トンガ王国の〈経済〉実践 比嘉夏子 京都大学学術出版会ゾウヨ ト フルマイ ノ ジンルイガク ヒガ,ナツコ 発行年月:2016年03月 ページ数:239p サイズ:単行本 ISBN:9784814000241 比嘉夏子(ヒガナツコ) 1979年生まれ。
■京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程満期退学。
■博士(人間・環境学)。
■専門は人類学で、ポリネシアにおける経済実践、身体的相互行為などを研究テーマとする。
■現在、日本学術振興会特別研究員(PD)/国立民族学博物館外来研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 “ふるまい”としての“贈与”/第2章 トンガの生活世界/第3章 モノを“ふるまう”ー手放すことの意義/第4章 貨幣を“ふるまう”ー宗教贈与の盛大さ/第5章 踊りと共に“ふるまう”ー貨幣と身体/第6章 道化として“ふるまう”ー笑いの創出/第7章 所有という“ふるまい”の困難さ/第8章 “ふるまい”とそれを覆う認知環境/第9章 “ふるまい”に満ちた社会 伝統と近代が混交するなかで社会関係を動かす「ふるまい」はいかに実践されるか。
■贈与とは、単にモノを与えることではない。
■モノとその場の状況に即した「ふるまい」とが組みあわさってこそ、贈与が立ちあがる。
■トンガの人びとは日々さまざまに「ふるまい」ながら、互いにそれを注視し、関係を維持する。
■詳細なフィールドワークに基づいて、「モノ」と「ふるまい」の絡み合いが駆動する社会経済を描きだす。
■ 本 人文・思想・社会 民俗 風俗・習慣 人文・思想・社会 民俗 民族学......._..............