャエル・フライムート(リュート、テオルボ、バロック・ギター) ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ) レコーディング セッション録音:2019年11月16-19日/ドイツ放送カンマームジークザール(ケルン)
鈴木美登里/ラ・フォンテヴェルデが乗り出した モンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音第1弾! ★2002年に鈴木美登里を中心に結成された本格派声楽アンサンブル、ラ・フォンテヴェルデがついに始めたモンテヴェルディのマドリガーレ全曲録音、そのシリーズ第1弾となる「マドリガーレ集第1巻」全曲がリリースされます。日本人としてははじめてで、ヨーロッパでもほとんど例のない貴重な試みとなるこの一大企画では、作曲家の成長と作風の変化に焦点を当て、モンテヴェルディの生涯に沿ってプロジェクトを進めていく形を取っています。もっぱらオペラなどの大作で知られる作曲家の半世紀をかけたライフワークが今ここに巻を追って響きとなります。注目のシリーズ開始と言えましょう!★「モンテヴェルディは『オルフェオ』や『ポッペアの戴冠』などのオペラで一世を風靡し、バロックの扉を開いた作曲家として著名である。しかし彼がライフワークとしていたのは、16世紀から17世紀にかけてヨーロッパ全土で流行したマドリガーレであった。1587年に出版されたマドリガーレ第1巻から1638年の第8巻に至るまで、彼は実に半世紀もの年月をその創作に費やし、新しい作曲技法や様式を追求し続けた。マドリガーレをレパートリーとするグループにとって、モンテヴェルディほど魅力的な作曲家は他にいないだろう。(鈴木美登里 ライナーノーツより)」 収録情報 曲目・内容 1. あなたが私の命を愛していることは2. ああ、あなたに心を捧げたために3. なぜ幸せを奪うのか?4. 愛の神よ、お願いだ5. 甘く優しい口づけよ6. あなたは許してくれないけれど7. 愛しいフィリスよ8. 愛の神よ、お前が私の苦しみを9. 羊飼い娘フーミアは?(第1部)10. 気高く神々しい太陽よ?(第2部)11. その時テヴェレのすべての羊飼いと?(第3部)12. 命の人よ、あなたのもとを去るとき13. 我々を燃やす無数の炎と14. ニンフたちよ、さあこの森から出て15. その美しい手が、罠を編み16. 可愛らしい羊飼い娘が17. 愛の神よ、もしお前の矢と18. 愛する人よ、あなたを見つめると私は氷になってしまう19. 私は燃えているが、あなたを愛しているわけではない20. 燃えるなり凍るなりお好きなようになさい?(返答)21. 私は自らの意思で燃え凍ったのだ ?(応答) アーティスト(演奏・出演) ラ・フォンテヴェルデ【鈴木美登里・星川美保子・染谷熱子(ソプラノ)、上杉清仁(カウンターテナー)、谷口洋介・中嶋克彦(テノール)、浦野智行・小笠原美敬(バス)】上尾直毅(チェンバロ)金子浩(リュート) レコーディング セッション録音:2013年5月20-22日、2013年10月7-9日、2014年5月19-21日、2015年3月2日/秩父ミューズパーク音楽堂(録音:櫻井卓)
★フライブルク・バロック・オーケストラのコンサート・マスター兼指揮者として世界で高く評価されているゴルツが、テレマンが若いころに書いたヴァイオリン・ソナタ集を録音。あまり録音機会のないこれらの作品の、注目の1枚の登場です!★テレマンは1715年にクラヴサンを伴うヴァイオリンのための6つのソナタ集をフランクフルトで出版しました。1708-1712年、テレマンはアイゼナハの宮廷の楽長兼第1ヴァイオリン奏者を務めながら、セレナーデ、カンタータ、室内・管弦楽作品、宗教音楽を作曲し、自身もバリトン歌手として様々な自曲の演奏に参加もしていました。1711年に妻が亡くなり、テレマンはフランクフルトの地に移ったと考えられます。これらのソナタはヨハン・エルンスト4世に捧げられています。すべて4楽章から成り、教会ソナタ(緩?急?緩?急)のスタイルをとっています。当時の出版譜にはヴァイオリンとクラヴサンのための、と記されていますが、ここでは楽曲によって通奏低音パートの編成をチェンバロ、チェロ、オルガン、テオルボからふさわしい組み合わせを考慮して演奏されています。テレマンが若き日に書いた旋律が、ゴルツの確信に満ちた表現と、豊かにして輝かしいサウンドで見事に薫りたちます。 収録情報 曲目・内容 第1番 ト短調第2番 ニ長調第3番 ロ短調第4番 ト長調第5番 イ短調第6番 イ長調 アーティスト(演奏・出演) ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴァイオリン)アンネカトリン・ベレル(チェロ)トルステン・ヨハン(チェンバロ/ポジティブ・オルガン)トーマス・C.ボイセン(テオルボ) レコーディング 録音:2018年5月15-18日、フライブルク
己に向き合い、対話する、無伴奏の真骨頂 日本の古楽界を牽引してきた若松夏美が ついにバッハの無伴奏全曲を録音! ★長年日本の古楽界を牽引してきた若松夏美がついにバッハの無伴奏全曲録音をリリースします!若松夏美はバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のリーダーとしてカンタータ全曲録音の殆ど全てに参加。現在BCJおよびオーケストラ・リベラ・クラシカ(OLC)のコンサート・マスターをつとめる傍ら、鈴木秀美を中心とする室内楽など積極的な演奏活動を展開しております。バッハのあらゆる作品を弾いてきた若松だからこそ表現できる唯一無二の世界。己に向き合い、対話する、若松夏美によるバッハ無伴奏をご堪能ください。★「『6曲のヴァイオリン・ソロ』はヴァイオリンひとつだけでバスも旋律も同時に鳴らし、フーガを構築し、それぞれの舞曲に様々な表情を与え、1曲また1曲と違う趣向をもって作曲された。(中略)バッハがこの曲集を誰に献呈するでもなく浄書したのは、自身の到達した想像力の高みを、見た目にも美しいセットにしておこうという気持ちになったからかもしれない。そして、それが300年後の私たちの譜面台の上に置かれるとは思いもしなかっただろう。」若松夏美〜ライナーノーツより 収録情報 曲目・内容 [Disc1]1. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV10012. 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番 ロ短調 BWV10023. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 BWV1003[Disc2]4. 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 ニ短調 BWV10045. 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番 ハ長調 BWV10056. 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 アーティスト(演奏・出演) 若松夏美(ヴァイオリン;Carlo Tononi, Bologna 1700) レコーディング セッション録音:2014年3月18-20日、2015年8月12-15日、2015年10月9-11日/コピスみよし(埼玉)
『マタイ』録音史に残る名盤 クイケン&ラ・プティット・バンドの研ぎ澄まされた演奏 しばらく単曲で流通がなかったところに再登場! ★名盤として知られるシギスヴァルト・クイケン&ラ・プティット・バンドによる2009年録音の『マタイ』が再発売。ソリストが合唱パートもこなし、オケは少人数に切り詰められ、研ぎ澄まし磨き上げられた演奏です。少年合唱をソプラノに置き換えるなど発表当時は賛否両論な面もありました。しかしすべては、作品を堅苦しいアカデミズムに陥らせるのではなく、真に生きたものとして響かせんとする姿勢からきているのであり、だからこそ今もなお鮮烈な名演として評価され残り続けているのでしょう。『マタイ』録音史に輝く名盤です。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244 [CD1] 第1部 (No.1-29) [CD2] 第2部 (No.30-54) [CD3] 第2部つづき (No.55-68) アーティスト(演奏・出演) シギスヴァルト・クイケン (指揮) ラ・プティット・バンド ゲルリンデ・ゼーマン (ソプラノ1) マリー・クイケン (ソプラノ2) ペトラ・ノスカイオヴァ (アルト1) パトリツィア・ハルト (アルト2) クリストフ・ゲンツ (テノール1、福音史家) ベルンハルト・フンツィカー (テノール2) ヤン・ファン・デル・クラッベン (バス1、イエス) マルクス・ニーダーマイア (バス2) エミリエ・デ・フォフト (リピエーノ、下女、ピラトの妻) オリヴィエ・ベルテン (ペテロ、ピラト、祭司長2) ニコラス・アクテン (ユダ、大祭司カヤバ、祭司長1) レコーディング 録音:2009年4月5-9日/ベルギー、ルーヴェン、プレディクヘーレン教会
鈴木美登里を中心に結成された日本を代表する歌手陣による 実力派声楽アンサンブル《ラ・フォンテヴェルデ》 待望の初アルバムが遂にリリース! ★鈴木美登里を中心に結成された実力派声楽アンサンブル“ラ・フォンテヴェルデ” の初アルバムが遂に登場!モンテヴェルディ他マドリガーレ作曲家達による珠玉の作品を集め、「声による言葉の表現」に焦点を当てて精緻なアンサンブルを聴かせてくれます。 「日本人によるマドリガーレのグループを作りたい」という想いを10年程も持ち続けた後、2002年に《ラ・フォンテヴェルデ》は誕生した。メンバーの殆どは古楽の分野で活躍している歌手であったがマドリガーレに関しては初体験に近く、試行錯誤の日々が続いた。更に8年の年月を経た今、ようやく録音に至ったことはこの上ない喜びである。( プログラムノート鈴木美登里 より) 収録情報 曲目・内容 1. ジャッケス・アルカデルト(c.1505-1568):「白く優しい白鳥」Il bianco e dolce cigno2. クラウディオ・モンテヴェルディ(1567-1643):「星に向かって打ち明けた」Sfogava con le stelle3. モンテヴェルディ:「誰も私に忠告するな」Alcun non mi consigli4. ジュゼッペ・カイモ(c.1540-1584):「嘆け、谷よ」Piangete valli5. モンテヴェルディ:「死んでしまいたい」Si, ch'io vorrei morire6. アドリアン・ヴィラールト(c.1490-1562):「愛は私を死なせる」Amor mi fa morire7. シジスモンド・ディンディア(c.1582-1629):「無慈悲な慰め」Dispietata pietate8. モンテヴェルディ:「さあ、さあ、可愛い羊飼いたちよ」Su, su, su pastorelli vezzosi9. ディンディア:「"ああ"、とフィレーノは言った」"Lasso", dicea Fileno10. フィリップ・ヴェルドロ(1480-1532):「わがイタリアよ」Italia mia11. チプリアーノ・デ・ローレ(c.1516-1565):「別れのとき」Ancor che col partire12. シジスモンド・ディンディア(c.1582-1629):「"情けを"、と泣きながら叫んでも」"Merce!", grido piangendo13. モンテヴェルディ:「ああ私の愛しい人はどこに」Ohime dov'e il mio ben14. カイモ:「カッコーが鳴く間に」Mentre il cuculo15. モンテヴェルディ:「私は若い娘」Io mi son giovinetta16. マルコ・ダ・ガリアーノ(1582-1643):「あのころ私は燃えていた」Arsi un tempo e l'ardoro17. オラツィオ・ヴェッキ(1550-1625):「知っているよ、誰が楽しい思いをしているか」So ben mi c'ha bon tempo18. ルカ・マレンツィオ(1553-1599):「千回の口づけを」Basciami mille volte19. マレンツィオ:「輝く愛しい星に告げた」Dissi a l'amata mia lucida stella20. ジョバンニ・ジャコモ・ガストルディ(c.1550-1622):「勝ち誇る愛の神」Amor vittorioso アーティスト(演奏・出演) ラ・フォンテヴェルデ【星川美保子、鈴木美登里、山村奈緒子(ソプラノ) 上杉清仁(カウンター・テナー) 谷口洋介(テノール) 浦野智行、小笠原美敬(バス) 上尾直毅(チェンバロ、オルガン) 金子浩(リュート)】 レコーディング 録音:2010年6月10〜13日、秩父ミューズパーク音楽堂
★世界的に活躍するオリヴィエ・ラトリーがラ・ドルチェ・ヴォルタ・レーベルよりオール・バッハ・プログラムのアルバム「バッハ・トゥ・ザ・フューチャー」をリリースします!ラトリーは23歳の若さでパリ・ノートルダム大聖堂に据え付けられた大オルガンの正オルガニストに就任し、以後コンサート・オルガニストとして活躍する世界屈指の卓越した演奏家です。レパートリーはバロックから現代まで網羅し、さらに即興演奏も得意とする圧倒的な存在として知られます。★原点回帰ともいえるバッハの録音。ラトリーは1990年代にBNLレーベルにバッハの主要オルガン作品を録音し、その後2003年録音でDGレーベルよりオルガン・トランスクリプションとしてシャコンヌなどのバッハの作品を取り上げておりますが、オール・バッハ・プログラムでの録音は実に四半世紀ぶりで満を持しての録音といえます。★トッカータとフーガやパッサカリアとフーガで巧みなレジストレーションでカヴァイエ=コル製作の大オルガンを演奏。まるで万華鏡のように変化するパイプオルガンの音色に驚かされます。また、通称「大フーガ」で知られる幻想曲とフーガ ト短調 BWV542では、ラトリーは演奏する際にリストのピアノ編曲などを参考にし、幻想曲ではラトリー自身による解釈で多くの和音を追加しております。残響7秒という当大聖堂の響きを考慮し、まさに幻想的な世界を描きます。圧倒的な技術とラトリーでしか表現することのできない唯一無二のバッハ作品をご堪能ください。なお、ブックレットにはラトリーによる当アルバムのコンセプト、楽曲解説、およびカヴァイエ=コルのオルガンについての日本語訳付です。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ(1685-1750):1.「6声のリチェルカーレ」 BWV1079/2(《音楽の捧げもの》より)2. 小フーガ ト短調 BWV5783. トッカータとフーガ ニ短調 BWV5654.「主なる神よ、われを憐れみたまえ」 BWV7215. 幻想曲 ト短調 BWV542/16. フーガ ト短調 BWV542/27.「汝のうちに喜びあり」BWV6178.「わが心の切なる願い」 BWV7279. 幻想曲 ト長調 BWV57210. パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 アーティスト(演奏・出演) オリヴィエ・ラトリー(オルガン/1868年製カヴァイエ=コル) レコーディング セッション録音:2019年1月6-8日/ノートルダム大聖堂(パリ)
チェンバロ独奏も最高! ルセのリュリ愛光る珠玉のアルバム ★近年指揮者として高く評価されるルセですが、やはりチェンバロ演奏が聴きたくなります。待望の新録音、それも彼が特別な愛着を示すリュリ作品を中心としているのが興味津々。★これらはリディ・ド・ロシュフォール=テオボン夫人 (1638-1708)所蔵の写本で、何とルセ自身が 2004年にオークション・サイトebayで見つけて落札した唯一無二の楽譜によります。Ebay の出品者コメントには「18 世紀のハープシコード曲集」とありましたが、ルセは一瞥して 17 世紀の、それも超お宝であることを見抜き入手することができたとのこと。★楽譜集に収録された約 80 曲のうち 34 篇はリュリ作品のチェンバロ用編曲で、あまり鍵盤作品を残していないリュリだけにルセの喜びぶりが想像できます。最高の落札者を得た手書きの楽譜が3世紀以上を経て、ふさわしい奏者により蘇ったと申せましょう。★ルセは曲順に弾くのではなく、調性別の組曲のようにまとめて統一感を図っています。幸運なことに1704年ニコラ・デュモン製の修復済のチェンバロも入手することができ、それを用いてのレコーディングとなりました。★多くはリュリのオペラからの編曲ですが、原曲を誰よりも研究しているルセゆえ神業的な出来となっています。古楽研究者、古楽ファンは見逃すことのできない新譜です。 収録情報 曲目・内容 テオボン夫人の写本 Disc1 ニ短調の小品 1. 作者不詳:前奏曲 */2. シャンボニエール:重々しさ(アルマンド)/3. ゴルチエ(ダングルベール編):古き不滅のゴルチエのクーラント/4. 作者不詳:乞食のブラーンル */5. ゴルチエ(ダングルベール編 ?):ジグ/6. 作者不詳:美しき羊飼いティルシス ハ長調の小品 7. ダングルベール (?):前奏曲 */8. リュリ:「テセウス」?マルスの降臨とメヌエット/9. 作者不詳:ブドウの収穫があるのでさようなら/10. 「アシスとガラテ」?リゴドンI & II/11. ダングルベール:ダングルベール氏のシャコンヌ/12. 作者不詳:メヌエットとドゥーブル * ト短調の小品 13. リュリ:「ヴェルサイユの洞窟」序曲/14. 同:「アティス」?エコー/15. 同:リュリ氏のクーラント/16. 同:「ヴェルサイユの洞窟」?楽しみを享受しましょう/17. 同:「ヴィーナスの誕生」?冥界の神 */18. ジャン・ルソー:ロンドーによるジグ/19. リュリ:エール第 2 番/20. 同:アルミードの眠り/21. 同:アルミードのパサカイユ/22. 同:アティスの楽しい夢/23. 作者不詳:サラバンド* 変ロ長調の小品 24. ガスパール・ルルー(?):前奏曲 */25. リュリ:アティスの終わりの夢/26. 同:アティスの終わりの夢のエア第 2 番 イ短調の小品 27. ダングルベール(?):前奏曲*/28. リュリ:リュリ氏のアルマンド/29. 作者不詳:あなたに会わず2日も過ごした/30. アルデル:ガヴォット&ルイ・クープラン:ドゥーブル/31. リュリ:ジョコンドのエール(アルマンド) Disc2 ニ短調の小品 1. 作者不詳:前奏曲 */2. ダングルベール:スペインのフォリア/3. 作者不詳:「私たちの船で」リゴドン第 1、第 2 番/4. 作者不詳:クリスマス ヘ長調の小品 5. シャンボニエール:おお美しい庭(サラバンド)/6. 作者不詳:ジグ/7. シャンボニエール (?):サラバンド* ハ長調の小品 8. 作者不詳:前奏曲 */9. ダングルベール:アルマンド/10. シャンボニエール:クーラント「イリス」&ドゥーブル/11. モンナール:サラバンド/12. リュリ:ガラテのシャコンヌ/13. 同:カドモスの行進/14. ルベーグ:ガヴォット/15. 作者不詳:カナリア*/16. 作者不詳:メヌエット* ト短調の小品 17. リュリ:「アモルの勝利」?アポロンの入場/18. 同:「アモルの勝利」?アントレの組曲/19. ゴーチエ:喜び/20. 作者不詳:リゴドンI & II*/21. リュリ:「イシス」?ミューズたちの前奏曲/22. 同:ロンドーによるエール*/23. 同:「ミューズたち」?ムーア人のエール/24. 同:「ミューズたち」?ムーア人のエール第 2 番/25. 同:「町人貴族」?アルルカンのシャコンヌ ハ長調の小品 26. 作者不詳:前奏曲 */27. 作者不詳:ヴォードヴィユ */28. ゴルチエ(ダングルベール編 ?):ジグ/29. 作者不詳:フローラのメヌエット ト長調の小品 30. リュリ:「フェアトン」前奏曲/31. 同:「村の婚礼」?ロランの花嫁/32. 同:「村の婚礼」?ロランの花嫁のエール第 2 番/33. 作者不詳:若きイリス/34. リュリ:「ロラン」?ロジスティユ/35. 同:フェアトンのシャコンヌ/36. 同:アマディスのメヌエット/37. シャンボニエール:若きゼフィールのサラバンド/38. リュリ:「四季」?フォンテーヌブローのリトルネッロ/39. 作者不詳:メヌエット*/40. 作者不詳:サラバンド* * 世界初録音 アーティスト(演奏・出演) クリストフ・ルセ(チェンバロ)1704年ニコラ・デュモン製 レコーディング 録音:2020年 11月29-30日/パリ
自筆譜版をもとに、『フーガの技法』を完成された作品として演奏! 数の象徴がもたらす神秘的な美しさ、名手たちの至高のアンサンブル ★バッハの『フーガの技法』は対位法芸術の最高峰であり、バッハ書法の究極とも言うべき作品です。しかし演奏にあたっては、鍵盤楽器で弾けるように書かれていながら楽器指定がなく、また曲順をどうするか、未完フーガを含めるか否かという問題がつきまとう謎に満ちた作品でもあります。楽譜は出版譜の他にいわゆる「ベルリン自筆譜」(Mus. ms. Bach P 200)が残されていて、曲数や曲順、譜面の各所に違いがあります。このアルバムでは自筆譜を採用し、「完成した作品」として演奏することが試みられています。★自筆譜の曲順と曲種を読み解くと、バッハがそこに「数の象徴」を盛り込んでいたことが分かりました。BACHをアルファベット順に数字に変換すると2-1-3-8となり、バッハはその合計数14を象徴的に作品に潜り込ませていたことが知られています。自筆譜の『フーガの技法』は基本となるフーガがまず2曲、次に半終止(ラ、Aの音!)で終わるフーガが1曲、そして反行形や対主題を伴うフーガが3曲、最後に複雑さを極めていく8曲というように構成されています。8曲のセクションは 2-1-2-1-2 と細分化でき、拡大・縮小を伴うフーガ、カノン、多重フーガ、カノン、鏡像フーガ(正立 + 倒立で1 曲とする)と書法が発展していきます。★バッハは曲集のタイトルを「Die Kunst der Fuga」としました。フーガの綴りだけイタリア語になっています。これは上記の方法で数字に直したとき158になり、「Johann Sebastian Bach」もまた 158になる、という数遊び。1+5+8=14(BACH)、というのもバッハは気に入っていたようです。★このアルバムではアンサンブルでの演奏が採用されています。スコアの音域に即した楽器が選択され、各種ヴィオールが美しく響き、机上の空論的な楽曲と思われがちな『フーガの技法』から驚くほど音楽的な対話が生まれています。オルガンは通奏低音として入ったり時にソロで弾いたりとアレンジも面白く考え抜かれていて、最後に未完フーガを添えているのも嬉しいところです。アッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナはこれまで Stradivariusや DIVOX に録音があり、今作が Challenge Classics での初作品。リーダーのアルベルト・ラージはサヴァールに学んだヴィオール奏者です。★国内仕様盤には演奏者自ら書いた解説を日本語訳して掲載。相当な読み応えで、『フーガの技法』への指南書としても十分な価値を持つ内容です。ベルリン自筆譜版への理解も深まり、またバッハと周囲の人々がいかにしてこの高度な曲集をまとめ上げ完成させようとしたのかが窺い知れる貴重な文章となっています。 収録情報 曲目・内容 [1] 基本形による単純フーガ(コントラプンクトゥスI)[2] 反行形による単純フーガ(コントラプンクトゥスIII)[3] 基本形による単純フーガ(コントラプンクトゥスII)[4] 反行形を伴うフーガ(コントラプンクトゥスV)[5] 12度対位法による対主題と基本形によるフーガ(コントラプンクトゥスIX)[6] 10度対位法による2つの対主題と反行形によるフーガ(コントラプンクトゥスX)[7] 反行、縮小を伴うフランス様式によるフーガ(コントラプンクトゥスVI)[8] 反行、拡大と縮小を伴うフーガ(コントラプンクトゥスVII)[9] 8度のカノン[10] 3声の3つの主題によるフーガ(コントラプンクトゥスVIII)[11] 4声の4つの主題によるフーガ(コントラプンクトゥスXI)[12] 反行と拡大によるカノン[13] 4声の鏡像フーガ・正立(コントラプンクトゥスXIIa)[14] 4声の鏡像フーガ・倒立(コントラプンクトゥスXIIb)[15] 3声の反行形を伴う鏡像フーガ・正立(コントラプンクトゥスXIIIb)[16] 3声の反行形を伴う鏡像フーガ・倒立(コントラプンクトゥスXIIIa)[17] 3つの主題によるフーガ(未完) アーティスト(演奏・出演) アッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナ[ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)アルベルト・ラージ(指揮、トレブル・ヴィオール)クラウディア・パセット(テノール・ヴィオール)パオロ・ビオルディ(バス・ヴィオール)ミケーレ・ツェオーリ(ヴィオローネ)ルカ・グリエルミ(オルガン)] レコーディング 録音:2019年 9月10-13日/イタリア、ヴェローナ、ナザレス教会
他のどの録音とも違う『ゴールドベルク』 グールド、58年バンクーバー・ライヴ! 自在な緩急で弾き切った一回限り・驚きの大名演! 音質も今までにない鮮烈さで登場 グールドはステージ上でも聴衆のためでなく、あくまでも自分のために弾いている。自身の内で瞬間に湧き上がってきた音楽をこのディスクを通じて我々は聴くことができるわけだ。ここにはインテンポを維持して完成させた55年のスタジオ録音では聴くことのできない、内面の音楽が残されている? ★Altusの最新技術で鮮やかに蘇る、グールド若き日の貴重なライヴ録音。知られざるゴールドベルクの名演、58年バンクーバー音楽祭でのライヴが望みうる最高の音質で登場!★スタジオの録音技術を駆使して緻密に作り上げた55年の『ゴールドベルク変奏曲』で一躍音楽界にその名をとどろかせたグールド。多忙な演奏活動に明け暮れるうちコンサートというものを疑問視し、精神的不調の波にもまれ、50年代から既に演奏会のキャンセルが多くなっていきます。そんななか興が乗って充実したライヴ演奏を繰り広げることもあって、この58年バンクーバー・ライヴがまさにそれ。ライヴの一回性の中でイマジネーションが自由に飛翔した素晴らしい『ゴールドベルク変奏曲』です。大胆な緩急を持ち、各変奏の繰り返しの有無にも独自性がある演奏で、55年のスタジオ録音を完成された設計図としつつもそこにこだわらない自在さがあり、大きな違いがあります。また59年のザルツブルク・ライヴでは81年スタジオ盤へと繋がっていくテンポ感が現れてきますが、このバンクーバー・ライヴは緩急のせめぎ合いがまだまだ白熱しています。ブックレットには各録音を比べながら詳細に検証された演奏論が掲載され、圧倒的な読み応えとなっています。★ジャケット・デザインはシルバーを用いたこだわりの印刷。画面上の画像データでは再現できない色になっておりモノとしての価値も十分。ぜひコレクションに加えたいアルバムです。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲 BWV988 アーティスト(演奏・出演) グレン・グールド(ピアノ) レコーディング 録音:1958年7月23日/バンクーバー音楽祭でのライヴ(モノラル)
エレガンスにして知的な対話 ラモーの名品『コンセール』から引き出す 自由で美しい合奏のかたち ★鍵盤独奏の名品『新しいクラヴサン曲集』(1726/27)から15年、ラモーは鍵盤楽器を含む室内楽の新たな可能性に挑みます。そして生まれたのが2つの旋律楽器と鍵盤楽器のための『コンセールによるクラヴサン曲集』(1741)。J.S.バッハのオブリガート・チェンバロ付きソナタを思わせる、チェンバロに独立した役割が与えられた作品です。通奏低音の殻を破ったチェンバロが常に音楽をリードし、そこに綾なすように2つの楽器が絡まり美しいアンサンブルが繰り広げられるという構図で、旋律楽器はヴァイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバ。それぞれフルートと第2ヴァイオリンに置き換えても良いと指示されています。1つのコンセールの中で同主調の長調と短調を行ったり来たりする自由さや、各楽章に付された地名・性格・人名による不思議な標題も特徴的。ラモーの室内楽作品はとても珍しく、以降は『プラテー』(1745)をはじめ劇音楽を創作の要として、残りの人生を歩んでいきます。 ★アルベルト・ラージ率いるアッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナは、ラモーの指示した楽器を自由に組み合わせて演奏しています。フルートとヴァイオリンをユニゾンで重ねたり、同じ楽章で旋律を分け合ったり、ヴィオールがパートを離れてチェンバロの左手のバスの補強に回ったり、様々な手を駆使して豊かな色彩効果を演出。全員がチェンバロと協奏的に対峙し、対話を繰り広げ、充実の響きを作り上げます。ここで流れているのはチェンバロの独壇場でも、バッハのように均質に構築されたトリオでもなく、さらなる自由を求めて形を変えながら飛翔する大合奏の音楽。サヴァール仕込みのラージのガンバも実に雄弁で引き込まれます。前作の『ベルリン自筆譜版・フーガの技法』(KKC-6275/CC-72842)に続く、アルベルト・ラージ注目のアルバムです。 収録情報 曲目・内容 ラモー:『コンセールによるクラヴサン曲集』 第1コンセール ハ短調 〈クリカン/リヴリ/ヴェジネ〉 第2コンセール ト長調 〈ラボルド/ブコン/挑発/メヌエット〉 第3コンセール イ長調 〈ラ・ポプリニエール/内気/タンブーラン〉 第4コンセール 変ロ長調 〈パントマイム/おしゃべり/ラモー〉 第5コンセール ニ短調 〈フォルクレ/キュピ/マレ〉 アーティスト(演奏・出演) アッカデミア・ストゥルメンターレ・イタリアーナ [パトリツィア・マリサルディ(チェンバロ)、ロゼッラ・クローチェ(ヴァイオリン)、ルイージ・ルーポ(フルート)、アルベルト・ラージ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)] レコーディング 録音:2021年9月13-16日/イタリア、ヴェローナ、ナザレ教会
圧倒的な音色。ただならぬバッハ。 ★無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2、3番、ソナタ第3番(HMC902059/KKC5132)は世界中で高い評価を受け、本盤でバッハの無伴奏完結となります。聴き手の耳と心に焼きつく強烈な美しさを放つファウストの音。重力を感じさせない、しかし軽いというわけでは決してない、実に不思議な弓使いから生み出される彼女の音色は、一度聴いたら忘れられないもの。今回のバッハでも、銘器ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティー」の特徴でもある美しい音色、彼女自身「レーザーのようにまっすぐで、宙を射る光の線のようにまばゆい」と述べる音色で、聴き手の心にまっすぐに響いてくるバッハを聴かせてくれます。 収録情報 曲目・内容 J.S. バッハ: 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調 BWV.1002 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第2番イ短調 BWV.1003 アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン) 使用楽器:1704年製ストラディヴァリス『スリーピング・ビューティー』 レコーディング 録音:2011年8月、9月 選べる「夏の福袋」が今年も登場! HAPPY SUMMER BAG 対象商品を2点選んで5,000円(送料無料) 話題盤などがお買い得になるチャンス! 期間限定7/10(水)まで! 対象商品を2点選んで、5,000円チケットと合わせて購入するだけ! 商品名に【商品2点で5,000円】と記載のある商品が対象になります。 *商品名に記載がない商品は対象外です。 ★★★キャンペーン会場はこちら【5,000円福袋】 【10,000円福袋】キャンペーンチケット(クーポンページ)はこちら 【10,000円福袋】キャンペーン会場はこちら
サヴァールが認めるアンサンブル タスト・ソロがいざなう16世紀ヨーロッパの世界 ★ALIA VOXから、サヴァールがおすすめするアンサンブル、タスト・ソロのタイトルが発売されます。ヴィンチェンウォ・ルッフォ (1508頃〜1587) とその同時代の作曲家たちによる作品をプログラムしたものです。ルッフォは16世紀イタリアの様々な土地の聖堂 (教会) で活躍した作曲家で、ヴェローナにいた頃にはモンテヴェルディの師匠であったマルカントニオ・インジェニエーリを指導したともされています。当時のイタリアではダンスから派生した音楽スタイル (舞曲) が非常にさかんに生み出されていましたし、リチェルカール (リチェルカーレ) と題されたファンタジアの作曲技法など、様々なスタイルの作品が大いに発展しました。当時はまた、器楽・声楽演奏についての研究もさかんで、器楽同様、声楽にも様々な超絶技巧を要する楽曲が生み出され、それに関する論文も多数書かれました。演奏者たちはこれらの論文にもあたりながら、ここでは、初期ルネッサンス期のイタリアの室内楽の演奏でスタンダードであった編成 (高音域にダンパーを持たない小型チェンバロ、非常にシンプルなハープ、ヴィオラ・ダ・ガンバとリュート) をとっています。非常に緻密で美しいタペストリーのように音楽が紡がれていきます。 収録情報 曲目・内容 EROS&SUBTILIATAS〜エロスと繊細 1. ヴィンチェンツォ・ルッフォ:La Gamba 2. フィリップ・ヴェルデロー:Dormendo un giorno 3. ヴィンツェンツォ・ルッフォ:Dormendo un giorno 4. ヴィンツェンツォ・ルッフォ、フィリプ・ヴェルデロー:Dormendo un giorno 5. ト調のパヴァーヌ (アルカート城所蔵手稿譜) 6. ト調のサルタレロ (アルカート城所蔵手稿譜) 7. ヴィンツェンツォ・ルッフォ、ジャック・アルカデル:Quand'io penso al martire 8. ジャン・ゲロ:Madonna io v'amo 9. イ調のリチェルカール (アルカート城所蔵手稿譜) 10. ヴィンツェンツォ・ルッフォ:Lieti felici spirti 11. ニ調のパヴァーナ (アルカート城所蔵手稿譜) 12. ニ調のサルタレッロ (アルカート城所蔵手稿譜) 13. ヴィンチェンツォ・ルッフォ:Gentil mia donna 14. ト調のリチェルカール (アルカート城所蔵手稿譜) 15.ドメニコ・フェッラボスコ:Io mi sono gioveneta (アルカート城所蔵手稿譜) 16. ジャック・アルカデル:O felici occhi miei 17. ヴィンチェンツォ・ルッフォ、ジャック・アルカデル:O felici occhi miei 18. ヴィンチェンツォ・ルッフォ:La Disperata 19. ヴィンチェンツォ・ルッフォ、クレマン・ジャヌカン:Martin menoit 20. ハ調のパヴァーナ (アルカート城所蔵手稿譜) 21. ハ調のサルタレッロ (アルカート城所蔵手稿譜) 22. ヴィンチェンツォ・ルッフォ:El Cromato 23. ヴィンチェンツォ・ルッフォ、ジャック・アルカデル・Da' bei rami scendea アーティスト(演奏・出演) タスト・ソロ [アンネ=カトリン・オルセン (ソプラノ) 、リッカルド・ピサーニ (バリトン) 、ベルトラン・キュイエ (ルネッサンス・チェンバロ) 、ベレンジェル・サルダン (ルネッサンス・ハープ) 、ポー・マルコ (ヴィオラ・バスタルダ) 、ボル・ズリヤン (ルネッサンス・リュート) ] ギエルモ・ペレス (オルガネット&指揮) レコーディング 録音:2021年11月、フランス
★SACDハイブリッド盤。鈴木雅明によるJ.S.バッハのオルガン作品集第2弾は、現在客員教授を務める神戸松蔭女子学院大学のチャペルに据え付けられたマルク・ガルニエ製作のオルガンを用いての録音です。1990年にバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)を創設して以来、音楽監督として、またバッハ演奏の第一人者として名声を博した鈴木雅明。BCJとともに1995年に開始し、18年を経て2013年に完結したJ.S.バッハの教会カンタータ全集は、まさに世界に誇る偉業として高く評価されました。その録音会場となったのがこのチャペルです。 ★当会場におけるオルガン演奏の録音は東日本大震災へのチャリティCD「バッハ・フォー・ジャパン」(BIS 2011)で3篇のオルガン・コラールを録音している以外にはなく、オルガン作品だけを収録したものは今回がはじめてとなります。 ★収録作品は、喜ばしく輝かしい前奏曲とフーガ ト長調 BWV541、バッハの名作「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV730&731、大曲コラール・パルティータ「おおイエス、汝尊き賜物」BWV768、すべての楽想が主題から導き出される快活な前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547、そして、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲をオルガン独奏に編曲した協奏曲 ニ短調 BWV596とハ長調 BWV594です。極めて高度な技術と表現力が要求される大曲を含む当録音ですが、長きに渡り演奏し続けてきたこのガルニエ・オルガンで見事な演奏を披露しております。日本語解説付ブックレット。 ※国内品番のみのご案内となります。 ◆レコード芸術 2017年3月号 特選盤 神戸松蔭女子学院大学のオルガンについて 松蔭は、私とバッハ・コレギウム・ジャパンの原点です。1981年にチャペルが完成、83年にガルニエのオルガンが完成して後、今にいたるまで230回以上にわたるチャペルコンサートが催されてきました。そのプロセスで、バッハ・コレギウム・ジャパンが生まれ、全教会カンタータが録音され、またあらゆるバロックオルガン作品が演奏されてきました。ここに、神戸松蔭女子学院の125周年にあたって、このオルガンを用いたバッハの作品の初めてのCDが上梓される運びに至ったことは、大きな喜びです。(鈴木雅明〜ライナーノートより) 【曲目・内容】 J.S.バッハ(1685-1750):オルガン作品集 Vol.2 1.-2.前奏曲とフーガ ト長調 BWV541(7’15”) 3.コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV730(2’13”) 4.-6.協奏曲 ニ短調 BWV596(10’39”) 7.-18. コラールと11のパルティータ「喜び迎えん、慈しみ深きイエスよ」/「おおイエス、汝尊き賜物」BWV768(19’00”) 19.-21.協奏曲 ハ長調 BWV594(17’38”) 22.コラール「いと尊きイエスよ、われらはここに集いて」BWV731(2’40”) 23.-24.前奏曲とフーガ ハ長調 BWV547(10’10”) 【アーティスト(演奏・出演)】 鈴木雅明(オルガン;マルク・ガルニエ製作) 【レコーディング】 セッション録音:2016年1月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
イザベル・ファウスト&クリスティアン・ベザイデンホウトバッハのヴァイオリン・ソナタ集! ★今や押しも押されぬヴァイオリンの女王、イザベル・ファウストが、バッハのヴァイオリン・ソナタを録音しました!チェンバロは、天才ベザイデンホウト。2016年10月の来日公演でも、ふたりはバッハのソナタ集を演奏しており、その流麗にして息のぴったり合った演奏で、絶賛されました。 ★このバッハのソナタは、ヴァイオリンの声部と、鍵盤奏者の両の手が紡ぐ三重奏、いわば、トリオ・ソナタである、としばしばいわれます。トリオ・ソナタはバロックの作曲家にとって、対位法の技法を示す最上の場でした。バッハによるこれら6つのソナタは、対位法の最高級の技法が尽くされ、同時に音楽的愉悦に満ちた、トリオ・ソナタの決定的名作であるといえます。実際バッハはこの6つの曲集を「亡くなる前まで」何度も改訂し続けており、田園的なものから真摯で受難を思わせる空気のものまで多様性に富み、活き活きとした、傑作となっています。 ★イザベル・ファウストがここで演奏しているヴァイオリンの銘器ヤコブ・シュタイナーは、一時はヨーゼフ・ヨアヒムの手元にあったと考えられている楽器で、キレの良さ、あたたかみ、そしてメランコリーな表情にも合う暗めの音を兼ね備えています。そしてベザイデンホウトが奏でるチェンバロは、ピノックから貸与された、バッハも深く愛したジャーマンスタイルの楽器で、オルガンのように豊かな響きを可能にしながら、一音一音の発音(響き)が非常にクリアな名器です。二者のバランスも理想的な演奏です。 ★ファウストのまっすぐに美しい音色と自然なフレージング、そしてベザイデンホウトのチェンバロのぴちぴちとしながらも流麗な音楽運び、二人ともきわめて自然に奏でています。急速なパッセージの場面でも、それぞれが難なく超絶技巧のパッセージを真珠を転がすように自由に演奏しながらも、二人の息はぴったり。それぞれの楽曲、それぞれの楽章のキャラクターの違いも際立っており、音楽の喜びにあふれた演奏が展開されています。無伴奏ヴァイオリンのソナタとパルティータと好一対を成す6曲に、歓迎すべき素晴らしい録音がひとつ生まれました。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:ヴァイオリン・ソナタ集(オブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタ集) [CD1] ・第1番 ロ短調 BWV 1014 ・第2番 イ長調 BWV 1015 ・第3番 ホ長調 BWV 1016 [CD2] ・第4番 ハ短調 BWV 1017 ・第5番 ヘ短調 BWV 1018 ・第6番 ト長調 BWV 1019 アーティスト(演奏・出演) イザベル・ファウスト(ヴァイオリン/ヤコブ・シュタイナー(1658年製)) クリスティアン・ベザイデンホウト(チェンバロ/ジョン・フィリップス、バークレー(2008年製)/ヨハン・ハインリヒ・グレープナー(ジ・エルダー)、ドレスデン(1722年製)モデル/トレヴァー・ピノックより貸与) レコーディング 録音:2016年8月18-24日、テルデックス・スタジオ(ベルリン)
驚異の美しさ!カプスベルガーの声楽曲 ★テオルボの名手として名を残しているカプスベルガーによる、声楽作品集の登場。カプスベルガーは、ドイツ人の両親のもと、ヴェネツィアに生まれました。彼はその生涯をほぼイタリアで過ごしました。結婚してローマにうつり、テオルボの名手として名を馳せ、上流階級の人々のサークルで演奏していました。ローマでは「IlTedesco(イタリア語で、”ドイツ人”の意)」とも呼ばれておりました。彼はテデスコの名手でしたが、美しい声の持ち主でもあり、彼の最初の出版楽譜はマドリガーレ(1608/09)でした。これは今でも演奏される機会がきわめて少ないですが、テキストの詩情に見事に音楽が融合された作品ばかり。レスカドロン・ヴォラン・ド・ラ・レーヌの面々が、詩情ゆたかに奏でています。声楽作品の合間に収録された器楽曲も、どれも絶品です。L’Escadron Volant de la Reine(女王の飛行中隊)とはカトリーヌ・ド・メディチスが採用した侍女たちを指します。彼女たちは、ヨーロッパの他の宮廷との関係性を、会話など、彼女たちの存在そのものによって和らげる役割をになっていました。このアンサンブルも、彼女たちのように、ヒエラルキーなく、音楽活動を展開できることをめざして、アントワーヌ・トゥシェが中心となり、2012年1月に結成されました。様々な音楽祭に登場するなど、古楽シーンで重要かつ貴重な存在感を放っています。 収録情報 曲目・内容 Il Tedesco〜カプスベルガー:声楽曲集1 いとしい人よあなたから遠く離れて(Lunge da voi ben mio)2 Ballo3 私のいとしいフィッリ(La mia leggiadra Filli)4 ばらのような頬に(Nelle guancie di rose)5 シンフォニア第13番6 あなたを見たものは(Chi vi mira ben mio)7 Uscita8 わたしの最後のためいき(Ultimi miei sospiri)9 草の上に座って(Su l’erbe affissomi)10 絶望した私の心(Sconsolato mio core)11 欺瞞をあおる者は(Fabricator d’inganni)12 シンフォニア第9番13 私のたいせつな涙(Care lagrime mie)14 目よ愛の太陽よ(Occhi soli d’Amore)15 もし苦しみが(Se la doglia)16 パッサカリア第10番17 私はわらう(Io rido amanti)18 渡しのいとしいひとは(Amor la Donna mia)19 青白く血の気の引いたあなた(Tu, che pallido essangue)20 Anima mea 21 私のいとしい息子、ねむりなさい(Figlio dormi)22 Colascione23 ああ,わたしのいとしいクロリスよ(Ah, Clori anima mia)24 クーラント第5番(Corrente quinta)25 オースターよ、星を乱すなら(Se turbando Austro le stelle) アーティスト(演奏・出演) レスカドロン・ヴォラン・ド・ラ・レーヌ〔カロリーヌ・アルノー(ソプラノ)ウジェーヌ・ルフェヴル(ソプラノ)ダミアン・フェラント(アルト)フランソワ・ジョロン(バリトン)ルノー・ブレ(バス)ジョセフ・コッテ(ヴァイオリン)アントワーヌ・トゥシェ(ヴィオラ・ダ・ガンバ)ティボー・ルセル(テオルボ)キャロリーヌ・リービ(ハープ)クレマン・ジョフロワ(チェンバロオルガン)〕 レコーディング 録音:2018年12月
名手ギエルミがバッハの断片を補完! 「フーガの技法」の未完4重フーガ完成版も収録 ★名鍵盤奏者ロレンツォ・ギエルミによるバッハのオルガン作品集。テーマは「断片」。未完成だったり消失したりして部分的な楽譜しか現存しない楽曲をあつめ、なんとみずから補完して演奏。 ★フーガのみバッハが編曲している無伴奏ヴァイオリン・ソナタ BWV1001はギエルミが他の楽章を編曲し全曲オルガンで演奏。『フーガの技法』の未完4重フーガもギエルミ補筆完成版で収録。様々な未完成作品をギエルミが曲として完結させた注目盤。 ★BWV537はバッハ自身の筆による楽譜が残っておらず、未完成だったものを弟子のクレプスが完成させたと言われる作品。のちにエルガーが管弦楽用に編曲した作品でもあり重厚な音楽が展開されます。 収録情報 曲目・内容 バッハ・フラグメンツ 〜ギエルミ補完によるオルガン作品集 J.S.バッハ: 幻想曲 ハ長調 BWV573 * ソナタ ニ短調 (無伴奏ヴァイオリン・ソナタBWV1001による) [アダージョ / フーガ / シチリアーナ / プレスト] ** 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV562 * おお悲しみよ、心の嘆きよ BWV Anh.200 * おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV622 フーガの技法 BWV1080より[コントラプンクトゥスI / コントラプンクトゥスXIV *] アリア BWV991 * 暁の星のいと美しきかな BWV764 * イエス、わが喜び BWV753 * イエス、わが喜び BWV1105 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537 *** * 断片からギエルミが補完 ** フーガのみバッハ自身、他の楽章はギエルミによる編曲 *** 断片からバッハの弟子ヨハン・ルートヴィヒ・クレプスが補完したと思われる作品 アーティスト(演奏・出演) ロレンツォ・ギエルミ (オルガン) レコーディング 録音:2023年7月14-15日/ドイツ、ローゼンハイム、聖ニコラウス教会
★チェロ界の女王ワイラースタインがついにバッハ無伴奏全曲を録音しました!ダニエル・バレンボイムの秘蔵っ子として2012年にDECCAレーベルのデビュー盤をリリースした女流チェリスト、アリサ・ワイラースタイン。エルガーの情熱的な演奏で注目され、瞬く間に世界のひのき舞台に立ちました。その後、ビエロフラーヴェクとのドヴォルザーク、コダーイ等の無伴奏チェロ作品集、ラフマニノフとショパンのチェロ・ソナタ集など、リリースするたびに大きな話題となり、そのすべての録音で高い評価を得てきました。また、PENTATONEレーベルに移籍後にリリースしたハイドンのチェロ協奏曲集(KKC 5949 / PTC 5186717)はレコード芸術特選盤をはじめ各誌で絶賛されました。 ★待ちに待ったバッハの無伴奏全曲録音ではワイラースタインらしい非常に豊かで伸びやかな歌い回しで魅了。さらに各声部を立体的に組み立てる演奏技術の高さに改めて圧倒されます。全6曲を通じて聴くことによりワイラースタインが描くバッハの大宇宙に誘われます。当作品集の新たな決定盤登場と申せましょう。 【曲目・内容】 J.S.バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲(全曲) [CD 1] 1.第1番 ト長調 BWV1007 2.第3番 ハ長調 BWV1009 3.第6番 ニ長調 BWV1012 [CD 2] 4.第2番 ニ短調 BWV1008 5.第4番 変ホ長調 BWV1010 6.第5番 ハ短調 BWV1011 【アーティスト(演奏・出演)】 アリサ・ワイラースタイン(チェロ) 【レコーディング】 セッション録音:2019年7月&9月/テルデックス・スタジオ(ベルリン) エグゼクティヴ・プロデューサー:ルノー・ロランジェ(ペンタトーン) レコーディング・プロデューサー:フリードマン・エンゲルブレヒト(テルデックス) 選べる「冬の福袋」 WINTER HAPPY BAG 福袋2022 対象商品 対象商品を2点選んで、3,980円チケットと合わせて購入するだけ! 商品名に【CD2点で3,980円】と記載のある商品が対象になります。 *商品名に記載がない商品は対象外です。 ★★★キャンペーン会場はこちら【3,980円福袋】 【3,980円福袋】キャンペーンチケット(クーポンページ)はこちら 【10,000円福袋】キャンペーン会場はこちら
日本語帯・解説付き テレマンの重奏がかくも刺激的な音楽に! あらゆる人間の感情に鋭く斬りこむ シャープさを極めたヴァイオリン・バンド! 名人オノフリが創りあげる低音不在の新世界 ★「Sharp violins proclaim... 鋭いヴァイオリンの音色が、嫉妬と絶望、怒りと憤り、苦痛と情熱を歌う。美しく気高い貴婦人のために?」ジョン・ドライデンの『聖セシリアの日のための歌』 にある言葉からアイデアを喚起されたエンリコ・オノフリが、さまざまな感情による対照的なムードをヴァイオリンのみで表現する意欲的なアルバムを発表。彼の組織するイマジナリウム・アンサンブルは一時的に低音不在となり、少数のヴァイオリンがすべてを担う「シャープ・バンド」に姿を変えました。 ★テレマンは通奏低音のない室内楽作品を数多く残しています。なかでもヴァイオリン 4 本のみによる協奏曲は他に類をみない珍しい編成の作品であり、また様々な楽器で演奏可能な二重奏曲も、多様なスタイルと深い表現力が組み込まれた逸品ぞろい。近い音域でぶつかり合い火花を散らしながら駆け抜けたかと思えば、美しい和声に支えられ綿々たる歌を綴っていく、鋭くかつどこまでも繊細、まさにシャープな音楽の饗宴です。今回オノフリが目指す世界にうってつけの作品が選ばれました。 ★古楽ヴァイオリン界で人気・実力ともにひとつの頂点を成すオノフリと共演するメンバーは、タンピエーリ、ベゲルマン、ヴァシの3人。いずれもオノフリと長い付き合いがあるお馴染みの奏者で、もはや以心伝心と言えるアンサンブルの妙に驚嘆させられます。 ★「メランテ氏による」という作品がありますが、これはテレマン (Telemann) のアナグラムによる別名 (Melante) 。イタリア受けを狙った遊び心ある署名です。 収録情報 曲目・内容 テレマン:低音のないヴァイオリン作品集 メランテ氏による 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV 40:201 『忠実な音楽の師』より 第20課 二重奏曲 ト長調 TWV 40:111 メランテ氏による 4つのヴァイオリンのための協奏曲 ト長調 TWV 40:202 6つの二重奏曲第2巻より 第1番 ト長調 TWV 40:124 6つの二重奏曲第2巻より 第3番 ロ短調 TWV 40:126 テレマン氏による 4つのヴァイオリンのためのソナタ ハ長調 TWV 40:203 6つの二重奏曲第2巻より 第2番 イ短調 TWV 40:125 二重奏のための6つのカノン風ソナタより 第3番 ニ長調 TWV 40:120 二重奏のための6つのカノン風ソナタより 第1番 ト長調 TWV 40:118 低音を伴わないソナタ集より 第1番 二重奏曲 ニ長調 TWV 40:103 アーティスト(演奏・出演) イマジナリウム・アンサンブル “THE SHARP BAND” [メンバー] エンリコ・オノフリ (音楽監督、ヴァイオリン) 使用楽器:18世紀初頭イタリア、作者不明/タルティーニの弓を複製したP.ジェルモーネ製のバロック弓 アレッサンドロ・タンピエーリ (第2ヴァイオリン) 使用楽器:2014年ラヴェンナ、M.ミノッツィ製/1730年頃のイギリス・モデルに基づくM.ゴッテロ製のバロック弓 ボリス・ベゲルマン (第3ヴァイオリン) 使用楽器:2009年ローマ、E.アッティリ製/F.ウンベルト・ドロス製のバロック弓 マリア・クリスティーナ・ヴァシ (第4ヴァイオリン) 使用楽器:1791年ウィーン、マティアス・ティール製/1730年頃のイタリア・モデルに基づくR.アシュメッド製のバロック弓 レコーディング 録音:2022年8月14-17日/イタリア、モンダイーノ、テアトロ・ディモーラ・ラルボレート 選べる「夏の福袋」が今年も登場! HAPPY SUMMER BAG 対象商品を2点選んで5,000円(送料無料) 話題盤などがお買い得になるチャンス! 期間限定7/10(水)まで! 対象商品を2点選んで、5,000円チケットと合わせて購入するだけ! 商品名に【商品2点で5,000円】と記載のある商品が対象になります。 *商品名に記載がない商品は対象外です。 ★★★キャンペーン会場はこちら【5,000円福袋】 【10,000円福袋】キャンペーンチケット(クーポンページ)はこちら 【10,000円福袋】キャンペーン会場はこちら
幻の名盤がオリジナルデザインで復刻! フランス・アデ社の名録音エルリーのバッハ無伴奏 こだわりの作り込みがたまらない大注目LP!! ★ハイ・クオリティな復刻で注目を浴びる韓国 SOUND TREE社によるこだわりのオリジナル・デザイン復刻シリーズ第3弾!幻の名盤、エルリーのバッハ無伴奏全曲。オリジナル盤は中古市場において高値のつく超レア盤。そのフランス・アデ社 (Disques Ade) のデザインを可能な限り踏襲して復刻したマニア泣かせのLPです。音に関してはSOUND TREE社がライセンス先であるユニバーサル・ミュージックから取り寄せたオリジナルマスターに、独自の丁寧なリマスタリングを施して製品化。プレスはドイツのパラス社で行われています。 ★ドゥヴィ・エルリーは1928年パリ生まれ、2012年没。若くして音楽の才能を発揮しパリ音楽院を首席で卒業後、1955年ロン=ティボー国際音楽コンクールで優勝しました。ヨーロッパ、アメリカ、日本と世界各地で演奏し、レパートリーは幅広く、現代作曲家もしばしば彼のために作品を提供しました。後進の指導にも力を注ぎ、音楽界でおおいに活躍したフランスの名ヴァイオリニストです。このバッハの無伴奏録音はエネスコとも並び称される名盤。オリジナル盤の入手困難さやエルリー自体の復刻CDの少なさもあって、音楽愛好家に渇望されていたリリースと言えます。オリジナルの代用品としての価値も充分! ★完全限定生産で数に限りのあるLPですが、国内レーベルGlobal Culture Agencyの協力により、日本用にある程度の数を押さえて流通させることが可能となりました。国内では輸入盤の上に解説の日本語訳と日本語の帯をつけた状態で、3枚セットとして販売いたします。アナログファンならぜひともお持ち頂きたい逸品でございます。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006 【LP1】 A面:ソナタ第1番 ト短調 BWV1001 B面:パルティータ第1番 ロ短調 BWV1002 【LP2】 A面:ソナタ第2番 イ短調 BWV1003 B面:パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004 【LP3】 A面:ソナタ第3番 ハ長調 BWV1005 B面:パルティータ第3番 ホ短調 BWV1006 アーティスト(演奏・出演) ドゥヴィ・エルリー (ヴァイオリン) レコーディング 録音:1969年 選べる「夏の福袋」が今年も登場! HAPPY SUMMER BAG 対象商品を2点選んで10,000円(送料無料) 話題盤などがお買い得になるチャンス! 期間限定7/10(水)まで! 対象商品を2点選んで、10,000円チケットと合わせて購入するだけ! 商品名に【商品2点で10,000円】と記載のある商品が対象になります。 *商品名に記載がない商品は対象外です。 ★★★キャンペーン会場はこちら【10,000円福袋】 【5,000円福袋】キャンペーンチケット(クーポンページ)はこちら 【5,000円福袋】キャンペーン会場はこちら
名手共演!平崎真弓とロレンツォ・ギエルミ! バッハの広大な宇宙を編曲を交えて味わう実に興味深い作品群。 ★現存するバッハの通奏低音付きヴァイオリン・ソナタは3曲(BWV1021、1023、1024)のみですが、実際はもっと多くの作品が書かれたと考えられています。編曲物を交えて構成することで、今では知りえないその全貌、バッハの創作における自由で広大な可能性を感じることができるのがこのアルバム。オブリガート・チェンバロを伴うヘ長調ソナタ(BWV1022)はフルート、ヴァイオリンと通奏低音のためのト長調ソナタ(BWV1038)を編曲したもので、フルートの声部がチェンバロの右手に委ねられています。また無伴奏ヴァイオリン・ソナタからのチェンバロ独奏用編曲も収録しており、チェンバロ・ソナタ(BWV964)は第2番イ短調(BWV1003)から、アダージョ(BWV968)は第3番ハ長調(BWV1005)からそれぞれ編曲されたもの。各々に魅力があり、原曲とも聴き比べたくなります。 ★ヴァイオリンの平崎真弓はケルン在住の名手で、ロレンツォ・ギエルミとたびたび共演しています。コンチェルト・ケルンにも在籍しており、カルミニョーラとの共演盤でも知られています。イタリア古楽界の大巨匠ギエルミの雄弁なチェンバロも聴きもので、アンサンブルはもちろん、独奏曲が収録されているのも大きな喜びです。 収録情報 曲目・内容 J.S.バッハ?ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ集 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ホ短調 BWV1023 チェンバロ・ソナタ ニ短調 BWV964 ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ハ短調 BWV1024 ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ ヘ長調 BWV1022 チェンバロのためのアダージョ ト長調 BWV968 アーティスト(演奏・出演) [ラ・ディヴィナ・アルモニア] 平崎真弓(バロック・ヴァイオリン) アンナ・カンポリーニ(チェロ) ロレンツォ・ギエルミ(チェンバロ) レコーディング セッション録音:2019年10月9-11日/サントゥアリオ・デッラ・マドンナ・ディ・サン・キリコ(イタリア、ヴァレーゼ、ブレンタ) 選べる「夏の福袋」が今年も登場! HAPPY SUMMER BAG 対象商品を2点選んで5,000円(送料無料) 話題盤などがお買い得になるチャンス! 期間限定7/10(水)まで! 対象商品を2点選んで、5,000円チケットと合わせて購入するだけ! 商品名に【商品2点で5,000円】と記載のある商品が対象になります。 *商品名に記載がない商品は対象外です。 ★★★キャンペーン会場はこちら【5,000円福袋】 【10,000円福袋】キャンペーンチケット(クーポンページ)はこちら 【10,000円福袋】キャンペーン会場はこちら
親密な対話が織りなす9枚の『音の絵』・・・ 鈴木秀美のバロックチェロによる ヴィヴァルディ チェロ・ソナタ全集 ★ヴィヴァルディの名曲6つのチェロ・ソナタ集に筆写譜の残っている3曲を加えて現在確認できる事実上の全集です。演奏、録音とも快心の出来栄えで、非常に引き込まれます。ツィパーリングとソロパートを繰り返しで交替して弾くなど「ステレオ効果」も楽しめます。RV40 はキューブリック監督の名画「バリー・リンドン」で使われ絶大な効果を発揮した世にも美しい名曲です。また、通奏低音のメンバーも素晴らしく、フィンランド生まれでホプキンソン・スミスの弟子のリュート名人パルヴィアイネン。この録音、通常のチェンバロでなくリュートとバロック・ギターで奏でられているのも特徴。もう一人は18世紀オケやラ・プティット・バンドのメンバーの大家ツィパーリング。ヴィヴァルディ・ファンならずとも注目の内容です。 収録情報 曲目・内容 1. 変ロ長調RV.472. ヘ長調RV.413. イ短調RV.434. 変ロ長調RV.455. ホ短調RV.406. 変ロ長調RV.467. イ短調RV.448. 変ホ長調RV.399. ト短調RV.42 アーティスト(演奏・出演) 鈴木秀美(Vc)ライナー・ツィパーリング(Vc)エーロ・パルヴィアイネン(アーチリュート&バロックG) レコーディング 録音:2003年11月26、27、29&30日、秩父ミューズパーク音楽堂
注目カウンターテナーがレツボールと共演! 器楽と声楽が高次元で組み合わされた名品 全曲世界初録音、A.ボノンチーニのカンタータ集 ★かつては人気ボーイソプラノとして注目され、今や気鋭のカウンターテナーとして活躍しているアロイス・ミュールバッハーが、古楽ヴァイオリンの巨匠レツボールと共演。アントニオ・ボノンチーニの3曲のカンタータを世界初録音しました。当時としては革新的で進歩的、未来に向けた作品として受け止められていたという名作です。 ★カンタータはすべてイタリア語で歌われ、遥かな恋への憧れがテーマとなっています。またヴァイオリンのオブリガートを伴う編成であるのも特色で、レツボールの奏でる官能的なヴァイオリン・パートが、憧れに満ちたミュールバッハ?の歌唱と美しいデュオを繰り広げます。 ★「ボノンチーニは音楽的修辞法の達人であり、音楽的図形と詩的フレージングを見事に組み合わせている・・・彼の博学なシンボリズムは、イタリア語のテキストの言語的雄弁さと絵画的性質を反映している」 (レツボールの解説より) 収録情報 曲目・内容 アントニオ・ボノンチーニ (1677-1726) :コントラルトとヴァイオリンのためのカンタータ集 Lontananza 遥かな隔たり 〜Cantata in contralto con VV.di Antonio Bononcini (1708) Tanto avezzo 私の心は泣くことに慣れている 〜Cantata con violini Sopra l'orme d'Irene イレーネの足跡の上で 〜Cantata ※全曲世界初録音 アーティスト(演奏・出演) アロイス・ミュールバッハー (カウンターテナー) グナール・レツボール (ヴァイオリン、指揮) アルス・アンティクヮ・アウストリア レコーディング 録音:2022年11月23-26日/聖フローリアン修道院
★1995年に開始したバッハ・コレギウム・ジャパンによる大偉業、J.S.バッハのカンタータ全集録音は18年を経て2013年に完結しました。当ブルーレイ・ディスクはその最終となった第55巻を映像収録(ミサ曲 ロ短調 BWV 232からの《我らに平和を与えたまえ》は第55巻に収録されていないので初出!)したもので、映像商品のリリースはBISレーベルからは初となります。しかも、本編にあたる演奏は24bit / 96 kHz、インタビュー&特典映像は24bit / 48kHzでの収録でハイレゾであることも注目です! ★日本の団体としては初で、まさに世界に誇る偉業は、録音当初より神戸松蔭女子学院大学チャペルで行われてきました。カンタータ全集録音の最後を飾った2013年2月の収録は、カンタータ第69番「わが魂よ、主を讃え」、第30番「喜べ、贖われし者たちの群れよ」、第191番「いと高きところには神に栄光あれ」、そして《我らに平和を与えたまえ》〜ミサ曲 ロ短調でした。たくさんの思いがつまった演奏に加え、音楽監督の鈴木雅明をはじめ、鈴木秀美、鈴木優人、寺神戸亮、若松夏美、高田あずみ、三宮正満といった演奏者、ハナ・ブラシコヴァ、ロビン・ブレイズ、ゲルト・テュルク、ペーター・コーイ、鈴木環といった歌手陣のインタビューも収録。さらにBISレーベルの社主、ロベルト・フォン・バールがこのプロジェクトの始まりから、「彼ら(BCJ)がバッハの音楽の持つ意味を正しく伝えられると知り圧倒された」体験から大偉業の成功の確信までを熱く語っています。演奏者、関係者が人生をかけて作り上げたカンタータ大全集の締めくくりに相応しい充実の内容です。日本語字幕付。ブルーレイのみのリリースです。 ※国内品番のみのご案内となります。 ◆レコード芸術 2017年5月号 特選盤 【曲目・内容】 GLORIA IN EXCELSIS DEO 「いと高きところには神に栄光あれ」 [演奏] J.S.バッハ: ・カンタータ第69番「わが魂よ、主を讃え」 BWV 69 ・カンタータ第30番「喜べ、贖われし者たちの群れよ」 BWV 30 ・カンタータ第191番「いと高きところには神に栄光あれ」 BWV 191 ・《我らに平和を与えたまえ》〜ミサ曲 ロ短調 BWV 232より [インタビュー] 鈴木雅明、鈴木環、鈴木優人、鈴木秀美、三宮正満、寺神戸亮、若松夏美、高田あずみ、青木洋也、緋田芳江、ペーター・コーイ、 ロビン・ブレイズ、ハナ・ブラシコヴァ、ゲルト・テュルク、ロベルト・フォン・バール(BISレコード最高経営責任者)、ロビン・A・ リーヴァー(音楽学/イェール大学宗教音楽研究所)、郡司隆男(神戸松蔭女子学院大学学長) ※出演者の肩書きは収録当時のものです。 [特典映像] ●あなたにとって「教会カンタータ」とは?【三宮正満、寺神戸亮、緋田芳江、鈴木優人、若松夏美、青木洋也、鈴木秀美、ロビン・ブレイズ、ハナ・ブラシコヴァ、ペーター・コーイ、ゲルト・テュルク、イェンス・ブラウン(サウンド・プロデューサー)、トーレ・ブリンクマン(サウンド・プロデューサー)】 ●ロビン・A・リーヴァー氏による曲目解説 ●舞台裏 I ●舞台裏 II 【アーティスト(演奏・出演)】 鈴木雅明(指揮) バッハ・コレギウム・ジャパン ハナ・ブラシコヴァ(ソプラノ) ロビン・ブレイズ(カウンターテナー) ゲルト・テュルク(テノール) ペーター・コーイ(バス) 菅きよみ(フラウト・トラヴェルソ) 三宮正満(オーボエ・ダモーレ) 寺神戸亮(ヴァイオリン) 【レコーディング】 収録:2013年2月/神戸松蔭女子学院大学チャペル
バッハ作品の研究家としても名高い多彩な鍵盤奏者シュリューター。 当アルバムではバッハも高く評価したトロスト製作の歴史的オルガンを演奏! ★バッハ作品の研究家としても名高い多彩な鍵盤奏者シュリューター。当アルバムではオルガンを演奏!バッハも高く評価したトロスト製作の銘器による録音です。 ★ヴァルタースハウゼン市教会のオルガンは、1680年アルテン生まれのオルガン・ビルダー、トビアス・ハインリッヒ・ゴットフリート・トロストにより1724年から1755年にかけて建造されたもの。この楽器はテューリンゲン州最大の歴史的オルガンであるだけでなく、3つのマニュアル、47のストップ、約7000本のパイプ (うち70%はオリジナルのまま) を有したオルガンで、ドイツのバロック作品とりわけバッハ作品を解釈する上でも非常に重要な楽器です。優れたオルガニスト であったバッハはトロストの楽器を高く評価し、トロストの楽器を熟知していました。 ★アン=ヘレナ・シュリューターが当楽器のストップを巧みに組み合わせトロスト・オルガンの魅力を余すところなく披露。トッカータとフーガ ニ短調 BWV565、パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582、幻想曲 ト長調 BWV572はそれぞれアルンシュタット、ミュールハウゼン、ワイマールで1707年から1712年にかけて作曲され、トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527とコラール作品は1725年からライプツィヒ時代にかけ作曲したバッハの代表作に加えラインケン、シャイデマンそしてシュリーダーを組み合わせオルガン黄金期の世界を再現します。 ★アン=ヘレナ・シュリューターは、ピアノ教師の母とピアニストのカール=ハインツ・シュリューターを父に持ち、3歳から両親にピアノを学び、4歳の時に初めてステージで演奏しました。オルガンはダニエル・ロト、オリヴィエ・ラトリーら世界的オルガニストから薫陶を得ています。独ヘンスラー・レーベルからJ.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集第1巻」 (HC-16027) 、「幻想曲、デュエット、コラール集」 (HC-18090) をピアノ演奏で録音しております。なお、当CDジャケットはシュリューターが描いたもの。テーマは「Duft (香り) 」でこのオルガンが持つ多彩な響きを表現しております。 収録情報 曲目・内容 「聖霊」 1. J.S.バッハ:コラール「来ませ、聖霊、主なる神」BWV651 2. J.S.バッハ:コラール「来ませ、聖霊、主なる神」BWV652 3. ライネケン:フーガ ト短調 4. J.S.バッハ:トリオ・ソナタ第3番 ニ短調 BWV527 5. シュリューター:「携挙」 6. J.S.バッハ:トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 7. シャイデマン:コラール「来ませ、聖霊、主なる神」 8. J.S.バッハ:幻想曲 ト長調 BWV572 9. シュリューター:「色合い (音の響き) 」 10. J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582 アーティスト(演奏・出演) アン=ヘレナ・シュリューター (オルガン (トロスト・オルガン1724-1755年製作) ) レコーディング セッション録音:2021年4月15&16日/ヴァルタースハウゼン市教会、テューリンゲン州 (ドイツ) レコーディング&エグゼクティヴ・プロデューサー:ルドガー・ベッケンホーフ (audite) エディティング:ユストゥス・バイエル