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出荷目安の詳細はこちら商品説明古楽大国ベルギーのレーベル『RICERCAR』が誇る名匠の金字塔的録音、待望の再登場!『RICERCAR』が15年がかりで制作した体系的録音に2008年の新録音を加え、CD16枚にわたり大バッハのオルガン作品の全貌を解き明かした名匠ベルナール・フォクルールの全曲録音、待望のカタログ復活です。 作曲家が知っていた当時のモデルの楽器とその奏法を研究・再現することにより、作品が生まれた当時の企図に迫ろうとする古楽的アプローチが大きな進展をみせた20世紀の後半、その最前線地域のひとつベルギーで発足したのが『RICERCAR』でしたが、この全集の演奏者ベルナール・フォクルールはそこで当初から重要な録音を連発してきたリチェルカール・コンソートの一員であり、同時にエクス=アン=プロヴァンス歌劇音楽祭やブリュッセル王立モネ劇場などの芸術監督を歴任してきたオルガン奏者=作曲家。当時まさに18世紀以前の状態への修復が進んでいたヨーロッパ各地の歴史的なオルガンの数々での録音は、バッハが好んだ足鍵盤の重低音を活かしたダイナミックな響きばかりでなく、時には18世紀の教会オルガン本来の、残響に頼らない直接音の味わいが生きる音響も再現されています。 歴史的楽器ならではの音色美の違いを巧みに活かしながら、過剰に構えず自然な音運びの魅力を浮き彫りにしてゆくフォクルールの解釈は、21世紀にもなお新鮮さを失わず、聴くたびに豊かな説得力の中で新たな発見をもたらしてくれることでしょう。フォクルール自身による長大な解説(仏・英・独語)や各楽器紹介、収録作品アルファベット索引など充実した140ページ以上に及ぶライナーノートも貴重な資料となっています。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:オルガン作品全集Disc1:初期の作品群 11. 前奏曲とフーガ ニ長調 BWV.5322. 汝、平和の君、主イエス・キリスト BWV.1102(『ノイマイスター写本』より)3. ああ主よ、哀れな罪人たるわれを BWV.742(『ノイマイスター写本』より)4. ああ、神にして主 BWV.714(『ノイマイスター写本』より)5. 天にまします我らが父よ BWV.737(『ノイマイスター写本』より)6. 甘き喜びのうちに BWV.7517. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV.5318. 神よ、汝が善もて BWV.7249. いと高き天には神のみぞ栄光あれ BWV.71510. いと高き天には神のみぞ栄光あれ BWV.71111. 幻想曲 ハ長調 BWV.57012. アダムの罪によりすべては失われぬ BWV.70513. 前奏曲とフーガ ニ短調 BWV.549a14. 暁の星、なんと美しく BWV.73915. 讃美を受けよ、イエス・キリスト BWV.72216. 讃美を受けよ、イエス・キリスト BWV.72317. われ汝に別れを告げん BWV.735a18. ペダル練習曲 ト短調 BWV.59819. 前奏曲とフーガ ト短調 BWV.53520. 我ら汝神を讃えん(テ・デウム) BWV.725 使用楽器:アルプ・シュニットガー1693年建造 録音:1997年8月 ハンブルク、聖ヤコビ教会Disc2:初期の作品群 2『ノイマイスター写本』のコラール群1. この日はなんと喜ばしく BWV.7192. 我らキリスト者 BWV.10903. 古き年は過ぎ去りぬ BWV.10914. 主なる神、いまぞ天の扉を開きたまえ BWV.10925. 心より愛するイエスよ、たとえ罪を犯したもうとも BWV.10936. おおイエス、汝が姿やいかに BWV.10947. おお穢れなき神の仔羊 BWV.10958. 汝、昼日にして光なるキリスト BWV.10969. 誉れあれ、キリスト、汝苦しみを受けたもう方 BWV.109710. われらみな唯一なる神を信ず BWV.109811. 深き淵より、われ汝に叫ぶ BWV.109912. 主イエス・キリスト、ただ汝にのみ BWV.110013. アダムの罪によりすべては失われぬ BWV.110114. 主よ、汝の言葉を我らに守らせたまえ BWV.110315. 汝が不運にみまわれようとも BWV.110416. 神はわが救い、わが助けにして慰め イエス、わが喜び BWV.110617. イエス、わが命の命脈 BWV.110718. イエス・キリスト、その夜に BWV.110819. イエス・キリスト、その夜に(変奏部) BWV.110820. ああ神よ、汝憐れみたまえ BWV.110921. おお主なる神、汝が聖なる言葉 BWV.111022. 今ぞ、我らが体を休ませたまえ BWV.111123. わが命なるキリスト BWV.111224. われ自らを神に委ねん BWV.111325. 主イエス・キリスト、汝こよなき宝 BWV.111426. 心より汝を愛さん、おお主よ BWV.111527. 神のみわざは善きかな BWV.111628. 人みな死すべき定めにあり BWV.111729. 神よ、我を汝が善へ向かわしめよ BWV.95730. 目覚めよ、わが心 BWV.111831. 水の深きを求めるごとく BWV.111932. 汝、真実の輝きなるキリストよ BWV.1120 使用楽器:ヨハン・エルンスト・デーリング1747年建造 録音:1995年11月 ドイツ中部テューリンゲン地方、ベッテンハウゼン聖十字架教会Disc3:初期の作品群 31. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.5612. ああ、わが命は何物ぞ BWV.7433. 愚かなる者らの口、なめらかに語り出で ohne BWV(『ルドルフ写本』より)4. まことの人にして神なる主イエス・キリスト ohne BWV(『ルドルフ写本』より)5. まことの人にして神なる主イエス・キリスト ohne BWV(『ルドルフ写本』より)6. かくも喜びに満てる日 ohne BWV(『ルドルフ写本』より)7. 『ああ罪人なるわれ、何をなすべきか』によるパルティータ ohne BWV8. 幻想曲 ト長調 BWV.5719. 『おお父よ、全能なる神よ』によるパルティータ BWV.75810. 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.569/94711. 『ああ罪人なるわれ、何をなすべきか』によるパルティータ BWV.77012. トッカータ(前奏曲とフーガ)ホ長調 BWV.56613. 『主なる神、われらがもとにあらずば』による幻想曲 BWV.1128 使用楽器: ヨハン・カスパー・ロンメル1778年建造(1-12) アルプ・シュニットガー1691年建造(アルベルトゥス・アントニウス・ヒンツゾーン1740年改修)(13) 録音: 1996年5月 ドイツ中部テューリンゲン地方ツェッラ・メーリス、聖ブラジウス教会(1-12) 1996年5月 オランダ北部フローニンゲン地方フローニンゲン、聖マルティヌス教会(13)Disc4:初期の作品群 41. わが魂は主をあがめ BWV.7332. いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.699(『キルヘンベルガー写本』より)3. イエス・キリストよ、賛美をうけたまえ BWV.697(『キルヘンベルガー写本』より)4. 神のひとり子なる主キリスト BWV.698(『キルヘンベルガー写本』より)5. 神の御子は来たれり BWV.703(『キルヘンベルガー写本』より)6. われらキリストを讃えまつらん BWV.696(『キルヘンベルガー写本』より)7. 全能の神をたたえん BWV.704(『キルヘンベルガー写本』より)8. 高き天よりわれは来たれり BWV.701(『キルヘンベルガー写本』より)9. 高き天よりわれは来たれり BWV.700(『キルヘンベルガー写本』より)10. いと高き天には神のみにぞ栄光あれ BWV.71611. 主イエス・キリスト、我らを顧みたまえ BWV.72612. フーガ ハ長調 BWV.94613. フーガ ホ短調 BWV.94514. わが愛しき神に BWV.74415. わが愛しき神に ohne BWV16. コラール『キリストは死の縄に繋がれぬ』による幻想曲 BWV.695a17. 我ら唯一なる神を讃えん BWV.76518. 幻想曲 ト短調 BWV.91719. フーガ ホ短調 BWV.95620. 前奏曲 ハ長調 BWV.94321. フーガ ハ長調 BWV.95322. 前奏曲とフゲッタ(小フーガ) ニ短調 BWV.89923. 前奏曲とフゲッタ(小フーガ) ヘ長調 BWV.90124. 前奏曲とフゲッタ(小フーガ) ト長調 BWV.90225. 幻想曲とフーガ イ短調 BWV.90426. 『汝、真実の輝きなるキリストよ』による多彩なパルティータ BWV.766 使用楽器: ゴットフリート・ジルバーマン1715年建造(1-25) ゴットフリート・ジルバーマン1735年建造(26) 録音: 1995年9月 ドイツ中部ザクセン地方プファーフローダ、聖ゲオルギウス教会(1-25) 1995年6月 ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方フライブルク、聖ペテロ教会(26)Disc5:初期の作品群 51. 前奏曲とフーガ ホ短調 BWV.5332. 旋律模倣による幻想曲 ロ短調 BWV.5633. われ汝に別れを告げん BWV.7364. 甘き喜びのうちに BWV.7295. イエスはつねにわが慰めならん BWV.7026. 高き天より我は来たれり BWV.7387. レグレンツィの主題によるフーガ ハ短調 BWV.5748. 汝らキリスト者、皆で神を讃えよ BWV.7329. 主よ、汝のうちにのみわれ望みをもつ BWV.71210. フーガ ハ短調 BWV.57511. 『おお、汝正しくして善なる神よ』によるパルティータ BWV.76712. フーガ(ジグ)ト長調 BWV.577「J.S.バッハの真筆か疑わしい作品」13. われらみな唯一の神を信ず BWV.74014. 『深き淵より』によるパルティータ BWV.74515. 主イエス・キリスト、神の独り子 BWV.Anh.5516. 我らに幸せを成したもうキリスト BWV.74717. 天にまします我らが父よ BWV.76218. トリオ(アダージョ)ニ短調 BWV.58319. 小さな和声の迷宮 BWV.591 使用楽器: ゴットフリート・ジルバーマン1735年建造(1-6) ドミニク・トーマ建造(ゴットフリート・ジルバーマンの楽器に基づく再現楽器)(7-19) 録音: 1997年6月 ドイツ南西部ヴュルテンベルク地方フライブルク、聖ペテロ教会(1-6) 1997年6月 ベルギー南部ナミュール地方、レフ聖母修道院(7-19)Disc6:ヴァイマール宮廷時代の作品群 11. 幻想曲 ト長調(フランス風小品) BWV.5722. コレッリの主題によるフーガ ロ短調 BWV.5793. 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV.5374. ヨハン・エルンスト公の協奏曲ハ長調 BWV.5955-8. パストラーレ ヘ長調 BWV.5909. 幻想曲 ハ短調 BWV.56210. 全音栓によるアッラブレーヴェ ニ長調 BWV.58911. 『善なるイエスを歓迎せん』によるパルティータ BWV.768 使用楽器:カール・ヨーゼフ・リープ1766年建造『聖三位一体オルガン』 録音:1982年 ドイツ南部シュヴァーベン地方、オットーボイレン修道院Disc7:ヴァイマール宮廷時代の作品群 2〜『オルガン小曲集』1. 今ぞ来たれ、異教徒の救い主 BWV.5992. 神の子は来れり BWV.6003. 主イエス・キリスト、神の独り子 BWV.6014. 全能なる神を讃えてあれ BWV.6025. ベツレヘムにみどり児生まれ BWV.6036. 讃美を受けよ、汝イエス・キリスト BWV.6047. この日はなんと喜ばしく BWV.6058. 高き天より我は来れり BWV.6069. 高き天より天使の軍勢来れり BWV.60710. 甘き喜びのうちに BWV.60811. 汝らキリスト者、皆で神を讃えよ BWV.60912. イエス、わが喜び BWV.61013. 我らキリストをよく讃えまつらん BWV.61114. 我らキリスト者 BWV.61215. われとともに神の慈しみを讃えよ BWV.61316. 古き年は過ぎ去りぬ BWV.61417. 汝にわが喜びあり BWV.61518. 平和と喜びもて我は行く BWV.61619. 主なる神、いまぞ天の扉を開きたまえ BWV.61720. おお穢れなき神の仔羊 BWV.61821. キリスト、汝神の仔羊よ BWV.61922. 我らに幸せを成したもうキリスト BWV.62023. イエスが十字架にかかりしとき BWV.62124. おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV.62225. 主イエス・キリスト、我ら汝に感謝せん BWV.62326. 神よ助けたまえ、我成し遂げんことを BWV.62427. キリストは死の縄に繋がれぬ BWV.62528. 我らが救い主イエス・キリスト BWV.62629-31. キリスト、甦りぬ BWV.62732. 甦りぬ、聖なるキリスト BWV.628…
出荷目安の詳細はこちら商品説明センセーショナルな韓国のピアニストが思いを込めたヘンデルのニュー・アルバム2015年ショパン国際ピアノ・コンクールで優勝し国際的に活躍中の韓国のピアニスト、チョ・ソンジンのニュー・アルバムです。 チョ・ソンジンはしばしば忘れられがちな鍵盤楽器のレパートリー、ヘンデルの鍵盤のための組曲にも愛情を注いでいます。組曲はそれぞれ見事に個性的で生命力にあふれていますが、大のお気に入りの3曲を選び、その全曲を演奏しています。そしてもうひとりのヘンデルの鍵盤組曲の愛好家であるブラームスの『ヘンデルの主題による変奏曲』Op.24を組み合わせました。「すべての声を届けたく、実に多くのテクニックを駆使しました。それらすべてに異なる音色を保つようにしています。そして合奏協奏曲をイメージしました。例えば左手の声はファゴットのように、右手の声はヴァイオリンのように聞こえるようにと」〜チョ・ソンジン(輸入元情報)【収録情報】ヘンデル:チェンバロのための8つの組曲(クラヴィーア組曲)(1720年)より● 組曲第2番ヘ長調 HWV.427● 組曲第8番ヘ短調 HWV.433● 組曲第5番ホ長調 HWV.430『調子の良い鍛冶屋』ブラームス:● ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ 変ロ長調 Op.24ヘンデル:チェンバロのための9つの組曲(クラヴィーア組曲)(1733年)より● 組曲第7番変ロ長調 HWV.440:第3楽章:サラバンド● 組曲第1番変ロ長調 HWV.434:第4楽章(W.ケンプ編) チョ・ソンジン(ピアノ) 録音時期:2022年9月7-9日 録音場所:ベルリン、シーメンスヴィラ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明イタリアの鬼才ロベルト・ノフェリーニ!トレッリの合奏協奏曲 作品8、全曲録音!ピリオド楽器、ガット弦、ピリオド・ボウによるパガニーニの『カプリース』の衝撃的な録音で話題を呼んだ、イタリアの鬼才バロック・ヴァイオリニスト、ロベルト・ノフェリーニ。イタリア音楽の宝庫「Tactus」レーベルからリリースされる新たなアルバムでは、トレッリの合奏協奏曲集 作品8の全曲を録音! ジュゼッペ・トレッリは1658年イタリア・ヴェネト州のヴェローナに生まれ、25歳で同市の大聖堂ヴァイオリニストに採用され、その後もボローニャ、アンスバッハ(バイエルン)、ベルリン、アムステルダムなどでヴァイオリニストやコンサート・マスターとして活動したヴァイオリニスト&作曲家。ヴェネツィア楽派、ローマ楽派、ナポリ楽派とともに、イタリア・バロック音楽の基幹をなすボローニャ楽派の名声と成功に貢献した作曲家のひとりです。 1709年に弟のフェリーチェ・トレッリによって出版された、ジュゼッペ・トレッリの代表作『合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ) Op.8』は、特に有名な『クリスマス協奏曲』(第6番)を始めとする一部や抜粋の録音は数多くあるものの、12曲全体のまとまった録音は少ないだけに、イタリアの鬼才ノフェリーニと、ソミスのアルバムでも共演したチェンバリスト、キアラ・カッターニ率いるアンサンブル・ロカテッリによる新たなレコーディングが重要なマイルストーンとなることでしょう。(輸入元情報)【収録情報】トレッリ:クリスマスのためのパストラーレ付き12の合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)集 Op.8〜2本のヴァイオリン、弦楽と通奏低音のための(ボローニャ、1709)● 協奏曲第1番ハ長調● 協奏曲第2番イ短調● 協奏曲第3番ホ長調● 協奏曲第4番変ロ長調● 協奏曲第5番ト長調● 協奏曲第6番ト短調『クリスマスのために』(クリスマス協奏曲)● 協奏曲第7番ニ短調● 協奏曲第8番ハ短調● 協奏曲第9番ホ短調● 協奏曲第10番イ長調● 協奏曲第11番ヘ長調● 協奏曲第12番ニ長調 ロベルト・ノフェリーニ(ヴァイオリン) ジェレミー・キジョーニ(ヴァイオリン) アンサンブル・ロカテッリ キアラ・カッターニ(指揮、チェンバロ) 録音時期:2020年7月 録音場所:ベルガモ、ダルミネ、サン・ロレンツォ・マルティーレ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明2021年10月、コロナ禍にリモート・ディレクションで実現した録音!鈴木優人が『平均律クラヴィーア曲集』第1巻をリリース!SACDハイブリッド盤。鈴木優人がチェンバロで『平均律クラヴィーア曲集』第1巻を録音しました。鈴木優人は首席指揮者を務めるバッハ・コレギウム・ジャパンとJ.S.バッハのチェンバロ協奏曲を録音。第1、2、5、8番を収録した第1弾、第3、4、6、7番を収録した第2弾はレコード芸術「特選盤」など各誌で高く評価されています。 『平均律クラヴィーア曲集』第1巻の録音が行われたのは海外からの往来が厳しく制限されていたコロナ禍の2021年10月。そのため当録音の企画をした名プロデューサー、マルティン・ザウアーの来日は叶いませんでした。しかし鈴木優人はリモートによるディレクションで録音ができないかを考案し、すぐにザウアーに打診。この画期的な考えによりザウアーがベルリンの自室からトッパンホールでのレコーディングをディレクションすることが実現しました。日本側は名エンジニア国崎 裕が担当。鈴木優人、ザウアー両氏との綿密な打ち合わせのもと、マイクのセッティングから音作りまで、この時代でなければできなかった新録音を完成させました。 全2巻からなる『平均律クラヴィーア曲集』。巻それぞれ12の半音階ごとに長調と短調、計24曲が収められた作品集です。同じものは2つとなく、あらゆる対位法的な工夫が凝らされています。鈴木優人とザウアーは「harmoniamundi」からリリースしているアントワン・タメスティとのバッハ録音以来絶大なる信頼関係を築き、今回の録音はまさに阿吽の呼吸で進行。音楽の旧約聖書といわれる『平均律クラヴィーア曲集』の新たな名盤が誕生しました! リリースはスウェーデン「BIS」レーベルからの世界発売。鈴木優人の父、鈴木雅明は同曲集第1巻を1996年5月に神戸松蔭女子学院大学チャペルで録音、翌97年2月にリリースしており、親子二代、同一レーベルから同一作品をリリースということも注目です!(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第1巻 BWV.846-869Disc1・前奏曲とフーガ 第1番ハ長調 BWV.846・前奏曲とフーガ 第2番ハ短調 BWV.847・前奏曲とフーガ 第3番嬰ハ長調 BWV.848・前奏曲とフーガ 第4番嬰ハ短調 BWV.849・前奏曲とフーガ 第5番ニ長調 BWV.850・前奏曲とフーガ 第6番ニ短調 BWV.851・前奏曲とフーガ 第7番変ホ長調 BWV.852・前奏曲とフーガ 第8番嬰ニ短調 BWV.853・前奏曲とフーガ 第9番ホ長調 BWV.854・前奏曲とフーガ 第10番ホ短調 BWV.855・前奏曲とフーガ 第11番ヘ長調 BWV.856・前奏曲とフーガ 第12番ヘ短調 BWV.857Disc2・前奏曲とフーガ 第13番嬰ヘ長調 BWV.858・前奏曲とフーガ 第14番嬰へ短調 BWV.859・前奏曲とフーガ 第15番ト長調 BWV.860・前奏曲とフーガ 第16番ト短調 BWV.861・前奏曲とフーガ 第17番変イ長調 BWV.862・前奏曲とフーガ 第18番嬰ト短調 BWV.863・前奏曲とフーガ 第19番イ長調 BWV.864・前奏曲とフーガ 第20番イ短調 BWV.865・前奏曲とフーガ 第21番変ロ長調 BWV.866・前奏曲とフーガ 第22番変ロ短調 BWV.867・前奏曲とフーガ 第23番ロ長調 BWV.868・前奏曲とフーガ 第24番ロ短調 BWV.869 鈴木優人(チェンバロ) 使用楽器:Willem Kroesbergen, Utrecht 1987 after J.Couchet, 2 manuals, 8', 8', 4', FF-f''' 楽器調律:林 彰見 録音時期:2021年10月8-11日 録音場所:東京、トッパンホール 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND プロデューサー:マルティン・ザウアー サウンド・エンジニア:国崎 裕 エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ BIS ecopak
出荷目安の詳細はこちら商品説明注目盤!名ギタリスト、フランツ・ハラースがバッハの無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲をギターで演奏!SACDハイブリッド盤。「BIS」レーベルを代表する演奏家のひとり、ギター奏者フランツ・ハラース。ハラースはスペインのバロック音楽、J.S.バッハ、武満、グバイドゥーリナ、タンゴ、ブラジル音楽など、数多くのディスクで高い評価を得ている現代最高峰のギタリストのひとりです。J.S.バッハのリュート作品集が好評を博すなか、バッハの続編として無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全6曲を録音しました。今回もハラース自身による編曲で、原調で演奏しております。 ヴァイオリン作品の最高峰であるバッハの無伴奏6篇。ハラースはこれらの作品が持つポリフォニー、ダイナミクス、音の色彩などをギター一本で効果的に表現。弓で演奏するヴァイオリンとは違い、撥弦楽器ギターでは、アルペジオの華麗さ、減衰音の美しさが際立っております。教会の残響も生かし奏でられたギターの余韻もまた格別です。ハラースのギター演奏で聴くバッハ作品の新たな響きをご堪能ください。(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV.1001-1006(ハラース編、ギター版)Disc1・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004Disc2・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005 フランツ・ハラース(ギター/Hermann Hauser I, 1936, Model Miguel Llobet) 録音時期:2022年6月15-18日 録音場所:バイエルン、イジング、聖母マリアの被昇天巡礼教会 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND プロデューサー、サウンド・エンジニア、エディティング:フランツ・ハラース ミキシング:ハンス・キプファー(Take5 Music Production) エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ
出荷目安の詳細はこちら商品説明ブラバント・アンサンブルが歌うスペイン・ルネサンスの巨匠フランシスコ・ゲレーロ!ネーデルラント、フランドル楽派を中心に未知なる音楽、ポリフォニーの発掘、研究に情熱を注ぐブラバント・アンサンブルとスティーヴン・ライス。これまでグラモフォン賞に3度ノミネートされているほか、ジョスカン・デ・プレの没後500周年にリリースされた「ジョスカン・デ・プレ:モテットとミサの楽章」がレコード芸術特選盤に選出されるなど、今や英国でも指折りのヴォーカル・アンサンブルとして日本でも認知度を高めてきた彼らが今回取り上げるのは、スペイン・ルネサンスの巨匠、フランシスコ・ゲレーロのミサ曲『偉大なる祭司を見よ』を中心とした作品集。 モラレスなどに師事し若くして成功を掴んだアンダルシア楽派のフランシスコ・ゲレーロは、スペイン・ポリフォニーの黄金時代の歴史においてビクトリアと並び重要視されている作曲家のひとり。今回のアルバムではミサ曲『偉大なる祭司を見よ』をメインに様々なマニフィカトやモテットを収録しています。ジョスカン・デ・プレにばかり注目されがちな同時代の多くの優れた作曲家の作品に新たな命を吹き込み、現代へ伝承し続けるブラバント・アンサンブルの一切無駄のない洗練されたサウンドに耳を奪われることでしょう。(輸入元情報)【収録情報】ゲレーロ:● 喜べ、バルバラ● どうして主の歌をうたえようか?● 天国は、ある家の主人が(6声)● おお星よりも輝かしい十字架よ● さて、イエスは(4声)● ミサ曲『偉大なる祭司を見よ』● 日々罪を犯し● あなたは祝福され、それは良いことです(5声)● かくも美しいあの女性はだれか?● 第2旋法のマニフィカト ブラバント・アンサンブル スティーヴン・ライス(指揮) 録音時期:2022年8月11-13日 録音場所:ロンドン、イースト・フィンチリー、オール・セインツ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明参考動画 A New Season of Chloeメニューイン国際コンクール(ジュニア部門)を弱冠11歳で優勝した逸材!2007年生まれの天才ヴァイオリニスト、クロエ・チュア。「PENTATONE」レーベルから堂々のCDデビューはヴィヴァルディとロカテッリ!完全無欠のテクニックと情感豊かな表現に脱帽!2007年生まれのシンガポールの天才ヴァイオリニスト、クロエ・チュア(蔡珂宜)がオランダ名門レーベル「PENTATONE」から堂々のCDデビュー。収録作品はアントニオ・ヴィヴァルディの『四季』とピエトロ・ロカテッリ[1695-1764]の『ヴァイオリンの技法』からヴァイオリン協奏曲ニ長調『和声の迷宮』で、シンガポール交響楽団のアーティスト・イン・レジデンスとして共演したレコーディング・デビューになります。 2018年、ユーディ・メニューイン国際コンクールのジュニア部門で優勝したクロエ。11歳での優勝は世界的に話題となり「instagram」などのSNSで彼女の演奏動画が拡散されました。『四季』の『冬』は同コンクールのガラ・コンサートでも弾いたクロエにとって思い出深い作品。ステージを離れたらあどけなさが残るチャーミングなクロエですが、舞台では10半ばとは思えないほどの堂々たる演奏を披露。『四季』をひとつの物語として息を呑むようなテクニックと抜群の集中力で奏でております。 1733年に出版されたピエトロ・ロカテッリの代表作、独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』。美しい旋律と独奏ヴァイオリンの華麗な技巧が最大の魅力の作品集ですが、クロエはヴァイオリン協奏曲ニ長調『和声の迷宮』を演奏しており、ヴァイオリンの技巧を余すところなく堪能できる名演を聴かせてくれます。今後、日本でもブレイク間違いなしの注目ヴァイオリニストです!(輸入元情報)【収録情報】● ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集『和声と創意の試み』 Op.8より『四季』 ヴァイオリン協奏曲第1番ホ長調 Op.8-1, RV.269『春』 ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 Op.8-2, RV.315『夏』 ヴァイオリン協奏曲第3番ヘ長調 Op.8-3, RV.293『秋』 ヴァイオリン協奏曲第4番ヘ短調 Op.8-4, RV.297『冬』● ロカテッリ:独奏ヴァイオリン、弦楽器と通奏低音のための『ヴァイオリンの技法』 Op.3より ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.3-12『和声の迷宮』 クロエ・チュア(ヴァイオリン/グァダニーニ製作) シンガポール交響楽団 チャン・ユーン・ハン(コンサートマスター) 録音時期:2022年4月23,24日 録音場所:シンガポール、エスパラネード・ホール 録音方式:ステレオ(デジタル) エグゼクティヴ・プロデューサー:ハンス・ソーレンソン(Singapore Symphony Group)&ルノー・ロランジェ(PENTATONE)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ラモー登場前夜のフランスを魅了した才人のデビュー作を最前線の気鋭指揮者が蘇らせる!21世紀に躍進する20代指揮者のひとりで、すでにヴェルサイユ宮殿王室歌劇場を中心にフランスの古楽シーンや歌劇界で大きな注目を集めるヴァランタン・トゥルネ。「Chateau de Versailles」レーベルでの好調リリースが続きますが、今回はフランス歌劇史上、時代の狭間に燦然と輝いた幻の傑作の全曲録音です。 太陽王ルイ14世亡き後、オルレアン公摂政時代(1715〜1723)が終わり若きルイ15世の親政が始まる1723年に初演された『ギリシャとローマの祝祭』は、純然たるフランス様式にイタリア風の要素を大きく取り込んだ音楽がパリを沸かせていた当時の世間の好みをよく捉え、間髪入れず再演が重ねられた人気作。その後の歌劇界を席巻することになるラモーの登場後も頻繁に上演され、人気歌手ジェリオットの持ち歌を増やすなど折々の微調整を重ねて定番演目に残り続けました。作曲者コラン・ド・ブラモンはポルポラやタルティーニと同世代で、ド・ラランドの歿後に跡を継ぎ王室音楽総監督の座に就いた重要作曲家。カンタートなど小規模作品は折に触れ紹介されていたものの大作の録音は滅多になく、初期の最重要作と言ってもよいこの傑作英雄舞踏劇をバロック歌劇に通じた俊英トゥルネの指揮で全曲聴けるのは画期的です。 メロディアスな歌の合間に充実した舞曲楽章が盛り込まれた作品の魅力を最大限に引き出すべく、ブロンディーヌ、カルパンティエ、ヴィチャクら躍進めざましい歌手たちに気鋭の古楽器オーケストラも絶妙の様式感で応え、オリュンピアの競技会ほか有名な古代ギリシャ・ローマの3つの祭典を舞台に、王女や英雄たちが繰り広げる恋物語を起伏豊かに聴かせます。2024年パリ・オリンピックに沸くフランスならではのアルバム。(輸入元情報)【収録情報】● コラン・ド・ブラモン:英雄舞踏劇『ギリシャとローマの祝祭』 クリオ、ティメ…エレーヌ・カルパンティエ(ソプラノ) エラート、クレオパトラ…マリー=クロード・シャピュイ(メゾ・ソプラノ) アスパシ、デリー…グヴェンドリーヌ・ブロンデール(ソプラノ) ゼリード、プロティーヌ、エジプトの女、女羊飼い…セシル・アシル(ソプラノ) アポロン、アルシビアード、マルク=アントワーヌ…ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) アミンタス、ギリシャ人、エロス、ティビュル、アポロンの従者…シリル・デュボワ(テノール) ラ・シャペル・アルモニーク(声楽&古楽器アンサンブル) ヴァランタン・トゥルネ(指揮) 録音時期:2023年11月29日〜12月2日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿「十字軍の間」 録音方式:ステレオ(デジタル) 世界初録音
出荷目安の詳細はこちら商品説明ベルリン古楽アカデミーによるC.P.E.バッハの交響曲集、完結編の登場!コンサートマスターは平崎真弓とゲオルク・カッルヴァイトベルリン古楽アカデミーによる長年のプロジェクト、C.P.E.バッハの交響曲全曲録音の最終巻の登場です。コンサートマスターは平崎真弓、そしてゲオルク・カッルヴァイト。平崎真弓は『ビーバー:ロザリオのソナタ』でレコード芸術2023年2月号特選、さらに2024年2月発売のムック「レコード芸術2023年総集編」で美山良夫氏セレクトの音楽史部門の第3位に選ばれるなど、その評価、注目度とも急上昇中の奏者です。ゲオルク・カッルヴァイトは長年同団でコンサートマスターを務めており、その音楽づくりは広く知られるところです。 1982年結成のベルリン古楽アカデミーが20年あまり取り組んでいるC.P.E.バッハ。J.S.バッハの息子であり、その自由と独創性によってハイドンやモーツァルトへの道を切り開いた重要な存在です。C.P.E.バッハの交響曲は、管弦楽のための交響曲が11、弦楽のための交響曲が8(うち1曲は、管弦楽のための交響曲の弦楽版)。 C.P.E.バッハの交響曲は、ベルリン時代(1738〜1768)そしてその後移ったハンブルクでの活動期(1768年以降)の初めのころに多く書かれました。当盤に収録の174、176、177はいずれも1750年代半ば、C.P.E.バッハの創作力が最高潮にあった時期の作。 ベルリン古楽アカデミーの実力をもってしても、C.P.E.バッハの交響曲は創意に満ち、大きなチャレンジだといいます。期待にたがわずC.P.E.バッハのオリジナリティと創意を、このうえない形で聴くことができる内容です。今回、平崎真弓がコンサートマスターを務める楽曲もあり、楽団の世代交代をも感じさせる重要な録音の誕生となりました。(輸入元情報)【収録情報】C.P.E.バッハ:1. 交響曲ハ長調 H.649, Wq.1742. 交響曲ニ長調 H.651, Wq.1763. 交響曲ホ短調 H.652, Wq.1774. 交響曲ト長調 H.657, Wq.182-15. 交響曲ハ長調 H.659, Wq.182-36. 交響曲イ長調 H.660, Wq.182-47. 交響曲ロ短調 H.661, Wq.182-5 ベルリン古楽アカデミー コンサートマスター:平崎真弓(1,2,6)、ゲオルク・カッルヴァイト(3-5,7) 録音時期:2023年1月 録音場所:ベルリン、b-sharp 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ルカ・バレリーニ(ピアノ)/バッハ:ゴルトベルク変奏曲ボローニャ生まれのピアニスト、ルカ・バレリーニによるゴルトベルク変奏曲。バレリーニは同市のG.B.マルティーニ音楽院でジノ・ブランディに師事。その後、ジュネーヴ音楽院でマリア・ティーポに学びました。第16回セニガッリア国際ピアノコンクール第1位・最優秀室内楽特別賞などを受賞。イタリア、スイス、フランス、ドイツでリサイタルを開き、国内外の有名オーケストラと共演しています。(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 ルカ・バレリーニ(ピアノ) 録音時期:2019年4月7日 録音場所:イタリア、シチリア州カターニア、テアトロ・スタビーレ、ヴェルガ・ルーム 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明名手ヤコブ・リンドベルイがロベール・ド・ヴィゼのテオルボのための独奏曲を録音!SACDハイブリッド盤。「BIS」レーベルを代表するアーティスト、ヤコブ・リンドベルイがロベール・ド・ヴィゼ(ヴィゼー)のテオルボのための独奏曲を録音しました。 フランスのギター奏者、テオルボ奏者、歌手、作曲家のロベール・ド・ヴィゼ。1680年頃にルイ14世付きの宮廷音楽家となり、テオルボ、リュート、ギターのための作品を作曲。フランス舞曲を中心としたテオルボの独奏作品は美しさの極み。リンドベルイの卓越した技術と表現力で同作品の魅力を引き出しております。 当演奏には現代の名工マイケル・ロウが17世紀初頭に製作された大型楽器のレプリカを使用しております。1970年代後半、リンドベルイとロウはパリを訪れ、音楽博物館(ミュゼ・ド・ラ・ミュージック)にある2台のテオルボを測定。楽器のデザインや寸法をもとに、ロウは指板の弦長89センチ、最も長い低弦の弦長160センチのテオルボを製作。以来、リンドベルイはこの楽器を使用し、独奏はもちろんのこと、室内楽、オペラ、オラトリオで演奏してきました。当録音では17〜18世紀のフランス宮廷音楽に合わせ、現代のコンサート・ピッチより1音低い392Hzに調弦されています。(輸入元情報)【収録情報】ヴィゼ:● 組曲 イ短調● 組曲 ニ長調● ニ短調の作品 プレリュード アポロンのアントレ(リュリ) エア ラ・フェルスタンベール パッサカリア● ハ短調の作品 プレリュード 嘆き、または、ド・ヴィゼー嬢へのトンボー● ト長調の作品 プレリュード スペイン風アントレ(リュリ) 森の精(クープラン) ミュゼット シャコンヌ● 組曲 ホ短調● スペインのフォリア ヤコブ・リンドベルイ(テオルボ) 使用楽器:Michael Lowe, Wootton-by-Woodstock 1979/A'=392Hz 録音時期:2023年3月29日〜4月1日 録音場所:レンナ教会 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND BIS ecopak
出荷目安の詳細はこちら商品説明2台のチェンバロによる王宮のコンセールチェンバロ2台によるF.クープランの『王宮のコンセール』の登場。演奏するのはフランスの気鋭の古楽アンサンブルを通奏低音で支え、ソロでも活躍している名手たち、ピエール・ガロン&マチュー・ブティノー。第2番と第4番のいくつかの楽曲ではテオルボとバロック・ギターも参加し、当時の王宮で行われていた親密にして贅沢な音楽会のもようが再現されます。 太陽王ルイ14世治世下のヴェルサイユ宮殿では四六時中音楽が流れていました。王とその宮廷が新しい王宮に移り住んだ1682年以降、音楽は王の日課(l'ordinaire)すべてで演奏され、王が寝ている間だけが静寂につつまれました。宗教的、世俗的な祝祭行事も音楽によって彩られました。1714年と1715年、フランソワ・クープラン(当時は王立礼拝堂のオルガニスト)はルイ14世から「一年のほとんど毎週日曜日」に他の少数の音楽家と共に「小音楽会」を開くように命じられます。王の死から数年後の1722年、クープランはこれらの「小音楽会」で演奏された曲の中から優れたものを『コンセール・ロワイヤル(王宮のコンセール)』と題し、『クラヴサン小品集』(1722年)の付録として出版しました。この曲集は調によってグループ分けされた4つの組曲で構成されており、基本的には古典舞曲組曲の形で、楽器の編成は奏者の自由に委ねられています。 ピエール・ガロンは 幼いころから様々な楽器に親しみ、10歳で自分にとってチェンバロこそがあらゆることを表現できる楽器だと発見。パリ国立高等音楽院でオリヴィエ・ボーモンとブランディーヌ・ランヌーに師事。ヴェルレやアンタイらの指導も受けています。ベルトラン・キュイエ率いるアンサンブル「ル・カラヴァンセライユ」でも演奏、また器楽奏者や声楽奏者とも共演を重ねており、ソロ、アンサンブル両面で活躍しています。 マチュー・ブティノーはオリヴィエ・ヴェルネにオルガンを、そしてチェンバロをブランディーヌ・ヴェルレらに師事しました。中世のクラヴィツィテリウムからシンフォニックなオルガン、さらにフォルテピアノまで、あらゆる鍵盤楽器を弾きこなしています。ピション&ピグマリオンの『マタイ受難曲』(2022年度レコード・アカデミー大賞)でも通奏低音で参加していました。教会のオルガン奏者を務めたのち、幼いころからの夢であった楽器ビルダーとしての修行も始めているくらい、楽器そのものへの愛も大きな奏者です。 ティボー・ル−セルはアンサンブル・コレスポンダンスやピグマリオンなど、現代の新進の古楽アンサンブルで演奏するテオルボ、ギター、リュート奏者です。(輸入元情報)【収録情報】● F.クープラン:王宮のコンセール〜2台のチェンバロによる1. コンセール第1番ト調2. コンセール第2番ニ調3. コンセール第3番イ調4. コンセール第4番ホ調 ピエール・ガロン(チェンバロ) マチュー・ブティノー(チェンバロ) 使用楽器: フランコ=フレミッシュ・チェンバロ(D.ジャック・ウェイ&マルク・デュコルネ、1988年=ジュリアン・ベイリー、2020年) フレミッシュ・チェンバロ(マルク・デュコルネ工房、ジュリアン・ベイリー、2020年) ティボー・ルーセル(テオルボ:2、バロック・ギター:4) 録音時期:2023年7月 録音場所:サン=マルタン・ド・ラ・クルート教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明バロック前期から古典派まで網羅。新録音は非常に興味深いフォルテピアノ曲集クープランの一族(19CD)ボルクシュテーデ、マウーゴ、ベルゲッラ(チェンバロ)、ピエリーニ(フォルテピアノ)フランス最大の音楽家一族の歴史を辿れるセット代々サン・ジェルヴェ教会のオルガニストを務めながら宮廷とも深い関りをもち、趣向を凝らした小品や組曲、舞曲により、2世紀近くに渡って宮廷人などを楽しませたクープラン一族。この19枚組ボックスでは、バロック前期のルイ[1626-1661]、バロック後期のフランソワ[1686-1733]とアルマン=ルイ[1727-1789]、古典派時代のジェルヴェ=フランソワ[1759-1826]という代表的な4人の作品を収録しています。CD19のジェルヴェ=フランソワは注目の新録音今回注目されるのは、クープラン一族の最後を飾るジェルヴェ=フランソワの作品が収められていることです。フランス革命を生き延び、復古王政シャルル10世の時代まで活躍したジェルヴェ=フランソワは、サン・ジェルヴェ教会のオルガニストとして過ごす一方で、古典派スタイルの鍵盤楽曲も書いていますが、ここではまさに歴史の生き証人ともいうべき題材の作品も収録しています。ギロチン・ファッションまであった恐怖政治終焉後の過激な自由を描写「レザンコヤブル」と「レ・メルヴェイユーズ」は、どちらも恐怖政治を生き抜いた貴族やブルジョワが、生き地獄の記憶をとどめながら奇抜な服装で自由を謳歌していた社会現象を扱った曲で、「レザンコヤブル」が男性たち、「レ・メルヴェイユーズ」が女性たちの様子を描いたものです。 首にギロチン刑を示す赤いリボンを巻いたり、襟首をギロチンの刃を連想させるように張り出させたり、帽子をギロチンの刃のような形にしたり、横長のギロチンの刃のような髪飾りを後頭部に付けたり、裸同然の薄いドレスを着たりとめちゃくちゃでしたが、身内や知人が残酷に殺害された人々にとって、生き残った自由の喜びの表現は屈折していても無理はありません(もっともギロチンネタは一時的なもので、その後は気楽なおふざけコスプレ的な展開となっていき、フランス・ファッションの隆盛にも繋がって行きます)。「R」の発音をめぐる混乱また、平民への憎悪からか、平民の多くがまだ巻き舌で発音していた「R」を、まったく発音しないだけでなく、書かないものまで現れるなど、言葉の面でもなかなかの混乱状態に陥っています。当時の上流階級の若者同士の挨拶言葉「Incroyable !」は、「生き残ったのが信じられない!」という意味が込められたものですが、発音の際には「R」を抜いて「アンクロヤブル!」のところを「アンコヤブル!」としていたため、ここでは定冠詞「Les」付きの曲名を「レザンコヤブル」と訳しておきます。革命歌による変奏曲も作曲一方でジェルヴェ=フランソワは、革命時に平民の間で流行っていた革命歌「ああ! うまくいくさ!」による変奏曲と、同じく革命下で流行した「ベアルヌ風哀歌」による変奏曲も革命時に作曲していますが、その後、職場のサン・ジェルヴェ教会も略奪されているので、ジェルヴェ=フランソワの気持ちは「アンコヤブル!」側にいってしまったかもしれません。ソナタとロンドにはベート−ヴェンの雰囲気も2曲のピアノ・ソナタとロンドはベート−ヴェンを思わせるような雰囲気もある作品で、チェンバロ的な語法とのミックスもおもしろくなかなかの聴きごたえです。 使用楽器はウィーンのヨハン・ハーゼルマンによる1800〜1810年頃のオリジナルで、巧みなレストアのおかげかとても心地よい音がします。▶ Brilliant Classics 検索 収録概容【フランソワ・クープラン 1668-1733 】(CD l〜11)◆演奏:ミヒャエル・ボルクシュテーデ(ドイツ)◆使用チェンバロ:ルッカース1638年モデル(ティトゥス・クライネン製作レプリカ)、エムシュ1754年モデル(ティトゥス・クライネン製作レプリカ)◆録音:2004〜2005年、ユトレヒト、マリア・ミノール教会、スヒーダム、ヴェストフェスト教会、ローン、ヘルフォルムデ教会(オランダ)◆単品:BRL93082 (11CD)【アルマン・ルイ・クープラン 1727-1789 】(CD 12〜13)◆演奏:ジャーゴ・マウーゴ(スペイン)◆使用チェンバロ:タスカン1769年モデル(キース・ヒル製作レプリカ)◆ピッチ:A=415Hz◆録音:2020年、マドリード、ミラドール・デ・ラ・シエラ(スペイン)◆単品:BRL95459 (2CD)【ルイ・クープラン 1626-1661 】(CD 14〜18)◆演奏:マッシモ・ベルゲッラ(イタリア)◆使用チェンバロ:ヴァンサン・ティボー1681年モデル(アンドレア・ディ・マイオ製作レプリカ)◆ピッチ:A=392Hz◆録音:2021〜2022年、ヴィテールボ、カネピーナ(イタリア)◆単品:BRL96238 (5CD)【ジェルヴェ=フランソワ・クープラン 1759-1826 】(CD 19)◆演奏:シモーネ・ピエリーニ(イタリア)◆使用フォルテピアノ:ヨハン・ハーゼルマン(1800〜1810年頃のオリジナル)◆ピッチ:A=430Hz◆録音:2023年、モンテ・コンパトリ、パラッツォ・アンニバルデスキ(イタリア)◆単品:未発売 演奏者情報◆ ミヒャエル・ボルクシュテーデ(チェンバロ)1976年12月2日、西ドイツ北西部、ニーダーザクセン州のオランダ国境に近いトゥイネに誕生。ドイツ在住のスペイン人チェンバロ奏者で音楽学者のエステル・モラレス=カニャーダスの指導を受けた後、ハーグ王立音楽院でジャック・オッホに師事。ヨーク古楽コンクールで優勝し、ソリストおよび古楽アンサンブル「ムジカ・アド・レーヌム」のメンバーとして国際的に活動するほか、ケルン音楽舞踊大学でチェンバロと通奏低音の教授を務めています。フランソワ・クープラン全集は英グラモフォン誌でエディターズ・チョイスに選ばれ、ヘンデルのチェンバロ組曲集は独フォノ・フォルム誌で絶賛されるなど、レコーディングでも高い評価を受けています。◆ ジャーゴ・マウーゴ(チェンバロ)1976年、マドリードに誕生。フライブルク音楽大学で歴史的鍵盤楽器(チェンバロ、フォルテピアノ、オルガン)の学位を取得し、アレクサンダー・フォン・フンボルト財団から奨学金を獲得。ロバート・ヒル、クリストフ・ルセ、ケネス・ギルバート、マルコム・ビルソンらの指導も受けています。第35回ブダペスト国際クラヴィーア・コンクールと、第13回ブルージュ・クラヴィーア・コンクールで受賞後、ソリスト、指揮者、室内楽奏者として活動するほか、マドリード王立音楽院で教授を務めており、セビリア高等音楽院でもチェンバロの教授として働いています。◆ マッシモ・ベルゲッラ(チェンバロ)イタリアのチェンバロ奏者。ザルツブルクのモーツァルテウムとシエナのアカデミア・キジアーナでケネス・ギルバートらに師事したほか、トン・コープマン、アラン・カーティスらの教えも受け、以後、主にイタリアで演奏と教育の両面で活動してきました。 CDは、Brilliant Classicsなどから発売。◆ シモーネ・ピエリーニ(フォルテピアノ)1996年、ローマで誕生。フル・ネームは、シモーネ・エル・ウーフィル・ピエリーニ。8歳でピアノを始め、18歳で高校を卒業後、ローマ聖チェチーリア音楽院でマウラ・パンシーニに師事してピアノのディプロマを取得。その後、フィエーゾレ音楽院でエリソ・ヴィルサラーゼに師事し、ボリス・ベルマン、ニコライ・デミジェンコ、パーヴェル・ギリロフらのマスタークラスにも参加。 その後、アレクセイ・リュビモフ、アンドレアス・シュタイアー、トビアス・コッホ、コスタンティーノ・マストロプリミアーノ、ステファノ・フィウッツィの講座やマスタークラスに参加したほか、FIMA(イタリア古楽財団)で、アンドレア・コーエンにチェンバロと歴史的鍵盤楽器奏法を、ジョヴァンニ・トーニに通奏低音を師事。 CDは、Brilliant Classicsからケルビーニのフォルテピアノ・ソナタ集、ティナッツォリの鍵盤楽器作品全集、Da Vinci Classicsからメンデルスゾーンのヴァイオリンとフォルテピアノのためのソナタ全集がリリースされていました。 作曲者情報準備中 クープラン一族の職業音楽家を中心とした年表作業中参照資料:「クープラン」(松前紀男)、「Les Couperin」(Charles Bouvet)、「François Couperin」(Phillippe Beaussant)、「The New Grove French Baroque masters」、「François Couperin and the French classical tradition」(Wilfrid Mellers)、「L'art pendant la révolution, beaux-arts, arts décoratifs」(Spire Blondel)、「The lure of perfection : fashion and ballet, 1780-1830」(Judith Chazin-Bennahum)、など。主要作曲家の4名とサン・ジェルヴェ教会は太字。同名のシャルルとフランソワは生年順に(1)と(2)で区別。 1569年◆ マチュラン[c.1569-1640]誕生。器楽演奏家で、おそらく商人、公証人、地主。子供:シャルル(1)[c.1595-1654]、ドゥニ[1602-1656]。 1586年◆ マチュラン[c.1569-1640]器楽演奏家の資格を取得。 1595年◆ シャルル(1)[c.1595-1654]誕生。器楽演奏家。父親:マチュラン[c.1569-1640]。子供:ルイ[1626-1661]、フランソワ(1)[1631-1701]、エリザベート[1636-1705]、シャルル(2)[1638-1679]。 1602年◆ ドゥニ[1602-1656]誕生。器楽演奏家。公証人。父親:マチュラン[c.1569-1640]。 1621年◆ シャルル(1)[c.1595-1654]ショーム=アン=ブリーに転居。 1626年◆ ルイ[1626-1661]誕生。作曲家、器楽演奏家(チェンバロ、オルガン、高音ヴィオール、テオルボなど)。父親:シャルル(1)[c.1595-1654]。 1631年◆ フランソワ(1)[1631-1701]誕生。器楽演奏家。父親:シャルル(1)[c.1595-1654]。 子供:マリー=アンヌ[1677-?]、マルグリート=ルイーズ[1676-1728]、ニコラ[1680-1748]。 1632年◆ シャルル(1)[c.1595-1654]母アンヌの死によりボーヴォワール近くの約8千m2の地所「クルイイー」の土地を相続。クープラン家代々の憩いの場となり、フランソワ(2)[1668-1733]がのちに「クルイイ またはクープラン嬢」という曲を作曲。娘マルグリート=アントワネットら家族で過ごした思い出を描いたと推測されています(CD4 トラック9)。…
出荷目安の詳細はこちら商品説明情感豊か! ポッジャーとベザイデンホウトによるC.P.E.バッハコンサートでは度々共演しているレイチェル・ポッジャーとクリスティアン・ベザイデンホウトの共演による初めてのCDは、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの作品集。 冒頭のト短調のソナタはまだ十代の頃に書かれ、父ヨハン・セバスティアン・バッハのフルート・ソナタ BWV.1020によるものですが、そもそもエマヌエルの作品、あるいは父との習作なのではないかという可能性が濃厚なもの。この作品と、やはり十代に書かれたWq.71ではベザイデンホウトはチェンバロを演奏しており、フォルテピアノとは大きく違うその表現力に強いこだわりを持つ彼ならではのパフォーマンスで、ポッジャーのヴァイオリンと共に活き活きとした音楽を作り上げます。 作曲家円熟期に書かれたほかの3曲では、ヴァイオリンとフォルテピアノが共によく歌い、たっぷりと情感豊かな表現で多感様式と呼ばれる作品の特性を十二分に引き出しながらも、すっきりとした後味を残すバランス感覚が素晴らしい出来栄えとなっています。(輸入元情報)【収録情報】C.P.E.バッハ:ヴァイオリンと鍵盤楽器のためのソナタ集● ソナタ ト短調 H.542.2〜チェンバロとヴァイオリン● ソナタ ハ短調 Wq.78〜フォルテピアノとヴァイオリン● アリオーソ イ長調 Wq.79〜フォルテピアノとヴァイオリン● ソナタ ロ短調 Wq.76〜フォルテピアノとヴァイオリン● ソナタ ニ長調 Wq.71〜チェンバロとヴァイオリン レイチェル・ポッジャー(ヴァイオリン) 使用楽器:ジェノヴァのペザリニウス1739年製作楽器 クリスティアン・ベザイデンホウト(フォルテピアノ、チェンバロ) 使用楽器: フォルテピアノ:ウィーンのアントン・ヴァルター1805年頃製作楽器に基づく、ポール・マクナルティ2008年製作再現楽器 チェンバロ:パリのパスカル・タスカン1769年製作楽器に基づく、キース・ヒル2010年製作再現楽器 録音時期:2022年5月 録音場所:ロンドン、アッパー・ノーウッド、セント・ジョンズ教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) SACD Hybrid
出荷目安の詳細はこちら商品説明躍進続くル・ポエム・アルモニークが世に問う、リュリ晩年の傑作の新たな金字塔的録音画期的な古楽先進国となりつつあった20世紀末のフランスで、当時ほとんど知られていなかった17世紀初頭のフランスやイタリアの作曲家たちの音楽を続々と録音、創設間もない「ALPHA」レーベルで通念を覆す大ヒットを送り出し続けたフランスの古楽アンサンブル、ル・ポエム・アルモニーク。四半世紀の歴史を重ねるうち本格的なバロック・オペラも上演できる充実編成でも活躍するようになり、今や欧州歌劇界に確たる立ち位置を占めるに至ったこのグループがついに、フランス音楽史上の節目を飾った重要作の全曲録音に臨みました。 フランス宮廷文化を諸外国にまで轟かせた太陽王ルイ14世の愛顧のもと同国特有のオペラ様式を完成へと導いた大家リュリが、晩年の不祥事による失寵の中で発表した音楽悲劇『アルミード』は、その後数多く書かれた同題材の名作を横目に再演され続け、グルックの名品が1777年に発表された後も改稿を経て上演されたほどの重要作。イスラム勢力側の魔女アルミード(アルミーダ)と十字軍の英雄ルノー(リナルド)の宿命の恋をめぐる起伏に富んだ一大悲劇が、躍進めざましい多芸なステファニー・ドゥストラックの表題役、圧巻の表現力を誇る大御所シリル・オヴィティ演じるルノーはじめ、名歌手たちの驚くべき歌唱力・声楽的演技力によって瑞々しく響き、過去の全曲盤と比べても目を見開く瞬間の連続。マリー・ペルボスト、エヴァ・ザイシク、この録音の後2023年11月に惜しくも早世したヴィルジル・アンスリら周囲の歌手陣も注目株続々で、27人からなる弦楽合奏やテオルボ奏者3人を起用した通奏低音に加え管楽も充実しています(バスーンのパパセルジオーやヴァイオリンの川久保洋子、レザール・フロリサン2023年来日公演でも注目されたクラヴサンのマリー・ヴァン・レインなど器楽陣にも名手多数)。 フランス古楽界の深まりを実感せずにおれない注目のリリース。指揮者デュメストルへのインタビューほか解説(仏・英・独語)も充実しています。(輸入元情報)【収録情報】● リュリ: 音楽悲劇『アルミード』全曲 アルミード…ステファニー・ドゥストラック(メゾ・ソプラノ) ルノー…シリル・オヴィティ(テノール) イドラオ…トミスラフ・ラヴォワ(バス・バリトン) 女賢者、フェニス、メリス…マリー・ペルボスト(ソプラノ) 栄光の女神、シドニ、リュサンド…エヴァ・ザイシク(メゾ・ソプラノ) アルテミドール、憎悪…ティモテ・ヴァロン(バリトン) デンマークの騎士、幸運な恋人…ダヴィド・トリクー(オートコントル) アロント、ユバルド…ヴィルジル・アンスリ(バス・バリトン) 勇敢な女羊飼い、水の精…アヌーク・ドフォントネ(メゾ・ソプラノ) 女羊飼い…ジャンヌ・ルフォール(ソプラノ) ディジョン歌劇場合唱団(合唱指揮:アナス・イスマ) ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用) ヴァンサン・デュメストル(指揮) 録音時期:2023年5月10-14日 録音場所:ヴェルサイユ宮殿王室歌劇場 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明アラールのバッハ・シリーズ華麗なるチェンバロの音色で聴く『半音階的幻想曲とフーガ』小編成による『ブランデンブルク協奏曲第5番』も収録!新世代を代表するチェンバロ&オルガン奏者、バンジャマン・アラールによるバッハのシリーズ、第9巻の登場です。有名な『半音階的幻想曲とフーガ』をはじめ、オケ・パートは総勢5名(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、通奏低音1、フルート1)で演奏された『ブランデンブルク協奏曲第5番』まで、アラールの雄弁なチェンバロが華麗に響き渡る、怒涛の内容です。 ケーテン時代にバッハが仕えたレオポルト侯爵は、信仰の妨げになるとして音楽を制限したカルヴァン派だったため、この時期、教会カンタータは書かれず、ブランデンブルク協奏曲や無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータなど、世俗音楽が多数成立しています。前作の第8巻ではクラヴィコードが用いられていることでも話題になりました。『半音階的幻想曲とフーガ』についてアラールは、バッハの最初の妻マリア・バルバラの予期せぬ辛い死の余波の中で作曲された可能性が高いと述べ、この苦悩に満ちた性格はクラヴィコードにも適していると考えたけれど、最終的にヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(Hieronymus Albrecht Hass)作の素晴らしいチェンバロで演奏しています。結果、広い音域、そして様々なストップ(リュートストップなど)のおかげで、さまざまな音色を聴くことができ、また、アラールのよい意味でのけれん味も感じさせる演奏が非常に映えています。イギリス組曲からは3曲を収録(イギリス組曲第1番初稿、第2番、第4番は第3巻に収録)。イギリス組曲は1719〜1725年に成立されたと考えられております。ラ・プティット・バンドでも演奏していたアラールは、彼らとのブランデンブルク協奏曲第5番でも際立った演奏をして人々の印象に残っていますが、ここでのアラールは歌と華やかさが炸裂しています。 アラールがまさに乗りに乗っていることを感じさせる、超充実の第9巻です!(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集 Vol.9〜ケ−テン、1717-1723〜幸福なときDisc11. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.9032. イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV.8113. 協奏曲 ハ長調 BWV.984(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.1-4の編曲)4. カンタータ『裏切り者なる愛よ』 BWV.203(チェンバロ(通奏低音)のみの伴奏によるバス独唱用カンタータ。歌詞作者不詳)Disc25. ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.10506. イギリス組曲 第3番ト短調 BWV.8087. イギリス組曲 第5番ホ短調 BWV.810 バンジャマン・アラール(チェンバロ/H.A.ハス、1740年製、ハンブルク) マルク・モイヨン(バス:4) シーン・ユイブレヒツ(フラウト・トラヴェルソ:5) アンヌ・ペッカ(ヴァイオリン:5) パウル・モンテイロ(ヴァイオリン:5) サマンサ・モンゴメリ(ヴィオラ:5) ロナン・ケルノア(バス・ヴィオール:5) 録音時期:2023年4月、5月 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明華やぎに満ちたルイ14世時代の祝典音楽を、フランス古楽シーン最前線の精妙な解釈で!毎年正月、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート世界放送時に番組テーマ曲として流れる『トランペットの前奏』が有名な、17世紀フランスの大家マルカントワーヌ(マルク=アントワーヌ)・シャルパンティエの『テ・デウム』。 かの作曲家が生きたルイ14世時代のフランスでは、晴れがましい祝典を彩る華麗な讃美の詩篇曲として「テ・デウム」が数多く書かれました。その活況は、ルイ14世の療養からの快癒を祝う場が王国中に設けられた1687年初頭、最初の絶頂を迎えています(王室音楽総監督リュリは、この機会に自作の『テ・デウム』を指揮していた時の事故がもとで亡くなっています)。その当時も演奏されたと考えられているシャルパンティエの傑作に加え、ここでは老王の後を継いだルイ15世が1725年にマリー・レグザンスカ妃を迎えたさい演奏された『リヨンのテ・デウム』も収録。作曲者アンリ・デマレ[1661-1741]はフランス王室音楽の立役者リュリ亡き後、その至芸を受け継ぐ世代として若い頃から注目されながら、人間関係の問題で長く亡命を余儀なくされており、当の作品も王宮から遠く離れたロレーヌの宮廷で作曲されました。 バロック時代の管楽器ならではのアクセント豊かな響きを十全に活かし、緩急豊かな音作りでフランス音楽の玄妙と華やぎを伝える指揮者ベスティオン・ド・カンブラは、近年の古楽シーンで大きな躍進をみせ「ALPHA」にも録音の多い俊才。フランス語圏のメンバーにボスニアのブラニスラフ・ラキチや日本の出口実祈など次世代の注目奏者も混じる古楽器楽団の濃やかな表現が、熱気と一体感に満ちた声楽勢の活躍と美しいハーモニーを見せ、作品の魅力を十全に伝えてやみません。(輸入元情報)【収録情報】1. シャルパンティエ:テ・デウム H.1462. デマレ:テ・デウム(通称『リヨンのテ・デウム』) ジャンヌ・アムザル、ユジェニー・ルフェビュール(ソプラノ) クレマン・ドビュヴル、フランソワ=オリヴィエ・ジャン(オートコントル=高音テノール) フランソワ・ジョロン(テノール) ジャン=クリストフ・ラニエス、ダヴィド・ヴィチャク(バリトン) アンサンブル・レ・シュルプリーズ(声楽&古楽器アンサンブル) ルイ=ノエル・ベスティオン・ド・カンブラ(指揮) 録音時期:2022年12月 録音場所:フランス北東部ロレーヌ地方メス、アルスナル、シテ・ミュジカル=メス 録音方式:ステレオ(デジタル) 世界初録音(2)
出荷目安の詳細はこちら商品説明ヴィターリ:音楽の技術音楽を愛するフランチェスコ2世デステ公爵の宮廷で活躍したヴィターリ。60曲からなる『音楽の技術』作品13は、難易度順に並べられた対位法的技巧のための教則本で、バッハ以前に存在した貴重な作品。2声から12声のためのカノンで構成されており、その多くに様々な技法のための工夫が凝らされているのが特徴です。 すべての曲は1台のチェンバロで演奏されています。複雑な構成を持つこの作品を正しく表現するために、最先端の録音技術を駆使して完成しました。作品の記録としての価値も高く貴重な1枚と言えるでしょう。 日本でも演奏会を行ったことのあるコーエン。前作テレマンのメヌエット集ではその驚異の演奏で実力を示しました。この新録音も期待せずにはいられません。(輸入元情報)【収録情報】ヴィターリ:● 音楽の技術 Op.131. Canone a 2 alla quinta bassa2. Cantilena a 43. Canone a 2 all'unisono4. Canone a 3 all'unisono5. Canone a 3 all'unisono6. Canone a 3 all'unisono7. Canone a 3 all'unisono8. Canone a 3 all'unisono9. Canone a 3 all'unisono10. Contraria contrariis curantur11. De minimis non curat Praetor12. Canone a 2 alti all'vnisono spra il canto fermo13. Canone a 3 all'unisono senza nota14. Canone a 3 all'unisono senza nota15. Canone a 316. Canone a 2 alla quarta sotto17. Incipies sequeris non errabis18. Canone, nella replica si tralascia il sospiro19. Canone20. Canone a 221. Canone a 222. Canone alla quinta23. Canone a 2 all'unisono24. Canone a 2 all'unisono25. Canone a 2 alla quinta sopra26. Canone alla quinta sotto (a 2)27. Canone a 2 all'unisono28. Canone a 2 all'unisono29. Modulatione cancrizzata a 230. Modulatione a 231. Modulatione a 232. Canone a 233. Canone a 434. Canone a 435. Canone a 436. Canone a 437. Canone a 438. Modulatione a39. Canone a 4 all'unisono40. Canone a 4 all'unisono41. Canone a 4 all'unisono42. Canone a 4 bassi all'unisono43. Canone a 6 soprani all'unisono44. Canone a 8 bassi all'unisono45. Canone a 10 bassi all'unisono46. Canone a 12 bassi all'unisono47. Sinfonia a due violini in canone all'vnisono48. Fuga in contrapunto doppio49. La controscritta fuga in contrapunto doppio riuoltata50. Contrapunto doppio51. Contrapunto doppio52. Contrapunto doppio53. Balletto54. Balletto55. Capricio primo56. Capricio secondo57. Capricio terzo58. Capricio quarto59. Passagallo● Prima suonata a violino solo - arr. for Cembalo1. Largo2. Allegro3. Grave4. Allegro5. (ohne Satzbezeichnung)● Seconda suonata a violino solo - arr. for Cembalo1. Grave2. Prestissimo3. Grave4. Allegro5. Largo アンドレア・コーエン(チェンバロ) Harpsichord by Giulio Fratini, 2012, after the original instrument by Ignazio Mucciardi, Tagliavini Collection, Bologna. A = 415 Hz, temperament: equal 録音時期:2022年6月 録音場所:ローマ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション) sound shaping: Riccardo Cimino
出荷目安の詳細はこちら商品説明鍵盤奏者シヴィオントキエヴィチ弾き振り!アルテ・デイ・スオナトーリとC.P.E.バッハの最高傑作『ハンブルク交響曲』と独奏作品ファンタジアを録音!SACDハイブリッド盤。1993年設立のポーランドのピリオド楽器団体アルテ・デイ・スオナトーリが鍵盤奏者マルツィン・シヴィオントキエヴィチの弾き振りで、カール・フィリップ・エマヌエル・バッハの『ハンブルク交響曲』と鍵盤楽器のための幻想曲を録音しました。 C.P.E.バッハは、魅惑的な旋律、突然の遠隔転調、筆記体を思わせる流動的な表現からの意外な離脱など、常に聴き手を虜にする音楽を残しました。『ハンブルク交響曲』はC.P.E.バッハがハンブルク市のカントルと5つの大教会の音楽監督に着任した時期に、当時のオーストリア大使ゴットフリート・ファン・スヴィーテン男爵から委嘱された弦楽オーケストラ作品。極端なコントラストによって「破壊的」な音楽スタイルを示しており、アイディアの豊かさ、名人芸、作曲の鋭さから、現在も多くの団体が演奏しています。 シヴィオントキエヴィチ率いるアルテ・デイ・スオナトーリは最小編成の弦楽オーケストラで聴き手の心を揺さぶるような衝撃的な演奏を披露しております。(輸入元情報)【収録情報】C.P.E.バッハ:● シンフォニア第5番ロ短調 Wq.182-5, H.661(I. アレグレット/II. ラルゲット/III. プレスト)*● ファンタジア ハ短調〜ソナタ ヘ短調 Wq.63-6, H.75よりフィナーレ*● シンフォニア第3番ハ長調 Wq.182-3, H.659(I. アレグロ・アッサイ*/II. アダージョ*†/III. アレグレット*)●ファンタジア ヘ長調 Wq.59-5, H.279†● シンフォニア第2番変ロ長調 Wq.182-2, H.658(I. アレグロ・ディ・モルト*/II. ポコ・アダージョ/III. プレスト†)● シンフォニア第4番イ長調 Wq.182-4, H.660(I. アレグロ・ディ・モルト/II. ラルゴ・エド・イノチェンテメンテ/III. アレグロ・アッサイ)†● ファンタジア(即興)*●シンフォニア第6番ホ長調 Wq.182-6, H.662(I. アレグロ・ディ・モルト/II. ポコ・アンダンテ/III. アレグロ・スピリトゥオーソ)†● ファンタジア ト短調 Wq.117-13, H.225*● シンフォニア第1番ト長調 Wq.182-1, H.657(I. アレグロ・ディ・モルト/II. ポコ・アダージョ/III. プレスト)† マルツィン・シヴィオントキエヴィチ(チェンバロ*、フォルテピアノ†、指揮) 使用楽器: チェンバロ:Christian Fuchs 2008 after Johannes Ruckers フォルテピアノ:Michael Walker 1989, rebuilt by Robert Brown 2018 after Johann Andreas Stein アルテ・デイ・スオナトーリ 録音時期:2022年8月7-10日 録音場所:ワルシャワ、ポーランド放送ルトスワフスキ・スタジオ 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND プロデューサー&サウンド・エンジニア:インゴ・ペトリ(Take5 Music Production) 収録時間:84分46秒 BIS ecopak
出荷目安の詳細はこちら商品説明日本語解説付きアラールのバッハ・シリーズ華麗なるチェンバロの音色で聴く『半音階的幻想曲とフーガ』小編成による『ブランデンブルク協奏曲第5番』も収録!新世代を代表するチェンバロ&オルガン奏者、バンジャマン・アラールによるバッハのシリーズ、第9巻の登場です。有名な『半音階的幻想曲とフーガ』をはじめ、オケ・パートは総勢5名(ヴァイオリン2、ヴィオラ1、通奏低音1、フルート1)で演奏された『ブランデンブルク協奏曲第5番』まで、アラールの雄弁なチェンバロが華麗に響き渡る、怒涛の内容です。 ケーテン時代にバッハが仕えたレオポルト侯爵は、信仰の妨げになるとして音楽を制限したカルヴァン派だったため、この時期、教会カンタータは書かれず、ブランデンブルク協奏曲や無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータなど、世俗音楽が多数成立しています。前作の第8巻ではクラヴィコードが用いられていることでも話題になりました。『半音階的幻想曲とフーガ』についてアラールは、バッハの最初の妻マリア・バルバラの予期せぬ辛い死の余波の中で作曲された可能性が高いと述べ、この苦悩に満ちた性格はクラヴィコードにも適していると考えたけれど、最終的にヒエロニムス・アルブレヒト・ハス(Hieronymus Albrecht Hass)作の素晴らしいチェンバロで演奏しています。結果、広い音域、そして様々なストップ(リュートストップなど)のおかげで、さまざまな音色を聴くことができ、また、アラールのよい意味でのけれん味も感じさせる演奏が非常に映えています。イギリス組曲からは3曲を収録(イギリス組曲第1番初稿、第2番、第4番は第3巻に収録)。イギリス組曲は1719〜1725年に成立されたと考えられております。ラ・プティット・バンドでも演奏していたアラールは、彼らとのブランデンブルク協奏曲第5番でも際立った演奏をして人々の印象に残っていますが、ここでのアラールは歌と華やかさが炸裂しています。 アラールがまさに乗りに乗っていることを感じさせる、超充実の第9巻です!(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:鍵盤のための作品全集 Vol.9〜ケ−テン、1717-1723〜幸福なときDisc11. 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.9032. イギリス組曲 第6番ニ短調 BWV.8113. 協奏曲 ハ長調 BWV.984(J.エルンスト公子のヴァイオリン協奏曲ハ長調 Op.1-4の編曲)4. カンタータ『裏切り者なる愛よ』 BWV.203(チェンバロ(通奏低音)のみの伴奏によるバス独唱用カンタータ。歌詞作者不詳)Disc25. ブランデンブルク協奏曲第5番ニ長調 BWV.10506. イギリス組曲 第3番ト短調 BWV.8087. イギリス組曲 第5番ホ短調 BWV.810 バンジャマン・アラール(チェンバロ/H.A.ハス、1740年製、ハンブルク) マルク・モイヨン(バス:4) シーン・ユイブレヒツ(フラウト・トラヴェルソ:5) アンヌ・ペッカ(ヴァイオリン:5) パウル・モンテイロ(ヴァイオリン:5) サマンサ・モンゴメリ(ヴィオラ:5) ロナン・ケルノア(バス・ヴィオール:5) 録音時期:2023年4月、5月 録音方式:ステレオ(デジタル) 輸入盤・日本語帯・解説付き
出荷目安の詳細はこちら商品説明シギスヴァルト・クイケン80歳記念アルバム最新録音で聴く4種の楽器を用いた独奏曲集。まさかのクラヴィコード演奏も披露!幼いころから一貫して古楽に取り組み、あごあてを使わないヴァイオリン奏法の確立や歴史に埋もれていたヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ(肩掛けチェロ)の復活導入など、古楽演奏に大きな変革をもたらしたシギスヴァルト・クイケン。2024年2月16日に80歳の誕生日を迎える彼が、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ、クラヴィコード(!)を弾き分けたソロ・アルバムを発表。古楽演奏における重要なパイオニアとして知られる彼の「今」を聴く注目の1枚です。 ガンバの経典ディエゴ・オルティス[1510-1570]の『変奏論』に始まり、イギリス・バロックに強い影響を与えたトマス・バルツァー[c.1631-1663]、無伴奏ヴァイオリンの名作ハインリヒ・イグナツ・フランツ・フォン・ビーバー[1644-1704]の『パッサカリア』、クラヴィコードを含む種々の楽器で聴くバッハ[1685-1750]不朽の無伴奏、そして「最後のガンバ奏者」カール・フリードリヒ・アーベル[1723-1787]と、音楽史上の重要なポイントをおさえながら年代順に構成された収録内容。貫禄あるシギスヴァルトの妙演で聴くと、音楽の歴史と奏者の歴史が一体となって流れていくような感覚を味わえます。(輸入元情報)【収録情報】『ヴィオラ・ダ・ガンバ』● オルティス:変奏論(1553)〜リチェルカータ第1番● オルティス:変奏論(1553)〜リチェルカータ第2番● オルティス:変奏論(1553)〜リチェルカータ第3番● オルティス:変奏論(1553)〜リチェルカータ第2番『Sobre Tenores Italianos』『ヴァイオリン』● バルツァー:前奏曲 ト長調● バルツァー:アルマンド ハ短調● ビーバー:ロザリオのソナタ〜パッサカリア『ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ』● J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 BWV.1009〜ブーレI & II● J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 BWV.1009〜サラバンド● J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第3番 BWV.1009〜ジーグ『クラヴィコード』● J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番 BWV.1008〜アルマンド(ト短調で演奏)『ヴァイオリン』● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004〜アルマンド● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004〜サラバンド● J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV.1004〜クーラント『ヴィオラ・ダ・ガンバ』● アーベル:ソナタ ト長調 AbelWV A3 シギスヴァルト・クイケン(各種楽器) 使用楽器: ヴァイオリン:attr. to Giovanni Grancino (Milano, beginning 18th c.) ヴィオラ・ダ・ガンバ:attr. to Pierre Prevost (Paris, 1634) ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラ:Anonymous (Germany, mid-18th c.) クラヴィコード:Joris Potvlieghe (Tollembeek, Belgium, 21th c.) after instructions from Jacob Adlung (1699-1762) 録音時期:2023年6月 録音場所:ベルギー、ティールト、ペーター教会 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明新世紀のスタンダードを切り拓いた名団体の画期的バッハ解釈がボックスにウィレム・メンゲルベルクやカール・リヒターらによる現代楽器によるバッハ解釈に、古楽器による新解釈で新風を巻き起こしたアーノンクールやガーディナーら大家たちに続き、古楽先進国オランダならではの21世紀の瑞々しいバッハ像を打ち出したヨス・ファン・フェルトホーフェン率いるオランダ・バッハ協会。18世紀の演奏習慣を見据えた洞察に満ちた解釈と、抜群の音楽性を兼ね備えた演奏の機微を隅々まで伝える「Channel Classics」のエンジニアリングを得て、バッハの大作群を彼らが録音してきたのは今世紀初頭の10年間においてのことでした。 リリースされるたび大きな反響を呼んできたこれらの名盤が、このたび10枚組ボックス仕様で登場。他の名指揮者たちの元でもソリストとして多くの名盤を刻んでいるテュルク、ゾマー、マクラウド、ハーヴェイ、ダニエルズら名歌手たちが続々参入、各パートの員数はほぼ1人で最大でも3人程度と適切に絞り込まれた編成で精緻に綴られてゆくその演奏は、隅々まで聴きどころが詰まっていて興味が尽きません。通奏低音はオルガンだけでなくチェンバロやテオルボも参入、撥弦のフレッド・ヤーコプスやマイク・フェントロス、チェンバロのピーター・ヤン・ベルダーやシーベ・ヘンストラなど今やソリストとしても名の通った名手たちがオーケストラの各セクションに見つかり、聴きながら誰の音か確かめてゆく楽しみも。知らずにいるのが惜しい名盤群、この機会にぜひお求め下さい。 ブックレットに歌詞の掲載はございません。(輸入元情報)【収録情報】Disc1-2● J.S.バッハ:ヨハネ受難曲 BWV.245 ゲルト・テュルク(テノール:福音史家) ステファン・マクラウド(バス:救世主イエス) バス・ラムセラール(バス:ペトロ、ピラト) カロリン・スタム(ソプラノ) ペーテル・デ・グロート(アルト=カウンターテナー) チャールズ・ダニエルズ(テノール) 合唱: マリオン・ストライク(ソプラノ:使用人の女) マルレーネ・ホルトステイン、エルスベト・ヘルリツェン(アルト) サイモン・ウォール(テノール:使用人の男) コンサートマスター:アントワネット・ローマン(ヴァイオリン、ヴィオラ・ダモーレ) 録音:2004年3月 アムステルダム、ワロン教会(Waalse Kerk)Disc3J.S.バッハ:● 教会カンタータ『我らが口を笑いにて満たすべし』 BWV.110● マニフィカト(わたしの魂は主を崇め)ニ長調 BWV.243 ドロテー・ミールズ、ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) ウィリアム・タワーズ(アルト=カウンターテナー) チャールズ・ダニエルズ(テノール) ステファン・マクラウド(バス) コンサートマスター:山縣さゆり(ヴァイオリン) 録音:2009年12月 ベルギー中部ノルトブラバント地方ティルブルフ、コンセルトザールDisc4-5● J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 BWV.232 ドロテー・ミールズ、ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) マシュー・ホワイト(アルト=カウンターテナー) チャールズ・ダニエルズ(テノール) ピーター・ハーヴェイ(バス) コンサートマスター:ヨハンネス・レールタウヴェル(ヴァイオリン) 録音:2006年12月 アムステルダム、ワロン教会(Waalse Kerk)Disc6-8● J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV.244 ゲルト・テュルク(テノール:福音史家) ピーター・ハーヴェイ(バス:救世主イエス) ドロテア・ヤーコプ(ソプラノ:使用人の女1) マリオン・ストライク(ソプラノ:使用人の女2、ピラトの妻) マシュー・ベイカー(バス:ペトロ、ピラト、祭司1) フィリップ・ファヴェット(バス:ユダ、祭司2) カンペン少年合唱団 コンサートマスター:ヨハンネス・レールタウヴェル、山縣さゆり(ヴァイオリン) 録音:2010年4月 オランダ、ナールデン大教会Disc9-10● J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ BWV.248 ヨハネッテ・ゾマー(ソプラノ) アンネッテ・マルケルト(アルト) ゲルト・テュルク(テノール) ピーター・ハーヴェイ(バス) コンサートマスター:ヨハンネス・レールタウヴェル(ヴァイオリン) 録音:2002年12月 オランダ、エイントホーフェン、フリッツ・フィリップス音楽センター オランダ・バッハ協会合唱団&管弦楽団(古楽器使用) ヨス・ファン・フェルトホーフェン(指揮)
出荷目安の詳細はこちら商品説明気鋭のピアニスト、ギル・ベとピオヴァーノによるバッハ登場オランダ出身で韓国にルーツを持ち、現在はイタリアを中心にヨーロッパ各地で精力的に活動しているピアニスト、ギル・ベによるバッハの協奏曲が登場。共演はルイジ・ピオヴァーノ率いるサンタ・チェチーリア音楽院弦楽合奏団で、全曲の映像がDVDで付属するうえ、映像にのみアントニオ・ピオヴァーノが編曲した『イタリア協奏曲』のピアノ協奏曲版も収録されているという豪華なもの。 全編にわたって溌溂としてよく歌うベのピアノに伸び伸びとしたストリングスが絡む、美しく清涼感溢れる演奏に仕上がっています。協奏曲を鍵盤楽器1台で表現するコンセプトの大もとへと引き戻された『イタリア協奏曲』も面白い出来栄えです。(輸入元情報)【収録情報】CD(80分):J.S.バッハ:1. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.10522. ピアノ協奏曲第2番ホ長調 BWV.10533. ピアノ協奏曲第3番ニ長調 BWV.10544. ピアノ協奏曲第4番イ長調 BWV.10555. ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.1056DVD(100分、カラー、16:9、PCMステレオ、NTSC、Region All):1. ピアノ協奏曲第1番ニ短調 BWV.10522. ピアノ協奏曲第2番ホ長調 BWV.10533. ピアノ協奏曲第3番ニ長調 BWV.10544. ピアノ協奏曲第4番イ長調 BWV.10555. ピアノ協奏曲第5番ヘ短調 BWV.10566. イタリア協奏曲 ヘ長調 BWV.971(アントニオ・ピオヴァーノ編、弦楽とピアノ版) ギル・ベ(ピアノ/ベーゼンドルファー) ローマ聖チェチーリア国立音楽院弦楽合奏団 ルイジ・ピオヴァーノ(指揮) 録音時期:2021年3月〜2022年4月 録音場所:イタリア(パドバ、ナポリ、ローマ、パビア、フェラーラ) 録音方式:ステレオ(デジタル)曲目リストDisc11.ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 1052/2.ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 1052/3.ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV 1052/4.ピアノ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 1053/5.ピアノ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 1053/6.ピアノ協奏曲 第2番 ホ長調 BWV 1053/7.ピアノ協奏曲 第3番 ニ長調 BWV 1054/8.ピアノ協奏曲 第3番 ニ長調 BWV 1054/9.ピアノ協奏曲 第3番 ニ長調 BWV 1054/10.ピアノ協奏曲 第4番 イ長調 BWV 1055/11.ピアノ協奏曲 第4番 イ長調 BWV 1055/12.ピアノ協奏曲 第4番 イ長調 BWV 1055/13.ピアノ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV 1056/14.ピアノ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV 1056/15.ピアノ協奏曲 第5番 ヘ短調 BWV 1056
出荷目安の詳細はこちら商品説明フランス・バロックの第一人者、クリスティ&レザール・フロリサンによるシャルパンティエの名盤がボックスで登場!レザール・フロリサンの40年にわたる録音活動からシャルパンティエ作品の選りすぐりがボックスで登場。1979年にクリスティによって設立されたアンサンブル「レザール・フロリサン」。シャルパンティエの音楽劇『花咲ける芸術』から名前をとっており、シャルパンティエはクリスティにとって特別な存在であることがわかります。クリスティはこれまでにシャルパンティエの作品を25ほど録音しております。このたび、最初期の録音も含むかたちで再発売のはこびとなりました。 最初期のドミニク・ヴィスの他では得難い歌声、第二期ともいえる時期の中心メンバーであったジェラール・レーヌやモニク・ザネッティらと、体系的にグループの歴史を感じることができます。また『メデ』に関してクリスティは2度録音を行っていますが、ここでは1984年の最初の録音が復刻・収録されており、当時のシャルパンティエ再興への熱量が感じられる演奏には圧倒されます。「シャルパンティエはこれまでも、そしてこれからも、レザール・フロリサンの礎であり続けるのです」と、リュリなどのフランス・バロックも知り尽したクリスティが今なお特別な思いを寄せているシャルパンティエの名録音の数々、ご堪能ください!ブックレットには、クリスティのインタビュー、および各作品についての解説が掲載されています(日本語訳なし)。歌唱歌詞はハルモニアムンディのホームページに掲載されています。【Disc1:レザール・フロリサンが録音した最初の劇作品『聖チェチーリアの殉教』】ラテン語の歌詞の発音ひとつひとつ、楽器編成、すべてが手探りの状態の中、可能な限りの資料にあたり考察を重ねての演奏。”「これがオーセンティックだ」などと言うつもりは毛頭ないけれど、適切な修辞学的、歴史的、言語的な文脈を見つける作業を当時若かった素晴らしい音楽家たちと共同で行えたことはかけがえのない経験だった”とクリスティ自身が振り返る、満を持しての演奏です。宗教に身を捧げたチェチーリア(セシリアとも)の生涯を2部に分けて描いたシャルパンティエの音楽は、非常に典雅。セシリアの最後の場面での音楽による描写は合唱も伴う実に壮麗なもの。音楽にも長けていたというセシリアの物語の美しい音楽描写に心奪われます。 『放蕩息子』は1680年の作、のちにドビュッシーらもとりあげた題材の物語(好き放題をして帰ってきた息子を父はあたたかく迎え入れるというもの)ですが、ナレーターがいて、合唱も場面の中に生きている存在として歌うなど、バッハの受難曲をも思わせる作りとなっており、驚かされます。3声のマニフィカトはフルート通奏低音という小編成ながら、ドミニク・ヴィスの若き歌声も味わいぶかく感じ入る録音です。【Disc2:ドミニク・ヴィスの変幻自在な活躍】狩り、それも鹿狩りは、特にフランス貴族社会における最大の娯楽でした。しかもそれは現代にまで続いている根強い伝統です。牧童の代わりに狩人を主人公としているところにこの作品の特徴が窺われます。テーベの若い狩人アクテオンが鹿狩りに行き、偶然狩りの女神ディアナが水浴びしているところを見てしまいます。怒ったディアナは狩人を鹿の姿に変えてしまい、かれは哀れにも自分が飼っていた猟犬に噛み殺されてしまう・・・というお話。アクテオンを歌うドミニク・ヴィスの繊細優雅ながらもクセのある歌い方が魅力です。モリエールの戯曲『強制された結婚』が1672年に再演された時に、その付帯音楽として書かれたアンテルメードは、前後2部からなる間奏曲。特別な筋は持たず、時折イヌなどの動物が登場して聴き手を楽しませます。こちらもヴィスが演技心たっぷりに聴かせます。【Disc3-5:生々しい登場人物のキャラクター、音楽が描く鮮烈な物語】『メデ』はシャルパンティエによる唯一の抒情悲劇。1984年にクリスティとレザール・フロリサンによって行われた復活蘇演により、この『メデ』は今日でも演奏されるようになったといえるでしょう。レザール・フロリサンが発足して間もないころの録音ですが、当初から最高のレヴェルでの演奏を展開していたことにあらためて驚かされる内容です。メデ(メディア)が自分を捨てた男への復讐から自分の息子までをも殺害する物語にシャルパンティエがつけた音楽は、半音階や転調が効果的かつ劇的に用いられたもの。クリスティとレザール・フロリサン、そして名歌手たちの緊張感みなぎる演奏は今なお色あせることがありません。【Disc6:胸をしめつけるような不協和音で描くペテロの悲しみ】イタリアやドイツとは違って、フランスでは受難曲というジャンルに対してそこまでの盛り上がりはありませんでした。この『ペテロの否認』はそうした流れからすると例外的といえます。5声と通奏低音のみという非常に制約された編成で、最後の合唱では、悔恨の念に駆られたペテロの悲しみが、胸をしめつけるような不協和音で表現されています。『四旬節のための瞑想』のそれぞれの楽曲は、受難の主役たち(イエス、ユダ、ペトロ、ピラト、聖母マリア、マグダラのマリア)を描いた短い劇的な場面で構成されています。【Disc7-8:シャルパンティエの突出した才能】シャルパンティエはイエズス会に10年間仕え、数多くの宗教的な作品に加え、当時のイエズス会の柱のひとつであった「劇」のための音楽も作曲しました。16世紀半ばにイエズス会がフランスに設立され、大学が設立されると、生徒たちによる演劇がカリキュラムの一部となりました。最初のうちは、敬虔な題材とラテン語による悲劇や喜劇が上演されましたが、次第にフランス語で歌われる幕間劇やバレエが挿入されるようになりました。その大きな作品のひとつがブルトンノー神父のフランス語台本による『ダヴィデとヨナタン』です。リュリに倣ってプロローグを伴う5幕のスタイルをとっているように見えて、リュリのプロローグはルイ14世の栄光を讃えるものであるのに対し、シャルパンティエのこのプロローグはいきなり物語の核心で始まります(また、レチタティーヴォがないのもリュリのスタイルとは異なっています)。サムエルの亡霊がサウルに自らの死と息子ヨナタンの死を告げ、ダヴィデがサウルの後を継いでイスラエルの王に即位することを告げるのです。この印象的なプロローグの後、第5幕を除いて、各幕は登場人物ひとりひとりに焦点を当て、彼らの感情や、神との関係、善と悪、公と私という対比が際だてられています。(輸入元情報)【収録情報】Disc1(61:02)シャルパンティエ:1. 聖チェチーリアの殉教 H.413 チェチーリア:ビルギット・グレナ(ソプラノ)、他2. 放蕩息子 H.399 ジョセプ・ブネ(カウンターテナー/放蕩息子)、他3. マニフィカト H.73〜3つの声、フルートと通奏低音のためのモテット ドミニク・ヴィス(カウンターテナー) ミシェル・ラプレニ(テノール) フィリプ・カントール(バス) ワルター・ファン・ホーヴェ(フルート) クリストフ・コワン(チェロ)、他 録音:1979年11月(1,2)、1981年5月(3)Disc2(46:45)1. 歌劇『アクテオン』 H.481 ドミニク・ヴィス(カウンターテナー/アクテオン) アニェス・メロン(ソプラノ/ディアーヌ) ヒルメット・ロラン(メゾ・ソプラノ/ジュノン)、他2. 『強制結婚』と『エスカルバーニャ伯爵夫人』 H.494 序曲 ドミニク・ヴィス(カウンターテナー) ミシェル・ラプレニ(テノール) フィリップ・カントール(バリトン) 録音:1982年4月Disc3-5(61:08, 59:01, 61:06)● 歌劇『メデ』 H.491 ジル・フェルドマン(ソプラノ/メデ) ジル・ラゴン(テノール/ジャゾン) ジャック・ボナ(バス/クレオン) ゾフィー・ブーラン(ソプラノ/ネリーヌ) アニェス・メロン(ソプラノ/クレウス) フィリップ・カントール(バリトン/オロンテ)、他 録音:1984年4月、ヴェルサイユ宮劇場Disc6(48:41)1. 聖ペテロの否認 H.424 アニェス・メロン(ソプラノ/オスティアリア) モニク・ザネッティ(ソプラノ/アンキッラ) ドミニク・ヴィス、ジェラール・レーヌ(カウンターテナー)、他 エリザベス・マティファ(バス・ヴィオール) イヴォン・ルペラン(チェンバロ) エリック・ベロ(テオルボ)2. 四旬節のための瞑想 H.380-389 ドミニク・ヴィス、ジェラール・レーヌ(カウンターテナー) イァン・ハニーマン、ミシケル・ラプレニ(テノール) フィリップ・カントール、フランソワ・フォシェ(バス) エリザベス・マティファ(バス・ヴィオール) イヴォン・ルペラン(チェンバロ) エリック・ベロ(テオルボ) 録音:1985年4月Disc7-8(60:16, 62:19)● 歌劇『ダヴィデとヨナタン』 H.490 ジェラール・レーヌ(カウンターテナー/ダヴィデ) モニク・ザネッティ(ソプラノ/ヨナタン) ドミニク・ヴィス(カウンターテナー/女予言者) ジャン=フランソワ・ガルデイユ(バス/サウル) ジャン=フランソワ・フシェクール(テノール/ヨアベル)、他 録音:1988年6月 レザール・フロリサン(器楽&合唱) ウィリアム・クリスティ(指揮、チェンバロ、オルガン)
出荷目安の詳細はこちら商品説明古典派時代に命脈を保ったガンバの味わいを際立たせるチェロ17世紀の終わりにかけて音楽シーンの表舞台から徐々に姿を消していったヴィオラ・ダ・ガンバですが、この楽器が18世紀後半まで偏愛されていた地域もヨーロッパ各地にありました。このアルバムで聴けるのは、そうした地域で古典派の時代になお活発に作曲されていたガンバ音楽のうち、同じ中低音の弓奏弦楽器であるチェロとの二重奏として仕上げられた作品の数々と、2023年が生誕300年となるアーベルの無伴奏曲。 使われているガンバはアーベルが活躍したロンドンで18世紀初頭に活躍しチェロも製作していたバラク・ノーマンによるオリジナル楽器で、ヴィクトール・テペルマンはこれを18世紀末に高い名声を誇ったダッド一族による弓(こちらも1800年頃のオリジナル)で演奏。ガンバ特有の伸びやかな妙音を素早いフレーズでも巧みに弾きこなし、カンタービレの味わいも豊かに引き出します。アーノンクールとビルスマに師事したゲルハルト・ダルムシュタットが弾くチェロも、低音伴奏にもなればガンバと対等なデュオ・パートナーとしても立ち回り、微妙な音の違いからくるコントラストをたっぷり楽しませてくれます。ハイドンやエステルハージ侯爵との関係でも知られるボッケリーニ世代のガンバ奏者ハンマーの作品に聴く歌心も、大バッハの末男ヨハン・クリスティアンとの共演で知られたアーベルの流麗と深遠を兼ね備えた作風も、ドイツと英国をまたにかけて活躍したリドル(リーデル)の作品のみずみずしい響きも、知らずにいては惜しい魅力的な音世界ばかりです。(輸入元情報)【収録情報】● フランツ・クサヴァー・ハンマー[1740-1817] or アンドレアス・リドル[c.1750-c.1788]:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのためのソナタ ニ長調● カール・フリードリヒ・アーベル[1723-1787]:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのアダージョ ニ短調● アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバと低音部のためのソナタ ホ短調● アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのための二重奏曲 ニ長調● ハンマー:アダージョ(ヴィオラ・ダ・ガンバと低音部のためのソナタ イ長調より)● アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのアレグレット イ長調● リドル:ヴィオラ・ダ・ガンバとチェロのためのソナタ第2番ハ長調● アーベル:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのアダージョ ニ長調● アーベル:ヴィオラ・ダ・ガンバと低音部のためのソナタ ト短調● モーツァルト[1756-1791]/編曲者不詳:無伴奏ヴィオラ・ダ・ガンバのためのアリア『この神聖な殿堂に』(歌劇『魔笛』 K.620より) ヴィクトール・テペルマン(ヴィオラ・ダ・ガンバ) 使用楽器:ロンドンのバラク・ノーマン1722年製のオリジナル楽器 ゲルハルト・ダルムシュタット(チェロ) 使用楽器:アルトヴィシュテットのラインハルト・オッセンブルンナー1986年製 *五弦チェロのようですが明記がありません(輸入元情報) 録音時期:2023年3月14-17日 録音場所:バンベルク、Cavalli Recordsスタジオ 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明「スウェーデン音楽の父」ルーマンの無伴奏作品集ビオンディがいつくしむように豊かな響きで奏でるバロックの巨匠の音楽2024年2月に単独で来日してバッハの無伴奏を各地で演奏、その豊かな歌と音色で日本の聴衆に深い感動をあたえたビオンディ。バッハの無伴奏全曲のCD(2020年6月録音)に続き、無伴奏ヴァイオリン作品を録音しました。今回は、バロック期のスウェーデンの作曲家にして名ヴァイオリン奏者、ルーマンの作品集です。 ビオンデイは折に触れ、演奏会のアンコールなどでルーマンの作品を演奏し、そのたびに聴衆から非常によい反応があることもあり、今回録音のはこびとなったそう。「Assaggio」はイタリア語で「味(趣味など)」の意味ですが、これらのルーマンの作品は「ファンタジー」ともいえる、特定の作品カテゴリーに分類したがいもの。瞑想的なハ短調 BeRI 310、舞曲のような様相かつ超絶技巧もみられるハ長調 BeRI 303など、ルーマンのイマジネーションの豊かな結晶のようなそれぞれの楽曲をビオンディはいつくしむように弾いており、聴き手の心と耳に実にやさしくしみわたるようです。 ルーマンは王宮ヴァイオリン奏者の息子として生まれ、ヴァイオリンとオーボエに親しみ、7歳で宮廷でヴァイオリンを演奏して絶賛されました。最初は無償で楽団で演奏、1711年から報酬が与えられるようになります。留学を許され、1715年頃ロンドンで過ごし、ヘンデル(通奏低音) やジェミニアーニ(ヴァイオリン) からも指導を受けました。現地でヘンデルのオペラの楽団員として仕事もし、おそらくは『水上の音楽』の演奏にも参加したとのことで、その実力は相当なものであったことがうかがわれます。自国でも、フレドリク1世の国葬のための音楽や、新しい王と女王の戴冠式の音楽を書くなど重要な地位の音楽家で、「スウェーデン音楽の父」とも称されます。(輸入元情報)【収録情報】● ルーマン:無伴奏ヴァイオリンのためのアッサッジョ・ハ短調 BeRI 310・ト短調 BeRI 320・ロ短調 BeRI 324・ニ短調 BeRI 311・ハ長調 BeRI 303・イ長調 BeRI 301・ト短調 BeRI 314 ファビオ・ビオンディ(ヴァイオリン) 録音時期:2023年3月20-22日 録音場所:アカデミア・モンティス・レガリス財団ギスリエリホール 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明1737年製の銘器トロイトマン・オルガンでバッハを弾く!鈴木雅明によるバッハのオルガン作品集第4弾は、オルガン小曲集から26曲、前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543、そして前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.549!SACDハイブリッド盤。鈴木雅明のJ.S.バッハのオルガン作品集第4弾は、ドイツのオルガンビルダー、クリストフ・トロイトマン[1674-1757] が製作した歴史的楽器を演奏。前奏曲とフーガ イ短調 BWV.543、同ハ短調 BWV.549、そして46曲(異稿BWV.634を除くと45曲) からなるオルガン小曲集の第1弾として26曲(BWV.599〜BWV.624) を収録しております。 ドイツ、ゴスラー近郊のグラウホフの聖ゲオルク教会に据え付けられたトロイトマン・オルガンはバッハ時代の現存する最も重要な楽器のひとつ。1734年から1737年にかけて製作、据え付けられ、以後、修復を重ねながらもオリジナルに忠実な状態で現在もその音色を聴くことができます。卓越した質の高さで知られ、輝かしく透明な響きが最大の魅力。鈴木雅明はこの銘器の色彩豊かなパイプの音色を巧みに組み合わせ、見事な演奏を聴かせてくれます。 このアルバムに収録したオルガン小曲集は『待降節のためのコラール』『クリスマスのためのコラール』『クリスマス、新年、祝日のためのコラール』『受難節のためのコラール』の26曲。教会暦に沿ったこれらの作品は各曲1、2ページの短い作品ながらそのどれもが美しく、聴き手の心に響く名作です。鈴木雅明の卓越した演奏をご堪能ください。 演奏の素晴らしさはもちろんのこと、「BIS」の技術陣による録音であることも注目。SACD層は5.0 Surround soundで収録されており、臨場感あふれる名演奏をお楽しみください。(輸入元情報)【収録情報】J.S.バッハ:● 前奏曲とフーガ イ短調 BWV.5431. 前奏曲2. フーガ● オルガン小曲集より待降節のためのコラール3. いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV.5994. 神よ、汝の慈悲によりて BWV.6005. 主キリスト、神のひとり子 BWV.6016. 全能の神を誉めまつれ BWV.602● オルガン小曲集よりクリスマスのためのコラール7. みどり子ベツレヘムに生まれたり BWV.6038. 誉められよ、イエス・キリスト BWV.6049. かくも喜びあふれる日は BWV.60510. 高き天より、われは来たれり BWV.60611. 空から天使の群れが来たりて BWV.60712. 甘い喜びのうちで BWV.60813. 神を誉めまつれ、キリストの徒よ、もろともに BWV.609● 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV.54914. 前奏曲15. フーガ● オルガン小曲集よりクリスマス、新年、祝日のためのコラール16. イエスよ、わが喜び BWV.61017. 今やキリストを誉めるべし BWV.61118. われらキリストの徒は BWV.61219. 神の恵みを共にたたえん BWV.61320. 古き年は過ぎ去りぬ BWV.61421. 汝にこそ喜びあり BWV.61522. 平安と喜びのうちでわれ逝かん BWV.61623. 主なる神よ、いざ天の扉を開きたまえ BWV.617● オルガン小曲集より受難節のためのコラール24. おお、罪のない神の仔羊 BWV.61825. キリストよ、汝、神の仔羊 BWV.61926. キリストはわれらに至福を与え BWV.62027. イエスが十字架にかかりしとき BWV.62128. おお人よ、汝の大いなる罪を嘆け BWV.62229. われら汝に感謝す、主イエス・キリストよ BWV.62330. 神よ、われを助けて成し遂げさせたまえ BWV.624 鈴木雅明(オルガン/クリストフ・トロイトマン、1737年製作) 録音時期:2022年8月12-17日 録音場所:ドイツ、グラウホフ、聖ゲオルク教会 録音方式:ステレオ(DSD/セッション) SACD Hybrid CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND プロデューサー&サウンド・エンジニア:ハンス・キプファー(Take5 Music Production) エディティング&ミキシング:ハンス・キプファー エグゼクティヴ・プロデューサー:ロバート・サフ BIS ecopak
出荷目安の詳細はこちら商品説明ヴィルヘルム・フリーデマン・バッハの勇壮なポロネーズ集!ヨハン・ゼバスティアン・バッハの長男であり、彼が持つ才能を最大限に注ぎ込んで教育し、当時のもっとも熟練した鍵盤楽器奏者、即興演奏家、作曲家へと成長したヴィルヘルム・フリーデマン・バッハ。 サティやモンポウ、ケージやフェルドマン、自作など、近現代の傑出したアルバムをリリースしてきたイタリアのベテラン・ピアニスト兼作曲家、ジャンカルロ・シモナッチが贈る、W.F.バッハのポロネーズ集。大バッハの『平均律クラヴィーア曲集』の構造と調整の順序を反映した『12のポロネーズ』は、ポーランドの威厳や壮麗さと高貴さを内包しており、非常に快活で自発的な長調の曲と、対照的に抒情的で洗練された短調の曲が交互に配置されています。 ボーナス・トラックとして、伝W.F.バッハの小品も収録。W.F.バッハは父親の作品を自作と偽ったり、逆にW.F.バッハの作品がJ.S.バッハ作として紹介される等、真作不明の問題が残されています。(輸入元情報)【収録情報】● W.F.バッハ:12のポロネーズ F12(ボーナス・トラック)● W.F.バッハの作とされる4つの小品(マーティン・グレイソン編集) メヌエット ト長調 ブレ ロ短調 メヌエット ニ短調 アレグロ ト短調 ジャンカルロ・シモナッチ(ピアノ) 録音時期:2023年 録音場所:イタリア 録音方式:ステレオ(デジタル)
出荷目安の詳細はこちら商品説明実力派古楽器プレイヤー続々! 多様な音色で浮かび上がるバッハの真意少年時代からオルガンに親しみ、17世紀ドイツの先人たちの語法を咀嚼吸収しながら、後年さまざまな音楽様式を身につけ、多声音楽の大家となっていったバッハ。その作曲技法の集大成ともいえる『フーガの技法』は、楽譜上に演奏楽器の指定がなされていない音楽理論的作品でありながら、実演を通じても多くの人の心を捉えて離さず、いろいろな楽器編成で披露されてきました。楽譜が未完のまま残された理由はしばしば作曲家自身の死と結び付けられてきましたが、実際にバッハの筆が途絶えたのは1749年秋、つまり彼が亡くなる9ヵ月も前のこと。歿後まもなく次男C.P.E.バッハや音楽理論家=作曲家マールプルクが出版した楽譜は、それぞれ多くの点で自筆譜との違いが指摘されています。 20世紀以来、世界的に知られた古楽器プレイヤーを多く輩出してきたオランダ語圏を活躍拠点とするブラジル出身のリコーダー奏者イネシュ・ダヴェーナと古楽鍵盤奏者クラウディオ・ヒベイロは、彼らと同じく欧州古楽シーンで多忙な活動を続ける名手たちとともに、現存する関連楽曲まで含めバッハの自筆譜に準拠し曲順を再構成した『フーガの技法』を提案。彼らはあえて第1曲をチェンバロ独奏で聴かせたあと、曲ごとの個性をふまえて楽器を選びつつ、声部ごとに別々の楽器を使い、多声の絡みを明瞭に浮かび上がらせます。曲によっては副題を添え、彼らが読み取った曲の性質をわかりやすく伝える試みも。楽器それぞれの味わい深い響きと相まって、この難渋ともいえる曲集が驚くほど親しみやすく感じられる充実録音。 自身もバロック・ヴァイオリン奏者としてのキャリアを持つ俊才技師ライナー・アルントによる、名手それぞれの演奏の妙をよく伝えるエンジニアリングも光ります。(輸入元情報)【収録情報】● J.S.バッハ:フーガの技法(1749 未完)〜古楽器アンサンブルによる自筆譜に基づく演奏1. Contrapunctus BWV 1080/1 コントラプンクトゥス12. Contrapunctus BWV 1080/3 コントラプンクトゥス33. Contrapunctus BWV 1080/2 コントラプンクトゥス24. Contrapunctus BWV 1080/5“In stile antico” コントラプンクトゥス5「擬古様式で」5. Contrapunctus BWV 1080/9“Spiritoso” コントラプンクトゥス9「スピリトーゾ」6. Contrapunctus BWV 1080/10a“Es ist ein Ros entsprungen” コントラプンクトゥス10a「一輪のバラが咲き」7. Contrapunctus BWV 1080/6“Ouverture” コントラプンクトゥス6「フランス風序曲」8. Contrapunctus BWV 1080/7“Memoria” コントラプンクトゥス7「記憶」9. Canon in Hypodiapason BWV 1080/15 八度のカノン10. Contrapunctus BWV 1080/8 コントラプンクトゥス811. Contrapunctus BWV 1080/11 コントラプンクトゥス1112. Canon(BWV deest)“Contemplatio” カノン「熟考」13. Contrapunctus BWV 1080/12,1 コントラプンクトゥス12-114. Contrapunctus BWV 1080/12,2 コントラプンクトゥス12-215. Contrapunctus BWV 1080/13,1 コントラプンクトゥス13-116. Contrapunctus BWV 1080/13,2 コントラプンクトゥス13-217. Canon al roverscio et per augmentationem BWV 1080/14 反行形および拡大によるカノン18. Fuga BWV 1080/18,1“La Rameau” フーガ「ラ・ラモー」19. Fuga BWV 1080/18,2“La Rameau alio modo” フーガ「ラ・ラモー(別の手法で)」20. Fuga BWV 1080/19“Ewige Wiederkunft” フーガ「永劫回帰」 1/6 コンマ・ミーントーン A=415Hz ニュー・コレギウム(古楽器使用) サラ・デコルソ(ヴァイオリン) バディアロヴァ朋絵、バルバラ・コンラート(ヴィオラ) レベッカ・ローゼン(チェロ) アンナ・ラツヘージ(ヴィオラ・ダ・ガンバ) イネシュ・ダヴェーナ(リコーダー) タミ・クラウス(フラウト・トラヴェルソ) ダニエル・ランティエ(オーボエ、オーボエ・ダ・カッチャ) ジェイミー・セイヴァン(木管コルネット) マテイス・ファン・デル・モーレン(アルト&テナー・トロンボーン) ヨースト・スヴィンケルス(テナー&バス・トロンボーン) ヴァウテル・フェルスヒューレン(ファゴット) クラウディオ・ヒベイロ(チェンバロ、指揮) 録音時期: 2022年10月6-8日 録音場所:オランダ、スヒーダム、ヴェストフェスト90 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
出荷目安の詳細はこちら商品説明トッカータとフーガやシャコンヌをギターでJ.S.バッハ:ギター音楽ルイージ・アッタデーモ (ギター)平均律の前奏曲に始まり、トッカータとフーガ、シャコンヌ、ゴルトベルク変奏曲のアリア、G線上のアリア、ラルゴ、ガヴォット、シチリアーノなどバッハの有名曲で構成されたアルバム。 「主よ人の望みの喜びよ」ではリパッティの録音を念頭に置いて演奏したとか、トッカータとフーガの弦楽器的な書法はギターに向いているなど、演奏者自身によるライナーノートは興味深い内容です。▶ Brilliant Classics 検索 作品情報バッハは自身の作品も他人の作品も数多く編曲し、自身の関わる民間団体「コレギウム・ムジクム」などでのコンサートで使用するなど編曲に積極的でした。 凄惨な三十年戦争 [1618-1648]やスウェーデン戦争、疫病大流行の影響もあってバッハ時代のドイツ諸国は人口も経済も弱含みで、当時南欧で広まっていたバロック・ギターも普及していません。 しかしバッハはリュートのための作曲や編曲はおこなっていたので、もしギターと出会っていたら大いに刺激を受けていたことでしょう。などと思わせるのがこのギター・アルバムで、バッハの名旋律がギターでしっとりと弾力を伴って表現されるのはなかなか魅力的です。 演奏者情報◆ ルイージ・アッタデーモ (ギター)1972年、ナポリ生まれ。ギタリストで作曲家のアンジェロ・ジラルディーノに師事。哲学科も卒業し、音楽解釈に関する論文を執筆、やがて同テーマの書籍として出版。ジュネーブの国際音楽コンクール (CIEM) (1995年)をはじめ、国内外のコンクールで入賞。以後、ソロと室内楽の両方で活動。 アンドレス・セゴビア財団 (スペイン、リナレス)のアーカイヴに収蔵されている手稿の目録を作成するかたわら、ジャウマ・パヒサ、アレクサンドル・タンスマン、ガスパル・カサドなどの重要な作曲家の知られざる作品を発見し、これらの作品のいくつかを世界初録音。 アッタデーモはヴィオラ奏者のシモーネ・グラマーリアとの室内楽にも取り組んでおり、パガニーニに捧げたアルバムを録音したほか、ヘンツェの「エル・シマロン」やアレッサンドロ・ソルビアティのギターとオーケストラのための協奏曲といった現代作品も演奏。 CDはこれまで、Brilliant Classics、Da Vinci Classics、Amadeusなどから発売。 トラックリスト (収録作品と演奏者)ヨハン・ゼバスティアン・バッハ [1685-1750]ギター音楽 (アッタデーモ編曲、BWV.147のみデイヴィッド・ラッセル編曲)1. ◆ 前奏曲 (無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV.1007より) [2:27]2. ◆ トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 [9:27]3. ◆ シャコンヌ (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より) [13:32]4. ◆ アリア (ゴルトベルク変奏曲 BWV.988より) [4:00] 5. ◆ アリア (管弦楽組曲第3番ニ長調 BWV.1068より) [4:19]6. ◆ ラルゴ (協奏曲ヘ短調 BWV.1056より) [2:34] 2.7. ◆ ガヴォット (無伴奏チェロ組曲第6番ニ長調 BWV.1012より) [3:22]8. ◆ ガヴォット (無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第3番ホ長調 BWV.1006より) [3:04]9. ◆ シチリアーノ (無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調 BWV.1001より) [2:59]10. ◆ シチリアーノ (フルート・ソナタ 変ホ長調 BWV.1031より) [2:29]11. ◆ 主よ人の望みの喜びよ BWV.147 [3:09] ルイージ・アッタデーモ (ギター) 録音:2022年3月21、22日、イタリア、クレーマ サウンド・エンジニア マルコ・ターイオ ギター:アントニオ・エミリオ・パスクアル・ヴィウデス (1927年) Track listJohann Sebastian Bach 1685-1750Guitar MusicSIDE A [29:29]1. Preludio from Cello Suite No.1 in G BWV1007 * [2:27]2. Toccata and Fugue in D minor BWV565 * [9:27]3. Ciaccona from Violin Partita No.2 in D minor BWV1004 * [13:32]4. Aria from Goldberg Variations BWV988 * [4:00]SIDE B [22:02]1. Aria from Suite No.3 in D BWV1068 * [4:19]2. Largo from Concerto for Harpsichord & Strings in F minor BWV1056 * [2:34]3. Gavotte from Cello Suite No.6 in D BWV1012 * [3:22]4. Gavotte en rondeau from Partita No.3 in E BWV1006 * [3:04]5. Siciliano from Violin Sonata No.1 in G minor BWV1001 * [2:59]6. Siciliano from Flute Sonata BWV1031 * [2:29]7. Chorale-Prelude “Jesu bleibet meine Freude” BWV147** [3:09]* transcribed by L. Attademo** transcribed by David RussellLuigi Attademo guitarRecording: 21 & 22 March 2022, Crema, ItalySound engineer: Marco TaioGuitar: Antonio Emilio Pascual Viudes, 1927