日本橋の金物問屋「伊勢公一商店」は、吉井本家の吉井町の中野屋と江戸時代より長年に渡り取引をしていた。
■明治30年頃、最後まで残った中野屋も火打ち金の生産を終え、富岡に移り、「鍛冶政」を開店し野鍛冶に転向した。
■それ以来、「伊勢公一商店(伊勢屋)」は商標権・販売権を譲渡され自らが「吉井本家」の商標で生産販売に乗り出し今でも生産を続けている。
■現在は4代目の牧内和正氏が、墨田区で、一人で事業を継承している。
■江戸時代は火打金職人が手造りで一つひとつ「たたき・鍛造」、「焼き入れ」てつくっていましたが、今は野鍛治の職人はいても火打金職人はいないためプレスで切り抜き加工をしています。
■しかし原料となる鉄だけは、炭素鋼の鋼ではなく軟鉄の浸炭で焼入れで製鉄されています。
■ 下の写真は伊勢公一商店の焼き入れ用の炉です。
■ ・詳細画像 / スペック セット内容 ・吉井本家の火打金4号×1枚入り .............._..............